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射撃場、その後

かばパパが、出て行った後の射撃場の会話

青い上下の作業服を着た小太りの受験者を玄関で見送ってから中に入ると新人のスタッフが声をかけて来た


あれ?先輩早いですね


それを見て、試験管は渋い顔をして


今日の試験準備の並べ方?あれはなんだ、


そう言って奥のレンジに連れて行く


銃口は常に人の居ない方つまり標的の方だな横に向けていたら、万が一暴発した時に隣に当たる可能性がある、

なのにお前は全部横向きに置いていた


そう言って新人を見るとバツの悪そうな顔をしている


それにオートマチックはスライドオープンの状態にして

リボルバーはシリンダーをスイングアウトの状態にして薬室は常に空の状態が目視できる様にしろと教えただろう?


それからかばパパが撃ってからそのままの3種類の銃を指差して


つまりこう言う状態だ銃口は常に人が居ない方を向けて薬室が空なのを目視できる状態にする


それを見て新人は


先輩が並べたんですか?


それに対して試験官は


嫌、俺は何にも言ってない

ってゆうかあの人は指導する所が何にも無いわ


そう言って笑っていた


指導する所が無い?


新人がそう聞くと


まずなオートを撃っていた時、スライドオープンにならない様に1発だけ残してマガジンチェンジ

その間も銃口は前を向いて射撃姿勢を崩さずにいる、なんでかわかるか?


…………なんでなんです?


そう聞く新人に


スライドオープンの状態で敵が来たらどうするんだ?

薬室に弾があれば反撃出来るだろ?


そう言ってから


あとリボルバーだがシリンダーをわざと一つ空にして空のシリンダーをハンマーの位置に持って行ってから閉じる

これは万が一落とした時に暴発し無い様に

常に拳銃を携帯してる人がよくやるやつだよ



そう言ってから新人の方を向いて


間違いなくあの人は常に拳銃を身に付けている生活をした事があるわ


そう言ってから入り口の方が向いて


何者なんだ一体?


そう呟いていた



一方その頃かばパパはウオーマーケットのゲート前に来ていた


ゲートにはわかりやすくライフルが左右から交差するイラストが描かれていて

道の左右に銃砲店が所狭しと並んでいた


試験官におススメの店を聞くと


細かい注文を受けてくれる店があると、教えられた店を目指す


その店は通りの真ん中くらいにあった、店の看板には


アラモ銃砲店


そう書かれてあった

知識の無い日本人による事故は後を絶ちません

暴発防止にハンマーの所を空にしたリボルバーを渡して

1発抜いてあります

インストラクターがそう言ってから渡したあと

最初の1発目が発射し無いと思い込んだ客が、ふざけて隣の友人に向けて誤射する事故が後を絶た無いそうです

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