4.「時と間のフレイア」
時と間のフレイア
あらすじ
青年アシュトンはアフリカに住むという怪物「ジェヴォーダンの獣」を倒すため、ハンターとしてチンドロッシという町に向かう……というお話。
主人公のアシュトン自体にはなにやら過去がありそうですが、それはのちのち明らかになるだろう……みたいな書き方で、結局書かずに終わってしまいました。なので、彼に何があったのかはご想像にお任せすることになるでしょう……。
世界観は白黒、翡翠続きの荒廃した世界が舞台となります。なので、前作の物語の情報があると、ちょっとは繋がりが分かるかもしれません。書いた順に並べると「白黒」→「翡翠」→「時間」→「夢現」の順番に書きました。夢と現のアリスと公開が前後したのは、以前までアリス単体で公開していたからなのですが、それ以上にあまりこの物語には自信がないといいますか……面白いのかな……みたいな感じで、公開するまでに少し時間がかってしまった代物です。
物語の根幹はクトゥルフ神話のなかでも有名なあのワンコが出てくる系です。「マレウス・モンストロルム」という超便利な魔法の書物に書かれた「ミゼーア」に創作意欲が刺激されて書いてしまったような思い出があります。相変わらず戦闘がシーンが多いため、ラブクラフト的なクトゥルフ神話を求める人にはちょっと合わないかもしれません。いつかああいうガチガチのクトゥルフ神話、書けるようになりたいです。
実は最近になって「時と間のフレイア」という題名を変えたのは内緒です。