最強の反逆
海叶が来ていた央都中心部にそびえ立つ王城。そこで、重要会議中に、海叶は信じられないことに国王を急襲した。勿論、それを見て黙っているはずがない。
海叶の運命は、如何にー
『海叶、貴様ぁ!何をする!』
俺は、目の前で苦悶の表情を見せる国王に冷たい視線を向ける。何とかして俺の手を首から除けようとしているが…まぁ、掴ませてしまった時点でもう遅い。こいつには…残念だが死んでもらうしかないのだ。しかし…
『青葉海叶!覚悟しろぉぉ!』
外から、10人程の兵士が、国王を守るためだろうか。俺に銃口を突きつけていた。周りにいた偉いさんは、自分の身可愛さに俺から離れる様にして兵士の後ろにいた。…国王を守るとか言っておきながら、自分は死にたく無い…クソみたいな奴らだ。兵士と国王を殺ってから俺の手で葬ってやろう。
さて、こいつらは…どうしようか?
ーーーーーーーー
俺は、21番隊特攻隊の三等兵。上司の命で、国王を守るために銃を握る臆病者だ。…今俺は、これまで生きてきた30数年で1番恐怖を感じている。今対峙しているのは…紛れもない世界最強の男、青葉海叶だ。周りの奴らは手柄が欲しいがために今にも銃のトリガーを弾きかけているが、俺は違う。俺は、銃を向けてはいるが、その銃口は全く別の方向に向いている。トリガーにも、指をかけてすらいない。…あの男なら気づいてくれるはずだ。俺があの時の兵士だということに。
(' . '/あーとーがーきーです!サクシャダヨ!
国王に
青葉海叶が
牙を向く
兵士動員
一人は何が
はい、下手な5.7.5.7.7でしたね!
とりあえず、今回は短めにしてみました。あと、今回から一言、二言で次回予告しようと思います。
ーー
《次回》
ー兵士の真相と帝都入城ー
お楽しみに!