プロローグ 始まり
いつも思う。この地球はとても尊い存在で、人間はこの尊い星に住み着いてはいけない。なんて事を思ったり、人間はこの星に住み着いている病原菌なんじゃないか?とか、僕は人間だけど、実は人間ってガワを被った別の生物かもしれない。なんて思ったりする事がある。
こんな想像をしてる僕っておかしい?
20XX年、機械種と呼ばれる存在が地球を襲った。宇宙から来たかもしれないし、別の世界線からやってきたかもしれないけど、突如として奴らは僕たちの地球を襲った。5年間も被害が出続け、結果的に人類の4割は奴らに虐殺された。人類は機械種に対抗する為に特別な組織を作った。人類危機対策機関『Earth The Guardian(略してETG)』なるものを設立。機械種を倒し続けて、今の地球を守ってる…けど、機械種全体の約1%しか倒してない事で人類は窮地に立たされている…
僕はこの大事件を神様が人類に与えられている試練だっていう想像が好きだ。でも、何故か僕はこの事件について、人生で一番といっていいほど興味がそそられてくる。何故って?何でだろうね。じゃあ、前置きはこの辺りで終わろうか。僕達の闘いを話していくよ。だけど、とても長くなると思う、だからさ、気長に聞いててよ、それじゃあ、はじまり。始まり。