表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/100

アーマライトM16A1

M16A1

この銃は映画 世界が燃え尽きる日 で初めて見ました

近代的なデザインに魅力された銃です

アラモ銃砲店を出て崖沿いに回ると、緑の網と壁に覆われた建物が見えて来た

散発的に銃声が聞こえる施設に入るとカウンターがあり、日本人と見られる男性が受け付けをしていた


「おはようございます、お巡りさん

射撃訓練ですか?」


そう尋ねる男性に桜は


「おはようございます、拳銃とライフルの調整がしたいので

単眼式双眼鏡スポッティングスコープと標的紙を何枚かお願いします」

警察手帳をそれぞれ見せて案内してもらう


拳銃はそれぞれ各自で調整した

もともと拳銃は長距離射撃は向かない

出会いがしらか室内戦で使うのがメインで

狙えて25メートルくらいが、せいぜいだ


拳銃が終わると、桜がショットガン

オタがM16の担当になったので各自で調整する


もともと桜は射撃は上手い方では無い

実家が空手道場なので、近接戦の方が慣れていた


オタは学生の頃は射撃部で全国大会に出たこともあるので

遠距離はオタ 近接は桜とお互いに長所短所を、補う事になる


オタはM16に30発弾倉を付けると脱着可能な二脚ハイポットを、取り付けると手前の切り替えサイトを50メートルに切り替えて射撃を始めた


M16はアメリカ軍が弾薬を7・62ミリから5・56ミリに変更する際に採用された

コルトAR15からベトナム戦争での実戦で改良された様々な改良と洗練を、受けて今に至っている

広い場所で遠距離を撃ち合う戦争から

近い場所で出会いがしらに撃ち合う戦争に変わった事から始まった弾薬の変更

威力は劣るがその分多くの弾薬を持たせて

弾幕を張って戦うスタイルに変わった世代の銃で、現在も改良をされながら使われている


サイト調整が終わって異世界開拓地フロンティア分署に報告に向かう


署長室には同じく転属して来た署長が座って居た

「お疲れ様、銃はガンロッカーに個人で閉まって置いてくれ

あとこれを渡しておく」


トヨタ車のキーだった


「こっちのPC車両はランドクルーザーの改造車両だ 舗装されてない道もあるからな」


基本街の中が管轄なのだがトラブルの種は街の外にもある


取材する記者が横柄だったり

学者がタブーを踏んだり

なまじ住人が銃で武装しているだけにシャレにならない


「この間は勝手に畑に入り込んで撃たれかけたアホがいてな 泥棒と間違われて撃たれる所だった」



そんなわけで街の外も軽く見回る事になった

分署はプレバブで出来ていて本署は工事中だ


と言うかこの街は仮設住宅だらけである


「急いで作ってるだけに動いてる施設は全部仮設だもんね」


「病院 JA 警察署 ギルド 全部仮設ですもんねー」


裏に回るとランドクルーザーがパトカーと同じ白と黒のツートンでボンネットにパトライトが載っていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