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カオスマインの魔女 共通1
数々の王国を奪い領地を拡大したカオスマイン帝国。
取り込んだ国の一つ、旧ブルーム王は贅の限りを尽くし、下層へ目を向けることがなかった。
苦しむ人間を見下ろして、遊興に勤しむ塵。ブルーム王は不要な人間であろう。
そして傲慢にもドラグノアは神の代行を名乗りブルーム王を切り捨てた。
『ラトワルズ、余は間違えたか?』
『父上……いえ、皇帝陛下のなさったことは正しいと思います。
自分の欲のために政治を疎かにする王など要りますまい』
『そうか』
皇帝ドラグノアは一人息子のであるラトワルズ皇子に旧ブルームである新生ダークブルム国王の座を与えた。
若くして王となったラトワルズは父譲りのカリスマと高貴な母譲りの高潔さで国を繁栄させる。




