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きらきら星と流れ星  作者: kazuha
第6章
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第六章≧一部∞そして動き始める

キララ目線です☆


 物凄い騒音に驚き目を覚ます。


「逃げるぞ!」


「なんで!?」


 まだ朝の疲れが残っていて立ち上がるのもやっとのものだった。


「神の使いの浄化作戦だ。」


 何を言ってるの?


「いいから、さっさと逃げるぞ!」


 私の手をとり宿屋から出る。




 目の前に広がるのは憎しみの炎で燃え盛るさっきまでの町であった。


「なにこれ…」


 足がすくむ。肩が震える。怖い。


「急ぐぞ。」


 レイ様とイヴはすでに外にいた。足下には白いマントを被っている人間が倒れていた。


「なにをしているのじゃ!」


「キララ!」


「お嬢!」


 誰かが呼んでる。誰だろう。


「しゃぁねぇな!」


 ジェネシスが私を担ぐ。


「目ぇ覚ませ!お嬢!」


 燃え盛る炎を眺めたままだったらしい。正直記憶がない。


 あのあと私たち一向は北上し、ディラン王国に着く。


 そしてレイ様の顔パスで城の中に入れた。


 私たちは一人一人部屋にとうされた。町宿屋とは違い部屋の真ん中にベッドが置かれ、私の部屋にはテラスがあった。


 町をちゃんと見ていなかったな。


 私はテラスに出て町を眺めた。


 夜なのにも関わらず明かりが灯っており夜の暗さを感じさせなかった。


 港もあるみたいで左側を見ると船がたくさん停まっていた。


【きらきらひかる おそらのほしよ まばたきしては みんなをみてる きらきらひかる おそらのほしよ】


 つい口ずさむ。テラスギリギリの所に手をつき、海風を肌に感じながら。


【きらきらひかる おそらのほしよ】


 後ろから聞こえるその声に驚き後ろを向く。


【みんなのゆめが かなうといいな】


 決勝戦の人…なんでここに?


【きらきらひかる おそらのほしよ】


 決勝戦の人は窓に背中を合わせ、両手を組んでいた。


「あなた…なんで?」


「それはオレが知りたい。なぜこの歌を知っている?」


 わからなかった。ただ口が勝手に動いているだけなのだから。



 その時、私の剣とその人のペンダントが光る。


 2つはお互い引き合い爆発的な光方をした。するとテラスの向こう側にゾフィが宙を飛んでそこにいた。


「始めまして、またはお久しぶり。ゾフィです。」


 私たちは剣を向ける。


「僕は話しに来るだけだって。」


 私は固唾を呑む。


「今からここに神の使いを送る。いつも通りに浄化する。」


「なんでそんなことするの!?」


 私は叫んだ。


「話し合えば絶対にわかりあえるよ。」


「僕も始めはそう思ってた。しかし見て来なかったのかい?世界の常態を。」


 小さな体で両手を大きく広げるゾフィ。


「誰かが裕福な暮らしをし、誰かが餓えて死ぬ。」


「え、」


 知らない。そんな世界なんて。


「君は護られて育ったみたいだね。でも現状はそうなんだよ。今も必ず誰かが疲労に倒れ、誰かが餓えて、誰かが死んでいる。」


 私は剣を地面に落とす。


「わかってくれたかい?」


「わからない。」


 隣の人は呟く。


「だからってなぜ街ごと破壊をしなければならない。」


「一番早いからだよ。もう時間がないんだ。」


「罪もない人を殺してなんの意味がある!」


「罪もない人なんていない。生きている、それだけで餓えて死んだ人を見殺しにしている。

それが罪がないと言えるのかい?」


 なにが正しいの?


「今から神の使いを送る。君たち2人を特別に助けてあげるよ。」


「却下させてもらう。オレはオレの信じた道を進む。」


 私は…私は…


「私は逃げない。絶対に道はある!」


「しょうがない。では、ショータイム。」


 ゾフィが指をならす。


 ドンと大きな爆発音がし、町は一気に火の海と化した。


 ゾフィはいつのまにか消えていた。


 ゾフィがいなくなったおかげで町に向かってきている白の軍団が見えた。


「止めなきゃ。」


 私は落とした剣を拾い手すりに右足をかけその足を蹴り宙を飛ぶ。


「バカ!1人で行くな!」


 止めなきゃ、止めなきゃ、

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