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博士と助手と大発明

偽札の意味

作者: 風木守人

博士は印刷機のようなものを助手に見せて、

「絶対に見破られない偽札を作る機械を作った」

と胸を張った。

「その機械、開発に恐ろしくお金が要ったとか」

助手はすぐさま聞いた。

「いいや、安上がりだ」

「特許とりました?」

「取ってないよ」

「分かった! 作れば作るだけ相対的に貨幣価値が落ちて……」

「大した問題じゃないさ」

うんうんとうなる助手に博士は声をかけた。

「ただ、作ったお札の価値の倍、お札を作るために金がかかる」


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― 新着の感想 ―
[一言] 一円玉のアルミを作るのに、電気代のせいで、一枚二円くらいかかるという話を思い出した。
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