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1-一回目

よくある勇者ものです。読むだけでは飽き足らずとうとう書いてしまいました。

どうなるかは自分でもわかりません。どうかよろしくお願いします。

　俺の名前はスイール。スイール・マクト。

突然だが俺は勇者だった。そしてこの世界ではない地球という星の高校生だった

え？両方共過去形だって？ああ。そうなんだ

話せば長い。長いことになる。そんな長い話は話すこっちも疲れるから手短に話すよ

でも昔の事は結構ドロドロしてるからあんまり話さないほうがいいかなぁ？

うーん。まぁ気が向いたら話すよ。でもこれだけは伝えないときっとよくわからないと思うから

所謂、勇者召喚されたんだ

ま、これは俺がいた地球っていうところだと結構流行っていたんだ。たぶん

サブカルチャーというかオタク文化というか。伝わるかな？別にそういうことが本当に有るか知らないけれどひとつの娯楽として

火のないところに煙は立たないというけれど、実際に自分に起こるとは思わなかった。だから結構異世界に行ったりする人は結構いたのかな？俺みたいな人は

とにかく俺は日本の高校生なんてものをやっていて

親は少し前に死んでしまって天涯孤独になって

これからどうやって生きていこうとか

とりあえず一人でも立派に生きていこうとか

未来への不安とか恐怖とか

頭がぐちゃぐちゃになる位考え事を毎日していた時に

突然、世界が明るくなったと思ったら

「すいません、勇者様」

「どうかこの世界を救ってください」

なんて声が聞こえて

あれ？っと思ったらなんだか魔法陣みたいなのが現れて

気が付いたら

目の前に銀髪のすごい綺麗な女の人がいて

悲しそうな顔で俺のことを見ていたんだ

まずは始まり。テンプレテンプレ。

でも読み続けてくれると嬉しいです。