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きらきら星と流れ星  作者: kazuha
第1章《流れ星》
9/99

第一章≦流れ星≧一部∞オレは

流れ星編です♪グロテスクな表現が入っていますのでご注意ください。

 キラキラと輝きながら降り注ぐダイヤモンド。既に悴んでしまっている手を差し伸べるとダイヤモンドが掌に触れる。その輝きを間近で見られるのも一瞬だった。まるで流れ星のように。

 いい加減に体が動かなくなった。しかし倒れる訳にはいかない。まだ終わっていない。

 真っ暗闇の中灯りが集団となしこっちに向かってきている。これが最後か。

「いたぞ!」

 集団の一人が叫ぶ。私は二本の剣を左右に分けてもつ。右は黒く、左は白。

 さぁこい。集団に囲まれる。

「観念しろ!」

 襲ってきた。弱いのに。

 先ずは一人。一刺し。

 二人。真っ二つ。

 三人。三頭分。

 白銀の絨毯を赤黒く染める。集団はそれでも襲いかかってくる。顔に血がかかろうが、服が赤くなろうがそんなの関係ない。

 最後の一人を殺った。さすがに体力が持たなかった。そのまま真っ赤に染まった絨毯に倒れ込む。

 依頼は完了。これで死んでも誰にも文句は言われないだろう。

 意識が…飛ぶ…。未練は………ある………






 目を覚ました。体にはなにも着ておらず毛布にくるまっていた。部屋の中にいて暖炉が部屋全体を温かくしていた。

「起きましたか。」

 それは男だった。剣を構えようとするが近くに見当たらない。

「助けた人間に牙を向ける物では無いですよ。」

 毛布は邪魔だった。だからそこら辺に投げる。

「女の子がはしたないですよ。」

 だからどうした。

「さぁこれを着て。」

 それは着ていた服だった。真っ黒な服にまだうっすらと赤黒い色を出していた。ワンピースはとても動きやすい。いつも来ている。

「この赤いの消え無かったんだよね。」

 そう言いつつ近寄ってくる。逃げ回るがその部屋の間取りはあいつがよく知っている。捕まらない訳が無かった。足をじたばたさせるが一瞬だった。いつの間にか服を着ていた。

「似合うね。」

 あいつに顔を会わせないように背ける。

「でもそんな格好で真冬の外になぜいたんだい?」

 答える訳が無いだろ。

「回りにいたのは賊だったね。しかも最近勢力の強くなっていた。」

 剣を探して回る。それにあいつはついてくる。

「君は傭兵かな?」

 勝手に体がびくついた。

「当り。」

 にたついた声がムカつく。

「君が探してるのはこれかな。」

 振り向いた。はいていたパンツを汚そうに持っている。

「大胆だよね。真っ黒って。」

 奪い、少し離れた所ではく。

「見ても何とも思わないよ。お子ちゃま傭兵の裸なんて。」

 お子ちゃまで悪かったな。130センチだよ。

「家はどこ?送ってくよ。」

 剣はどこにあるんだ。

「やっぱこれかな?」

 二本の剣!

「帰せ!」

 奪おうとしたがアイツは背が高い。上下に揺さぶられれば簡単には取れない。

「帰せ!」

「やだ。」

 嫌に笑う。ムカつく。

「帰せ!」

「じゃぁジッとしなさい。」

 無視。

「返さないよ。」

 無視。

「売れば高値になるしな。」

「わかったよ!」

 ムカつく。がしょうがない。ジッとしててやるよ。

「偉い偉い。」

 黒髪をグシャグシャに撫でられた。

「そう言えば名前聞いて無かったね。名前は?」

 剣返せ。

「人の名前を聞くときは先ず自分からだろ。」

 奴は笑いあげる。

「そうだね。ぼくはマッシュ。賞金稼ぎだよ。」

 賞金稼ぎのマッシュ。聞いたことがある。確かアダ名は白銀の槍聖。有名な奴だ。

「オレはシューティングスター。皆はそう呼ぶ。」

 マッシュは驚く。

「あの有名な彗星かい。お目にかかれて光栄です。」

 剣を奪う。マッシュは惚けた顔をした。

「送っていったらぼくが危ないかな。」

 キラリと光る笑顔を見せられる。なんかしゃくにさわる奴だ。

「帰らさせて貰う。」

 オレはドアを開けた。

「今はやめといた方がいいぜ。」

 少し遠くを歩く集団がある。ドアをそっと閉める。

「今日は神の使い様のお通りの日だよ。」

 オレは舌打ちをする。面倒だな。

「明日まで動かない方が得策だと思うよ。」

 そう思う。神の使いがなぜ。

「また一つ城を潰しに来たそうです。物騒ですね。」

「どこだ?」

「ヤナキですよ。」

 あそこは確か白銀エリアでは一番力が強いはず。

「神を侮辱したようですよ。」

 いつものパターンか。くだらん。

「恐ろしい。くわばらくわばら。」

 しょうがないがあの大名行列が無くなるまで待たせて貰おうか。

「ここ借りるぞ。」

 暖炉に一番近いソファに座る。

「どうぞ。」

 その笑顔がウザイ。

「はい、ホットミルクです。」

 手渡そうとカップを持ってきた。

「いらん。」

「そんなこと言わずに。」

 しつこく言ってくる。からしょうがなく貰った。

「美味しいですよ。」

 一口。

「ね。」

「普通。」

「ひどい。」

「五月蝿いから寝ろ。」

「たまには良いじゃないですか。」

「たまになのか。」

「はい。」

 まったく。騒がしいな。

 なんだかんだで結局寝やがった。

 外も静かになったし、戻るか。本拠地へ。

今後も流れ星をよろしくお願いいたします☆

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