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王女殿下の初陣  作者: 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
第一部 レーヌス河事変編

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14 火力対騎兵

 五月十八日、レーヌス河湾曲部を巡る戦闘はその南北三〇キロに及ぶ全域において熾烈さを増していた。レナ高地の攻略を断念した北ブルグンディア軍は、レーヌス河右岸に展開するロンダリア軍の撃破を目指して行動を開始したからである。

 戦線北翼と中央を担当する北ブルグンディア第十一、第十二師団は早朝、砲兵隊の支援の下にレーヌス河の強行渡河を開始した。すでに戦力を消耗していたロンダリア陸軍歩兵第二十六、二十八、七十一連隊はこれを阻止し得なかった。

 これに対するロンダリア陸軍西部方面軍司令部、正確には参謀本部作戦課長アラン・オークウッド大佐の対応は早かった。敵の強行渡河が敢行されたとの報告を受けると同時に、右岸の守備を担当する三個連隊に後退を許可、伸びきった防御正面を縮小して戦力の集中を図った。

 とはいえ、すでに消耗の激しい第二十三師団所属の部隊である。防御正面を縮小したところで、最終的に戦線が崩壊するのは目に見えていた。

 このため、オークウッド大佐は前線部隊が完全に消耗し、後退が無秩序な敗走に陥る前に第二、第四師団から抽出した展開可能な部隊を予備隊として投入した。これにより、ロンダリア軍はレーヌス河右岸から十キロ以上の後退を余儀なくされたとはいえ、日暮れ前には戦線の再構築に成功している。

 この戦線後退は、ある意味でオークウッド大佐の望んだ展開でもあった。レーヌス河湾曲部での包囲殲滅戦を狙っていた彼にとって、敵軍の突出は歓迎出来ることであったからである。

 河川は防御陣地を構成する要素として重要である一方、撤退時には多大な障害となる。攻勢に出て無残にも敗走した第二十三師団が重装備を失ってしまったのは、その好例であった。

 問題があるとすれば、やはり歩兵第七十二連隊の潰走によって、南翼が依然として脆弱であることだろう。現在、この地域に展開している有力な部隊は、実はライガー戦闘団のみだったのである。

 もちろん、独立混成第一旅団の展開を急いではいるが、敵南翼が急速な機動を行えば戦線を突破される危険性があった。

 また、北ブルグンディアがレナ高地の攻略を断念したとすれば、騎兵第十一連隊残余の砲兵大隊と歩兵大隊、それと増援として送り込んだ歩兵第七十五連隊が遊兵と化すことになる。もちろん、状況次第ではレナ高地に拠る部隊が敵の後方連絡線を遮断することも可能だろうが、そこまで敵も甘くはないだろう。

 レナ高地の周囲に一定程度の兵力を配置して、高地を包囲するはずである。敵も包囲のために一部兵力を遊兵化せざるを得ないであろうから、レナ高地に配置された部隊がまったくの無駄というわけではないのが、唯一の救いであった。

 オークウッド大佐としては南翼の戦況を気にしつつ、両翼包囲作戦の主役となるべき騎兵第三旅団、独立混成第一旅団の展開を急ぎたいところであった。

 そして、彼にとっての懸念事項はもう一つあった。

 南翼の崩壊は、リュシアン・エスタークス勅任魔導官に“火消し役”を要請すれば防ぐことが出来る。だが、北ブルグンディアの宮廷魔導団がこの地に派遣されているとなると、かの少年が南翼に拘束されている状況というのは望ましくなかった。

 リュシアンの広域破壊術式の戦果を見ても、高位魔導師の存在は野砲数百門、あるいは千門に匹敵するだけの価値がある。それが中央や北翼に出現すれば、オークウッドの作戦は根底から瓦解する。


「まさしく薄氷。連中の魔導師が伝統的魔術観に凝り固まっていることを祈るのみだな」


 司令部作戦室で、参謀本部作戦課長を務める男はそう呟いた。


◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆


 北ブルグンディア軍第六騎兵師団の進撃が開始されたのは、十八日正午過ぎのことであった。

 この師団は騎兵三個旅団を基幹としていたものの、昨日のリュシアンによる空襲とロンダリア軍騎兵による追撃の結果、先行して渡河した騎兵一個旅団を失い、実質的に騎兵二個旅団(騎兵四個連隊)相当の戦力しか保持していなかった。

