第四章≦流れ星≧十一部∞守りたいもの
「さすがにヤバイなこの数。」
「頑張ってよ!僕もう魔法使えないんだから。」
「わかってる!」
ラドウェルの肩にジンが乗っている。そしてその周りには100は超えているだろう神の使い。
【閻魔勺】
そんな事はどうでもいい。全部殺ればいいんだから。
「待たせたな。」
ゆっくりと焼き付くした神の使いの上を歩く。
「スター!マモリ!」
「余計なことを。」
つれない奴だが、安堵感が見てとれた。
「落ち着け!たったの4人だぞ!」
隊長らしき奴が叫んでいる。
「たった4人でも、」
「勝てるんだな。」
こんな時まで茶番を繰り返すか。まったく、この2人は。
【天使の笑み】
4人に白い光が降りかかる。
「これで行けるな。」
「力が戻ってきた!僕頑張るよ!」
「援護は任せて下さい。」
「お節介なやろうだ。」
「つべこべ言ってないでさっさとやるぞ!」
オレとラドウェルは神の使いのど真ん中に向かう。
【ヤガタノアメ】
奴等の所に矢の雨が降り注ぐ。
【一閃】
【悪魔の囁き】
貫通する2つの斬撃波は敵の半分を削った。
「やるな。」
「お前こそ。」
残りを一体ずつ殺っていく。
「行くよ!」
オレとラドウェルは地面を蹴りマモリとジンの所に戻った。
【神の裁き】
空から幾本の白い柱が落とされる。それが地上にぶつかると爆発が起こる。
それが止む。オレ達4人の他に立っている者はいなかった。
それは良い意味でも悪い意味でもだ。
生き残りはオレ、マモリ、ジン、ラドウェル、そして子供達だけだった。残念な事に全員を養えるほどの食料や水は無かった。しょうがなくその日に他の町に行くことにした。
ここから北に近い町がある。1日で到着し、食料や水は確保出来るようになるがこの先どうなるかと考えてしまった。
「私たちがこの子達を養えるのも限界があるわ。」
それを一番始めに訴えたのがマモリであった。
「幸いな事にこの町には受けとりが出来るみたい。」
唇を噛み締めて呟く。
「確かにオレ達では限界がある。苦汁の策ではあるが。」
全員が賛成した。彼らがどうなるかはわからないがオレ達といるよりは何倍かましではないだろうか。
「これで良かったんだよね。」
マモリは二度目だな。かなり堪えているみたいだ。
オレはゆっくりとベットに寝そべる。歌、なぜ歌えたのだろうか?そして、ジアとディアが共鳴して新しい業が。
自分がおかしい事はわかっていた。しかし信じようとはしなかった。今は生きていたコイツらにお礼が言いたい気分だからだ。
だが言わない。言ったら負けな気がするからだ。
あと、オレの復讐はまだ終わっていない。
流れ星編休憩。まだまだ続くので読んでください。