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M60E4

M60E4機関銃マシンガンはアメリカがベトナム戦争に投入した。

7・62ミリ弾を使うこの機関銃は分隊支援火器として長く使われた、映画の乱暴ランボーにも登場し、たすき掛けした弾帯が印象に残る。

インクブの使っているのはE4と呼ばれるタイプの短銃身型でハンドガードの下にキャリングハンドルが付き、背中のバックパックからレールに沿って500発の7・62ミリ弾を一度に発射できる。

インクブは3発に1発曳光弾を混ぜた弾帯で、光をトレースしながら腰だめで撃ちまくる。


まさに映画の乱暴ランボーさながらである、500発を撃ち終わる頃には敵の姿はほとんど無かった。

皮の耐熱手袋をはめて、銃身を交換して新しい500発入りのバックパックと交換すると、正門の方からディーゼルエンジンの音が聴こえてきた。


「…始まったな…」


インクブはM60E4を構えると、そのまま逃げ出す者が出ないように、仁王立ちで見張る。

まさに黒い仁王像そのものだった。

それを見てイザベラとユリアナが。


「………地獄の番人か?…あやつは…」


そう言うイザベラの隣で両手を頬に当てたユリアナが。


「………あかん………惚れてまう………」


そう言って、キラキラした目を、黒い仁王像に浴びせていた、それを見てイザベラが。


「………やっぱり男はフロンティア伯見たいに…色気が無いと………」


そう言いつつ遠い目をし出したイザベラと身体をくねらせながら、熱視線をインクブに当てるユリアナに、周りの兵士達から生暖かい視線が送られていた。




城の正面扉は既に穴だらけだった、頃合いかとボーヴァンことグッドは判断すると


「破砕車両を出せ!…扉を開けるぞ!!」


そう指示を出すと破砕車両に改造したホイールローダーが前に出る。


飛んでくる弓矢を分厚いガラスが弾き飛ばすと、破砕車両ホイールローダーはバケット部分を扉に当てて押しだす。


既に穴だらけの鉄の格子と分厚い木の扉はバラバラになった。

さらに穴を広げる為にバックした突撃車両ホイールローダーに中で待機していた巨大弩級バリスタから矢が放たれる。


巨大は弓はバケット部分に当たると跳ね飛んだ。


「…!…舐めるな…ゴラァ!!」


突撃車両バリスタ運転手オペレーターはバケットを上に上げると、そのまま突撃する。


バリバリと音を立てて突撃車両ホイールローダーは中に突っ込むと中庭に置いてある巨大弩級バリスタをバケットで押し込んで破壊する。


そのまま中庭に入って暴れて出した突撃車両ホイールローダーに、ブロッケン領兵達が気を取られている間に、正面扉から開拓地フロンティア領兵が中に侵入する。





外からの銃声と破壊音に変態カール候は身を縮ませていた。


「………なんでこうなった?…なんで?………」


そう言うと、手持ちの宝石などの金目の物を袋に入れると、馬を繋いでいる厩舎に向かう。

下男に鞍を付けさせて、馬に乗ろうとした途端に厩舎の角から開拓地フロンティア領兵が迫って来た。


「…!…糞がぁ!!」


そう言うと馬に乗って駆け出すと城壁の内側を走り出す。

そして穴の開いている場所を見つけると、外に飛び出した。


インクブは馬の駆ける音が近づくと手にした機関銃(M60E4)を構える、やがて穴から馬が飛び出してくると、馬を狙って7・62ミリ弾を叩き込んだ。


ガガガガガっと音がすると馬が前転しながら倒れて、乗っていた音が振り落とされて、地面に落下すると


「…グァッ!!」



っと声を出してそのまま気絶した。


インクブがそのまま撃とうとすると。


「…!待て…!!…待ってくれ」


そうイザベラが言うと倒れてる男を確認すると。


「………変態カール候だ………」


そう聞くとインクブは部下に。


簡易手錠タイラップをかけろ、手当はいい。


それを聞いてユリアナが


「………死ねば良いのに………」


そう言うと、冷たい目線で変態カールを見ていた。

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