ライセンス
ガンオタの皆さまおまたせしました
朝起きて顔を洗って会社の制服の作業服の上下と安全靴を履き頭には会社のシンボルマークが入ったベースボールキャップをかぶる
下に降りて朝食を取る、メニューは昨日も出たメロンパンくらいある白パンとフルーツあとはオレンジジュースだ
フロントの樽猫に鍵を預けて外に出る
射撃場はトンネルがある山側にありそこで銃の許可証の試験があるらしい
近づくとパン パンと発砲音がするのでそれを目標に歩く
着いた建物の屋根にイヤープロテクターをした男がライフルを構えた絵の看板が出ていた、建物の中へ入る
中へ入るとカウンターがあり許可証を取りに来た旨を伝えると中に通された
中は山側をバックストックにして射撃レンジが並んでいて奥の方に通される
試験官は男性で若い男だった
試験のクラスは初級、中級、上級とあり上になるほど口径が大きくなるらしい
最初は22口径のオートマチック
ルガーマークワンだった
ルガーマークワンはグリップの角度が特徴的でもとは日本の軍用拳銃南部式8ミリ拳銃がモデルになっている
ルガーはマガジンが差していない状態でスライドを閉じてマガジンは三本横に置かれていた
30発撃ってもらいます
そう試験官が言って
試験開始と声がかかりイヤープロテクターを嵌めてルガーを手に取る
銃口をターゲットに向けてマガジンを入れてからスライドを引く
狙いを付けるとゆっくりと引き金を絞る
パンッと乾いた音が9回鳴って銃口を前に向けながら右手の親指でマガジンキャッチのボタンを押し込むとマガジンが下に落ちる
左手で予備マガジンを入れて左の手の平で最後に押し込むと
狙いを付けて引き金を絞る
乾いた音が10回鳴ってから
同じ動作でマガジンを入れて
最後に11発撃つとスライドオープンの状態になってからスライド抜き
スライドオープンの状態のまま銃口をターゲットに向けて机の上に置く
終わりました
試験官の方に向かって言うと
最初はポカンとした顔をしていた試験官が
合格です、次は中級の試験をするので隣のレンジに移ってください
そう言われたので、隣に移る
隣にはリボルバーが置いてあり
スミスアンドウエッソンのM19が置いてあった
弾は38スペシャルがプラスティックケースに30発置いてあった
前に立つと試験官が初めて下さいと声をかけたのでリボルバーを手に取る
右手に握り親指でサムピースを押し込むとシリンダーが解放される
左手で包み込む様にシリンダーをずらすと穴が6個空いている
左手でM19を持ち銃口を下に向ける
右手の親指、人差し指、中指を使い弾を2発つまむと穴に落とし込むそれを二回繰り返し最後に1発を詰めると空になった穴が一つ出来る
空のシリンダーをハンマーのある位置に来るように調整すると、両手でM19を保持してバランスを確かめる
それからゆっくりトリガーを絞り込む様に5発撃つと、右手の親指でサムピースを押し込む
左手でシリンダーを握りながら銃口を上に向けて左手の親指でエジェクトンロッドを押し込む
空になった薬莢が下を落ちる
そのまま左手を返して同じ動作で弾を5発込めると撃つを計6回やって最後にシリンダーをずらした状態で銃口をターゲットに向けて机の上に置く
終わりました
試験官に声を掛けると試験官が微笑みながら
最後に隣をお願いします
そう言われたので隣のレンジに移る
机に置かれていたのは
シグP220だった口径は45口径らしい
銃の隣にドングリの様な45口径が6発入ったマガジンが5本置いてあった
試験官の声がかかってからシグを手に取り
スライドを引いてスライドオープンの状態にしてチェンバーが空になっているのを確認するとマガジンを入れてスライドストップボタンを押し弾を送り込む
両手で握ってターゲットを狙う
絞る様に握りこむと初弾が発射され手応えのある反動が帰ってくる
5発撃つと銃口をターゲットに向けたままグリップの下にあるマガジンリリースボタンを左手の親指で押し込む
自重でマガジンが落ちるのを確認してそのまま左手でマガジンを押し込む
次は6発撃ってマガジンを変えるを繰り返し
最後に7発撃つとスライドオープンの状態になったので
マガジンを抜いてホールドオープンの状態にしてから
銃口をターゲットに向けて机の上に置き
試験官に向かって
終わりました
そう声を、掛けると試験官が満面の笑みで
合格ですケチの付けようが無い
そうかばパパに向かって言うと
ライセンスを発行するので来てください
そう言って案内をした
作者はオーストリアで実銃を撃って来ました
海外挙式の前日に射撃場に行こうとして
済んでからやろガァアッーーーーと嫁にしばかれたのは良い思い出