 それでも未だ騎兵だけで三〇〇〇頭近い馬を有する部隊であり、この他に騎兵砲を牽引させたり、輸送用に使う馬匹などを含めれば部隊全体では五〇〇〇頭近い馬を有していた。

 だが、これだけの馬匹を有していながら部隊の行動は迅速とはいえなかった。

 その理由として、レナ高地の存在があった。十七日払暁に輜重段列が渡河中に逆襲を受けたことから、師団長はいささか慎重になっていたのである。

 結果、側面を気にしながら進撃を開始しようとしたため、師団の基幹兵力たる騎兵二個旅団の渡河が完了し、部隊が集結するまでに時間がかかってしまったのである。

 これは、ジョルジュ中将の構想していた騎兵部隊の迅速な機動による敵野戦軍の撃滅という方針にはいささか反する措置であった。

 前日に右岸にて師団麾下の騎兵一個旅団が壊滅させられたこと、そして先行渡河させた捜索隊が敵騎兵と接触したこと、さらには主隊の渡河中に敵竜兵(つまりは、リュシアンとエルフリード)の接触を受けたことなどが、師団長の判断を慎重なものとしていたといえる。

 さらに、北ブルグンディア側には竜兵による索敵の方法にも問題があった(と、いうのは後世の視点であろうが)。

 竜兵の索敵結果は、その竜兵が帰還しないと判らないという問題である。これは、竜兵に通信用魔導兵を同乗させていないことによる問題であるが、根本的にすべての翼竜に魔導兵を同乗させられるほど北ブルグンディア軍に多数の魔導兵がいるわけではない(これに関しては、ロンダリア軍側も同様)。

 その意味では、リュシアンとオークウッドの構築した魔導兵を介しない水晶通信網の方が画期的であったといえる。もちろんこれは伝統的魔術観に囚われず、さらには高位魔導師であるリュシアンの協力があって初めて実現可能となった通信手段であるため、比較対象としてはいささか不適切ともいえる。

 もちろん、リュシアンの構築した通信網に問題がないわけではない。通信用水晶球に込めた魔力を消費してしまえば、魔導水晶はただの水晶に戻ってしまうのだ。そして、水晶球はリュシアンの魔力波長に適合するよう術式が調整してあるため、再利用のためにはリュシアン自身が魔力を込めなければならないという問題があった。

 この問題は後に水晶球に刻む術式を汎用化することで、どの魔術師の魔力を充填しても再利用可能となるのだが、現時点ではそうした問題が残る通信方法だったのである。






 十八日正午過ぎ、朝から索敵に出ていた竜兵や捜索騎兵部隊からの情報によって、ロンダリア軍南翼に連隊規模の敵騎兵部隊が存在していることが明らかとなった。

 しかし、第六騎兵師団の師団長はこれをさしたる障害と考えなかった。自軍は二個旅団規模の騎兵部隊を擁しており、突破は容易であると判断したからである。

 ここに、騎兵二個旅団による南翼から中央への大規模な旋回機動が開始されたのであった。

 一方、戦闘団を率いるライガー大佐は、リュシアンとエルフリードの乗る翼竜からの通信により、かなり正確に敵騎兵部隊の動向を把握していた。

 昼前に一度、翼竜に食事を与えるために野営地に戻ったリュシアンは、若干の休息を竜に与えるとまたしてもエルフリードを同乗させて騎上の人となった。

 この時、軍服姿の王女様は、相変わらず不安と不満と恐怖がない交ぜになった表情をしていたが。

 さて、すでに北翼と中央の後退を知らされていたライガー大佐は、レーヌス河上流を渡河した敵騎兵師団の突破を阻止すべく行動を開始していた。

 まず、エスタークス勅任魔導官に敵工兵がレーヌス河に架けた徒橋の破壊を要請した。重装備の渡河に少しでも遅滞を生じさせることを目論んだのである。

 さらに、ライガー大佐は事前に周辺地域の地形を入念に精査しており、その結果、とある丘に部隊を展開させることを命じた。

 その丘はレナ高地ほどの高さはなく、丘陵地帯が続くこの地域では特に目立つ場所ではなかった。

 付近を通る道との比高は十五メートルほど。東西約二五〇メートルに広がる丘であった。

 丘に生える樹木などを利用して、ライガー大佐は増援として送り込まれた歩兵二個中隊と斉発砲三門をこの場所に隠した。さらに農場から引き抜いてきた柵などを利用して簡易的な防御陣地を構築させている。

