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世界の縮図  作者: 滝革患
12/14

所謂ヴァンパイアの館にて 共通1


「入って入って~」


今作の主人公リリスは友人のマリエとともにボーイフレンドのルシルの家にやってきた。

彼の実家は近代には珍しく爵位制度のある国。


「友人か、よく参られた。歓迎するぞ」

「あれがお屋敷の当主……噂に違わぬ美形だわ、そう思わない?」


美形といいながら、マリエは顔より月間誌の吸血鬼特集を見ている。

彼女は留学生で例のごとくオカルトマニアだ。


「そんなにヴァンパイアが気になる?」

「そろそろ日本へ帰ることだし、土産話になるからよ」


この屋敷の主エルワイス・ラッシュワードはヴァンパイアの末裔という噂がある。

白い肌と鋭い牙、というのは皆が知る常識。

近年では類似する病気を持つ人がいることで、脚色したおとぎ話という説が濃厚。

ファンタジー満載の怪物はとうの昔に絶滅していることだろう。

……毎日といっていいほど語られて、こういう知識がついてしまった。


「こういうのは、いざってときに役立つのよ」


ほかの皆が知っていることを学ばなくていい。自分にしかできないことを極める。

これは協調を重んじる日本人らしくない教育だと思う。


「マリエの周りは特殊だったのかしら?」


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