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第1話 プロローグ

「CAREを外そうとするのも駄目だよ」



小さいころ、一日一度は耳にした言葉だ。ゲームや、両親、先生、様々なタイミングで耳にした。その言葉の通り、いかなる時でも外してはいけなかった。



この頃は、CAREとは、拡張現実を網膜に投影するデバイスと説明されても理解できない。ただ、ゴムに近い触感の物が顔の上半分にぴったりと張り付いていて、不思議に思っていた程度だった。



だから気づく由もなかった。CAREを外すなということは、僕たちに一日中、寝ている時ですら拡張現実の世界で生活することを強いているということに。CAREの作り出す拡張現実は現実世界を彩る程度ではない。現実世界を全て覆いつくしているということに。



見える世界は嘘で覆われたものになってしまっていることに。



高校生の僕はそんな世界に辟易としていた。







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