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たくさんの命 ひとつの身体
赤百足 地面を這いつくばって 生きている
今日見てみたら 踏まれてた
でも かたちは成していた
昨日まで寒い木枯らしの中を 働きアリの様に ずっといた
虫は何も悪いことはしていないのに 虫に罪はないのに
堤防の脇に生きている 草花
通ってみたとき 草独特の血液臭がした
除草作業と称して 刈られていた
魅力的な草花 しんじゃった
風になびいて 舞っていたのに
私の恋人はあなたの恋人 わけあって うばわれました
これ以上私の目の前で 愛人を生きた骸にしないでください
令和元年 霜月七日 木曜日
呆気なく、私の命も終わります。