 両軍の騎兵部隊が互いに接触したのは、一四〇〇時過ぎのことであったという。

 丘陵地帯を貫く道を先行して捜索していた北ブルグンディア軍第六騎兵師団の先鋒(騎兵二個中隊規模)と、ライガー戦闘団が砲火を交えたのである。

 ある意味で、第六騎兵師団の先鋒は不用意であったといえた。この何の変哲もない小さな丘に、彼らはさしたる注意を払っていなかったのである。そのため、道を通過中に横合いから斉発砲三門と小銃の一斉射撃を受けることになってしまった。

 斉発砲一門に付き一分間に一二五発。三門で一分間に三七五発の速度で降り注ぐ銃弾が二列縦隊を作っていた北ブルグンディア騎兵を瞬く間になぎ払ってしまったのである。

 北ブルグンディア側にとって完全な奇襲となったこの攻撃は、第六騎兵師団司令部の判断を歪ませた。本来であれば旋回機動による北方方面への迅速な機動を行うはずだったこの師団は、この丘の奪取を作戦目標に加えてしまったのである。

 迂回機動という選択肢も存在したものの、これも直後に別の場所で発生した遭遇戦によって選択肢から消えてしまった。

 丘の迂回を図った部隊が付近の村においてロンダリア軍騎兵部隊と遭遇。生け垣や家屋などを利用して部隊を隠蔽していたロンダリア軍に側面を突かれ、部隊は大混乱の末後退を余儀なくされたのだ。

 この時、北ブルグンディア軍が遭遇した騎兵部隊はライガー大佐直率の騎兵部隊であり、この部隊は二門の斉発砲を装備していた。これにより、北ブルグンディア軍は撃退されてしまったのである。

 このため、突破を強行すれば自軍の側面を突かれるか、敵中央と南翼から挟撃されるという危険性を北ブルグンディア軍第六騎兵師団の師団長は懸念せざるを得なくなってしまったのである。

 ライガー大佐がレナ高地攻防戦において、部隊の士気向上を狙って敢行した逆襲の心理的影響が、ここまで尾を引いていたともいえる。

 これを単に第六騎兵師団の師団長が慎重であったと批判することは出来ない。事前の索敵結果により突破が容易であると判断されたにも関わらず、進撃を停滞させるような事態が発生したのである。

 もちろん、後世の歴史家からは、第六騎兵師団は側面の防御に構わず前進すべきであったと批判されている。十八日午後の時点でロンダリア軍中央と北翼は遅滞戦闘を行いつつ後退中であり、側面を無視して第六騎兵師団が突進を継続していればロンダリア軍の戦術的後退を敗走に変えることが出来たであろうとされるからである。

 しかし、実際に戦場に居た者たちの判断は違った。

 丘の斉発砲が樹木によって秘匿されていたことにより、銃声の数から多数の歩兵部隊が潜んでいると錯覚しまったことも、第六騎兵師団の作戦行動に大きな影響を与えた。索敵の結果判明した連隊規模の敵騎兵部隊の他に、南翼には他にも伏兵となる兵力が潜んでいると推測してしまったのである。

 もっとも、それも無理からぬことであった。

 戦場において、指揮官が敵味方すべての事象を把握していることなどあり得ない。限られた情報の中で、彼らは決断を下さなければならないのである。


◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆


 レナ高地の攻防戦に引き続き、陣地戦を指揮することになったライガー大佐は、運命の皮肉というものを思わざるをえなかった。

 とはいえ、今回はレナ高地ほど入念に陣地を築くだけの時間的余裕がなかった。有刺鉄線も手に入らず、辛うじて農場の柵を根こそぎ引き抜いて丘の陣地防衛に転用した程度である。火砲は歩兵部隊の保有する小型軽量の歩兵砲、山砲が各二門、計四門しか存在していない。

 また、彼は当然、敵が丘を迂回突破しようとした場合の対策も考えていた。残り二門の斉発砲は、今朝方野営地に到着した輜重段列の馬車を徴発して、歩兵第七十五連隊がやったように戦闘馬車(ウォーワゴン)に仕立て上げたのである。

 これにより、野砲並みに取り回しの難しい斉発砲を、多少は機動的に運用出来るようになった。

 ライガー大佐は戦闘団の歩兵二個中隊に陣地を固守させる一方、自らは騎兵部隊を直率して機動防御戦を行う構えだったのである。迂回突破を図る敵部隊を撃破し、敵の主攻を街道沿いの丘に誘導することが目的であった。

