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サービスエリア(SA)

数台の四輪駆動ハイラックスに乗って街道をひた走る、フロンティアシティまでの道には途中からアスファルトに変わってスピードが上がったのだが、問題が発生した


「………気持ち悪い………………………


オゲェエエエエ………ゴボォ!!」


乗り物酔いである、こればかりはどうしようも無い


途中にあるサービスエリアに停まった



SAサービスエリアは街と街の間を結ぶフリーウエイの途中に何箇所が作られている


井戸を掘って手押しポンプを付けた水場

屋根付きのカマドに休憩出来る椅子とテーブル

それらを盗難から見張る為に領軍の監視小屋と薪や食材を売る売店などで運営されていた


SAに停まるとイザベラ達に顔を洗って口をゆすぐ用に進める


「ここは?」


落ち着いたイザベラがそう質問するとインクブが


「都市間を結ぶフリーウエイの途中にある休憩所だ、煮炊きして食事して泊まる施設もある」


トラックも何台か停まっていて、そのうちの1台の派手な電飾を付けたアートなトラックのドライバーが、ミント味のキャンディを持ってインクブ達の所にやって来た


「大丈夫か?お姉ちゃん、これ舐めたらスッキリするから皆んなで食べな」


菅原なブンタ兄貴ソックリなお年寄りでステテコのシャツに首からお守りを下げていた、見た目より優しい人らしい


「かたじけない、ありがたく頂いておきます」


イザベラがそう言ってキャンディを貰うと、良い笑顔で頷いてからインクブの方を見て


「お兄さん、トンネルの向こうの同僚さんかい?米軍さんかな?」


そう聞いて来たのでインクブは


「ああそうだよ兄弟ブラザー、親はアメリカじゃ無くてアフリカ出身だがな」


そう言ってニッコリ笑うとキャンディの礼を言う


良いって事よ、そう言って笑ったブン太兄イは


「この先の今作ってる砦にセメントを届ける途中なんだよ、時間指定されてるから時間調整の休憩中なんだ」


そんな話をしているうちに話題は帝国の事になり


「兄いちゃんやオイラみたいな有色人種カラードは帝国軍に捕まったら即、奴隷落ちらしいから気を付けなよ」


インクブにそう言うブン太兄イに


「詳しいな兄弟ブラザー


そう言うとなんでも壁のウオールに帝国から逃げて来た奴隷が居て娼館で働いて居る話をして


「隣のブロッケン領出身の嬢も居たな、なんでもこの領地間のイザコザで帰れないから足止めを食ってるらしいぜ」


ブン太兄イがそう言うとインクブはブン太兄イに


「………その話、詳しく聞いて良いか?」




イザベラ達を乗せた四輪駆動ハイラックスは再びフロンティアシティを目指す、その車中でインクブとイザベラはさっき聞いた話をしていた


「前から不思議だとは思っていたんだ、ブロッケン領兵に連れて行かれた女達が帰ってきたって話が出て来ないんだよ」


そうインクブが言うとイザベラが


「昔、王都でカール候は婦女子を家に連れ込む常習犯でな、そううち貴族の娘が被害に遭ってその家からの陳情で事が発覚した」


その時は娘達は家に帰っており複数の被害が確認されて辺境に押し込められたと言い


「辺境の領地でやり方を変えた用だな、被害者の証言が無いと確認も取れない」



返した途中で盗賊にでも攫われたんだろう、そう言い逃れする為に帝国に売り飛ばす、ついでに金にもなる、そうインクブが言うとイザベラが


クズだな」


インクブの方を見て言うとインクブも


「ああ、クズそのものだ、どうする?」


勿論調べる、そうイザベラは言うとフロンティアシティの後に壁のウオールに連れて行って欲しいと言うとインクブは


「任しとけ、まずはフロンティアシティからだ」


そう言ってスピードを上げだした


フロンティアシティに着くと夜も暮れていた


「今日は領軍の兵舎に泊まってくれ、明日領主様に会える様にしておく」


そう言って兵舎から出てきた兵にイザベラ達を預けてインクブは無線室に行くとマクマザーンに

フロンティアシティに着いた事と途中で聞いたブロッケン領の女達の噂の話をして


「しばらくイザベラ女史に着いた運転手ドライバーとしてこっちに残るわ」


そう言うとマクマザーンからこっちはグットとやっとく、女達の噂の真相を頼むと言われた



翌日、イザベラ女史を連れて領主館を訪れて居たインクブ達は

領主様がお呼びです、そう言われて執務室に入った

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