表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
喜怒哀楽の四十奏  作者: Kaito3237
5/11

青葉の階位

そうして俺は、王城に来ていた。…勿論、王族に呼ばれたから来たのだ。でなければ、相当なことがなければ俺からここに来る事はない。…決して、だ。


「何だ、依頼かと思ったら何の意味もないめんどくせえ会議か。帰って良いか?」

王城に入り、会議室の前に案内された瞬間、俺は案内役にそう言った。

『意味がない…?なんだと…!国王を愚弄するか貴様!』

そう言って、そいつは剣を抜き、思い切り振りかぶった。

実力差は理解しているはず、歯向かってくる事はないと油断していた俺は、そいつが放った一撃への反応が一瞬遅れてしまう。まずい、と思って回避行動を取るが、既にその剣は俺の眼前まで飛来していて…!


その、瞬間だった。俺とその案内役の男の間に、青い一閃が走った。…そして。最後に立っていたのは…





俺だった。その男の剣が俺の眼前に迫り、皮膚に到達しかけたその一瞬の間に俺は能力を発動した。

『あ…が…』

…咄嗟の行動だったが、手加減は出来たようだ。これで、俺が先に手を出したわけではないという事実が証拠と共に残された事になる。


「やれやれ…実力ってのは、運も絡むのか。今回の件でよく分かったぜ。ありがとよ。」

そう言って、抜いた剣を仕舞った。

ところで、こいつどうしよう…と考えていると、この国の大臣…央都で2番目に偉く、1番話の分かる信頼できる人間…が走って来た。

『お、お怪我は御坐いませんか⁈…あぁ、なんとお詫びしたら良いか…』

…まぁ、この様に。めんどくさい奴、という部分で言えばその辺の王族と同じである。ただ、話は分かる。今のこの現場で、殆どの王族であれば俺が先に攻撃したと思うはずだ。しかし、こいつは、人の持つ人間性を理解し、どんな状況下でも柔軟に対応できる頭を持っている。

だからこそ、今のこの状況を見てもそこにある事実を見抜く事が出来るのだ。

…さて、これで俺は晴れて無実となった訳だが…今はあまりありがたいことではない。



…俺には、やるべき事がある。いつまでも、こんな場所にいるわけにはいかないんだ。


俺の目的を、達成する為に…!

ーーーーーーーーーーーーーー

(' . ')作者的な何か

作者です〜どーもどーも!

…正直話す事ないんですけど、まぁ…なんとかします。

さぁ、少しですがお話が進みました!嬉しい!

さて、今回のお話ですがほんの少しだけ海叶君の実力が見え隠れしましたね!皆さんは不意打ちを食らったら即座に回避、撃墜できますか?


…作者は、出来ないです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