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所謂、田舎にあるラボ 共通1
留学先から帰国したばかりの少女は思い出す。友人の屋敷には本物の吸血鬼がいたことを。
「でもそれは今回の件に関係ないわね!」
これから始まるのは田舎のオカルトツアーなのだから。
「ここが噂の墓ね」
「はやく家行こうぜ」
少女マリエ、17歳の学生。両親は研究者。
忙しい親に代わり、夏休みは従兄が毎年田舎の祖母の家に連れて行ってくれる。
「あ、そういえばこの前……部長の奥さんが宇宙人見たってさ」
「え、いいなー! なんで私はUFO見られないの!?」
「そういうのは、見たい人のところに現れないっていうじゃない?」
所謂オカルト大好き女子だが、一度もUFOや幽霊を見たことがない。
クラスメイトのマナトくんが慰めてくれた。




