voice2 少しの友情の歌
愛が来て2日目。
愛が通うことになった高校は歌島高校。
そして愛はその高校で新しい高校生活を送ることになる。
<職員室>
「初めまして藤本さん、あなたの担任の牧田姫です。よろしくね。」
「初めまして藤本愛です、よろしくお願いします。」
「んじゃあ、教室に行きましょう。」
「はい。」
2人は廊下を歩いていた。
「藤本さんは、昔住んでいたところは友達いた?」
「いません。友達なんか・・・」
「そうだったの、大丈夫すぐに友達ができるわ。」
「はい・・・」
(友達なんかいらない。そんなの絶対裏切られるけよ。)
<教室>
「はい、席について、新しいクラスメイトを紹介します。入ってきて。」
ガラガラ
カキカキ
「藤本愛さん。昨日からこの歌島に住んでいます。挨拶を。」
「藤本愛。よろしく。」
「席はあそこよ。」
「何なのあの子、暗いわね。」
「よ。藤本。」
「藤田か。よろしく。」
「皆さん藤本さんが困っていたら助けてあげてね。」
「「「はーい」」」
<昼食>
「あれ、藤本さんは?」
「いないわね・・・あの子って何なんだろ?人と関わりたくないっていうオーラが・・・」
愛は一人でご飯を食べようとしていたら・・・
「よ!藤本!一緒に食べようぜ。」
「何であんたがいるのよ。一人で食べたいの。」
「いいじゃねえかよ。」
「ほっといて。」
「わりい。」
「あたし、向こう行くから。」
愛は別の場所で食べた。
「何してるのよ、空。藤本さんかわいそうじゃない。」
「俺も雪に同感だな。」
「悪かったよ。」
「なんかあいつ、本当は一人が嫌じゃねえかって思うんだ。」
「何で?」
「あいつ人といるの避けてるんじゃねか?もしかしたらなんかあったのかもしれないな。」
「確かに、空の言うことは分かるわ。今日藤本さんと一緒に帰ってみるわ。」
「頼む。」
<放課後>
「藤本さん一緒に帰らない?」
「いいけど・・・」
「そうだ、いい場所に連れて行ってあげる。」
「いいの?」
「うん、藤本さんは私の友達だもん。」
「あ、ありがとう。」
<数分後>
「ここよ。」
「灯台!?」
「そうよ。ここの景色が見えるから私は好きなの。」
「そうなんだ・・・」
「何かあった?」
「ごめんなさい。まだ言えない。」
「何かあったら言ってきて。いつでも力になるわ。」
「ありがとう。神山さん。」
「神山さんはなし!雪ね!」
「ありがとう。雪ちゃん。」
「どういたしまして。」
女子同士の友情が少し芽生えた。




