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【第4章完結】学校1の天才美少女な先輩に即告白・即失恋!だけど諦めきれません!  作者: 天井 萌花
第2章 先輩のことが知りたい編

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第29話おまけ 間接キスじゃない!?

蛇足チックなおまけです。

ブレア不在

 昼食を食べ損ねたルークは5限と6限の間の休み時間に食べてしまおうと弁当を取り出す。

 10分しかない短い時間だ急いで食べなければいけない。

 そう思っているのに、ルークの手は止まっている。


「ルークくん、今食べるの?早くしないと先生来るよ。」


 教科書を持って隣に座ったヘンリーは弁当を広げたまま動かないルークを見て不思議そうにいている。

 2つあるということは、今日もブレアに食べてもらうことができなかったんだろうか。

 片方は半分ほど減っているので、食べてもらえたんだろうか。

 減っている方の弁当箱に入っている物が全て一口大にカットされているのを見るに、ブレアが食べやすいように工夫して作ったのだろう。


「ヘンリー、あのさ。」


「どうしたの?」


 ルークが何故固まっているのかと言うと、重大なことに気づいてしまったからだ。

 ルークが重々しく口を開くので、ヘンリーは少し身構える。


「先輩が食べた残りを食べるのって、かかか間接キスじゃない!?」


「えー、どうかなあ。」


 顔を赤くしたルークが大きな声で言うため、近くにいた人達がこちらを見てきた。

 思っていたよりどうでもいい内容に安心したヘンリーはニコニコと笑って返事をする。

 曖昧に返して濁すが、正直に言うと間接キスにならないと思う。


 全て一口大で別のピックが刺されているのだから、残っている食材のどこにもブレアの口は触れていないだろう。

 同じ弁当を食べたからと言って、どこも触れていなかったら間接キスとは言えないと思う。


「ルークくんがそう思うならそうなんじゃない?」


「マジか。やばい、ドキドキして食べれない……!」


 解釈は人それぞれだ。好きに捉えればいいと思う。

 ルークの反応は過剰すぎる気がするが、本人が幸せならそれでいいと思う。


「ほら、食べるなら早く食べないと時間なくなっちゃうよ。」


 ヘンリーが急かすとルークはサンドイッチを1切れ取って食べる。

 そのままもぐもぐと食べ進めるが、どうも挙動がおかしく、ヘンリーはそんなルークを笑いながら見ていた。

夏休み毎日更新キャンペーンにお付き合いいただきありがとうございました!!

沢山の人に読んでいただけて、とても嬉しくて楽しかったです!

毎日投稿ではなくなりますが、これからもルークくん達の物語をお楽しみくださいm(_ _)m


ブックマーク、感想、レビューしてくれるとすごく嬉しいです。

下の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてくれると作者は大喜びしますー!

せ、せめていいねだけでも気軽にぽちっと……。

明日から頑張って学校に行く私の応援になります((( ;゜Д゜)))

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