voice1 出会いの歌
新連載はじめました。
不定期連載になるかもしれませんがよろしくお願いします。
歌って何?
友達って何?
親友って何?
わからないものばかり。
答えは見つからない。
人なんて所詮裏切る生き物
誰も認めてくれない。
だから人なんか信じない。
あたしは人と歌と笑顔は大嫌いなんだから・・・
あたしは藤本愛。高校1年生になる。
あたしはこれから「歌島」ってところに住む。
その島は人口は少ない。だから住みやすいと思い引っ越してきた。
そう・・・誰ともかかわらずに・・・
あたしは船から降りて海辺に向かった。
「ここの海綺麗。ここの海で最後の歌を歌おう。」
あたしはそう思い歩いていた。
その一方である少年少女が海辺に来ていた。
「あそこに人がいるぞ!雪、秀。」
「新しい住人さんかな?ねえ、秀。」
「多分そうだろう・・・」
その時歌声が聞こえた。
「悲しみが終わるのなら世界が終わってしまえばいい。悲しみが少しでも消えるのなら世界を終わりにして。」
少年たちは聞いていた。
「すごいせつんくて、でも綺麗な歌声なんだ。」
「そうね。綺麗だね。」
「ああ。」
「行ってみようぜ!」
「えっちょっと。」
「仕方ないな。」
少年達は愛のいるところに向かった。
「すいません。あんたあたらしい住人か?」
「ええ、そうですけど・・・」
「そうか、さっきの歌うまかったぜ。もう一回歌ってくれねえか?」
「嫌よ。歌なんか大嫌いなんだから。」
「なんで?」
「いいじゃない。ほっといて。」
「悪かった。」
「いいわよ。あたしも少し言い過ぎたわ。」
「あんた、名前は?」
「藤本愛。高1よ。あなたは?」
「俺は藤田空。あんたと同じく高1だ。よろしく。」
「よろしく。藤田。そこの2人は?」
「初めまして、神山雪って言います。このバカ男の幼馴染です。
高1です。よろしくね。藤本さん。」
「俺は神田秀。高1、よろしく。」
「よろしくね、神山さん、神田。」
この少年藤田空が少女藤本愛の運命を変えることには誰もまだ知らない。
そう、出会いの歌が始まった。
駄作ですがよろしくお願いします。