 この作戦は、上空からの正確な敵部隊の移動情報があって初めて実現可能となったものである。エスタークス勅任魔導官とベイリオル少尉からもたらされる情報は、地上部隊に伏撃を容易にさせた。

 迂回突破を図ろうとした敵騎兵部隊を付近の村にて撃退したことも、翼竜からの的確な情報があったからこそ実現可能であったことであった。

 さらに、夕刻には独立混成第一旅団の先鋒が到着するという。それまで南翼戦線を持ち堪えることが出来れば、問題はない。

 兵力差は二倍から三倍と推定されたが、レナ高地での経験からライガー大佐は突破を阻止出来ないほど自分たちが不利であるとは考えていなかった。

 火力とは、戦場においてそれだけの存在なのである。






「なあ、リュシアン」


 翼竜の鞍上でエルフリードが言った。


「我々は地上部隊を支援しなくてもよいのか?」


 レナ高地での爆裂術式のことを言っているのだろう。再度の出撃後、リュシアンは敵南翼騎兵部隊の渡河地点まで飛行し、小規模な爆裂術式で敵工兵の架けた橋を爆破している。それと同じことが出来ないかと、エルフリードは考えたのだ。

 だが、リュシアンは地上の敵部隊を見て、即座に否定した。


「あそこまで長い縦隊を形成されると、単に大威力の爆裂術式を放てばいいって訳じゃないからね」


「ふぅむ……確かにな」


 エルフリードは双眼鏡で地上の様子を観察しながら頷く。眼下では、北上を続ける人馬の縦隊が存在していた。時折、こちらに対して騎銃を撃ってくるようだが、翼竜の飛行する高度までは届かない。

爆風とは、基本的に放射状に広がっていく。これは砲弾であろうが、爆裂術式であろうが変わらない。

 後方の輜重段列も含め、長い隊列を組む敵部隊をリュシアンの爆裂術式だけで叩くのは、理論的に困難なものがあった。もちろん、魔力消費量を無視すれば可能ではあったが、リュシアンとしてはやはり気に喰わないものがある。

 昨日、敵の騎兵の隊列を吹き飛ばした時の不快感と忌避感。

 いくらエルフリードが後ろに乗っているからといって、積極的にやりたいわけではない。別に、地上の敵兵士たちは、直接的にエルフリードに危害を加えようとしているわけではないのだから。


「あと、王室機密情報局からの情報によると、北ブルグンディアの宮廷魔導団が派遣されているらしい。そいつらが出てこないとも限らないから、効率の悪い魔力の使い方はしたくない」


「ふん、我が国の王室魔導院とは随分と覚悟が違うのだな」


 嗤うように、エルフリードは評した。


「しかし、お前一人で大丈夫なのか?」


 そして、案ずるように少女は付け加える。


「判らないね。確かに俺は対魔術師戦に特化したクラリス・オズバーンの弟子だけど、クラリスに比べればまだまだ未熟だから」


「……私も、お前の役に立てたらいいのにな」ぽつりと、切なそうにエルフリードは言った。「お前をこんな目に遭わせているのに、私はいつもお前に対して何もしてやれない」


 かつては好奇心旺盛な快活な少年であった幼馴染を人殺しの道に引きずり込んでしまったのは、間違いなく自分の存在があったからだ。エルフリードはリュシアンの背中で唇を噛む。

 この少年の力を利用したい自分と、かつての少年の姿に寂寥を覚える自分。

 その分裂した感情が、エルフリードの中にはあった。


「そんなことはないよ」リュシアンは少女の言葉を否定した。「俺は、エルの存在に救われているから。じゃなきゃ、とっくに俺は壊れている」


「そうではない」ぎゅっと、エルフリードはリュシアンの腹に回した両腕に力を込める。「お前が私を、私を含めた将兵を救ってくれたというのに、私はお前に同じことをしてやれない。それが、もどかしいのだ」


「エルは、魔術師じゃないから」


「判っている。判っているが、納得出来んのだ」


 ふて腐れた子供のような声と共に、エルフリードはぐりぐりと額をリュシアンの背中に押し付けた。

 戦場でありながら、戦場から切り離された空の上。そこに二人だけでいるから、こんなにも感傷的になっているのかもしれない。

 そして、それは戦場という極限状況下においてはひどく贅沢な時間であったのかもしれない。

 レーヌス河湾曲部を巡る戦闘で、すでに多くの人間が家族や恋人といった親しい者と最後に会話を交わすことなく死地に赴いていたのだから。

 シュガーローフとヴィレル・ボカージュの闇鍋。

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