第一章≦流れ星≧三部∞ダイヤモンド
グロテスクな表現がありますのでご注意下さい。
風はさらに激しくなっていた。視界もほとんど無い。回りにはなんとなくだが仲間がいるのがわかる。
オレは剣を鞘から引き抜く。遠くに、見えたり消えたりしている光を待つ。
「神の使いか…」
あのしたっぱが近くにいた。
「弱音とはくだらない。」
「すいません。全力尽くしますよ。」
奴も剣をとる。そろそろだな。
【輪廻】
まずい…そう思った時には遅かった。体中傷だらけになっていて立っているだけで精一杯だった。回りに仲間の気配は無い。すぐ隣にいたしたっぱの骨が見えた。
「生き残りがいるよ。」
子供の声。オレはそいつらの顔を拝める事が出来そうにない。親父のために死ねるなら本望か?
オレは斬りかかる。相手は何人だ。立っているだけで精一杯なのに体だけは動く。最期が近い人間はこれ程覚醒出来るのか。
何人殺れたか。相手の白い服装は赤く染まり始めていた。
【円舞】
雪と雪の間を突く。そこには敵がいる。一撃でねじ伏せた。
息があがる。吐く息のあまりの白さを眺めた。
「けもの発見。」
さっきの子供!仲間のかたき!
【円舞】
ふたたび突く。しかし無数の刃物に阻まれる。雪を蹴り間合いをとる。子供の両手に持たれた八本の刃物。
「消えな。」
【輪廻】
無数の刃物をオレに向けて投げる。雪を蹴り後ろに跳ぶ。そして飛んできた刃物を1つづつ落とす。落とせなかった刃物が顔や手足をかする。そのまま後ろにあった木に叩きつけられる。
「もう少し遊ぼうよ。」
近くで奴が右腕を振りかぶっている。刃物がオレののどに向けられる。殺される。左腕でアゴをあげさせられる。
「おしまい。」
本当に終わりなのか。
目を閉じた刹那だった。ものすごい音が響いた。
「みぃつけた。」
その声は、
「マッシュ!」
「やぁシューちゃん。」
オレの目の前の奴は一瞬にして目の前から消えた。
「さぁ、手ぇ繋いで。」
言われるがままにする。
【天星】
空に浮く気持ちがした。ここは天国?普通に考えたら地獄か。でも地獄はこんなに温かいのか?ここはどこ?
きらきら星と流れ星をこれからもよろしくお願いいたしますね♪byマッシュ