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FGP到着

プロロジはプロロジスティックの略で

最近の倉庫は皆んなこれです

翌日、スマホのタイマー機能のアラームで起きると顔を洗って着替えた

一階に降りて朝食無料のサービスのパンとコーヒーを食べてからフロントで清算を済ませる

外に出てシャトルバス乗り場に行くとバスが止まっていた

大手の観光バス会社の観光バスでボディ横にグレイハウンドのイラストが描いてあった、真後ろの電光表示板に

フロンティア ゲート ポイント FGP

と書いてありバスの横の入り口の前に

マグネットボードの表示があり


フロンティア ゲート ポイント FGP 行き直通バス 無料

とありその下に英語 韓国語 中国語

で同じ内容と見られる言葉が書かれていた

中に入るとすでに何人か乗客が乗っていて日本人以外に白人や黒人の外国人観光客が乗り込んでいた

適当に開いてある座席に座ると隣の席に鞄を置く

座席が半々埋まると発車時刻になり

ビーっと警告音が鳴りドアが閉まる

バスの運転手がマイクで


フロンティアゲートポイント行き発車いたします、座席にお座りください


と言うと室内の上に付いている電光表示板に


走行中は座席にお座りください、またバスが停止してからお立ちください


と日本語で表示され続いて 英語 韓国語 中国語と続く


バスは街中を走るとそのまま国道の幹線道路に向かう


畑のカントリービューが続く中、コンビニやファーストフード店牛丼屋などが途中ポツリポツリと続く

駐車場も広めに取ってあり地元民や観光客をターゲットにしているようだ


やがてバスは山道に差し掛かると

片側二車線の4車線道路を登って行く

これもまだ真新しくアスファルトは黒々としていてガードレールも白くピカピカに光っていた


途中何回か大型トラックやトレーラーにすれ違うと山の上の方で開けた場所があり建物が見えてきた

建物の姿は港湾地帯でよく見るプロロジと全く同じだった

違うのは建物の上の方で山とコンクリートで繋がっていてどうやらまたトンネルだった場所とコンクリートで繋がっていると思われた

そして建物の周りは土産物屋などが立ち並んでおり観光客用の駐車場が広く取られていた

そしてその一角にドラマや映画で使われていたトンネル工事事務所が置いてあり

その隣にある建物には入り口に

フロンティア ゲート ライン ミュージアム

と書かれており観光客はそこに向かっているようだ バスはそれらの横を通るとプロロジ前のロータリーに入り、奥のバス乗り場に止まるとエアブレーキの音がしてからバスが停車する


フロンティア ゲート ポイント 前ですお荷物をお忘れにならない様にお願い致します


バスの運転手がそうアナウンスすると中央と前の出入り口が両方開いた

乗客が次々と降りる中かばパパもそれに加わりバスを降りる

バス乗り場には屋根が作られていてそれがプロロジと繋がっていた


プロロジの入り口から入ると中はホテルのロビーの様な空間になっていた

あちらこちらに椅子とテーブルがまばらに置かれていてドアの横にカウンターがあり受付と書かれていて何人か制服らしい服を着た人が対応をしていた

対応待ちをしていた人に

要件を告げるとプラスチックの番号札を渡されて


担当の者が迎えに来るまでロビーでお待ち下さい このカードを提示して頂きますとお飲み物が無料となります


そう言ってロビーを指し示すので礼を言ってからロビーに移動して 空いているソファに座るとスマホで会社の次長に現場に着いた旨を連絡すると担当が来るまで座って待つ事にした

かばパパさんは旅行ではコロコロが付いているトランクは使いません

あれ結構邪魔で電車で指定している座席と違うのに前か後ろの席に座って後からその座席の人が来てトラブルなったりするので

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