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第160話 花嫁修行だな!!

 まさかルイルイの一言で『コスプレ喫茶』に決定するとは!!


 それに最初はめちゃくちゃ嫌だっていた女子達も、ルイルイに一人ずつ何か耳打ちをされた途端に素直に応じたのも不思議だ……


 一体、ルイルイは彼女達に何を言ったんだろうか?

 

 舞奈あたりは簡単に口を割ると思っていたのに全然、口を割りたがらないぞ!!


 ただ凄く顔を赤くしていたのが気になるところだが……


 まぁ俺は別に『ネガティ部』で『コスプレ喫茶』をすることは良いんじゃないかと思っているし、凄く楽しみなんだけどな!!


 こんな美少女だらけの『ネガティ部』が『コスプレ喫茶』をすれば、きっと大繁盛間違いなしだなっ!!


「ところでさぁ、とても言いにくいことなんだけどさぁ……」


「子龍先輩、どうかされましたか?」


「あ……あのさぁ……『学園祭』当日は僕は演劇があるからさ、申し訳ないけど、ほとんど『コスプレ喫茶』には協力できないから……だから一矢君、あとはよろしく頼むね?」


「はーっ!? それなのに子龍先輩は『メイド喫茶』をやろうって言ってたんですか!? 最初から俺一人に裏方をさせるつもりだったんですね!?」


「いや、そんなひどいことは考えていなかったよ! ただ僕は純粋に『ネガティ部女子達』の『メイド服姿』が見てみたかっただけなんだよ!! ほっ……ホントだよ!!」


 ウ~ン……しかし困ったな……俺一人で『コスプレ喫茶』の裏方なんてできるのか?


「一矢君? 私、部長だし私はコスプレはしないで裏方にまわろうか?」


「菜弥美部長、有難うございます。でも俺は菜弥美部長のコスプレも見てみたいですから、俺、頑張ります! それに無理そうならモブオでも捕まえて手伝わせますから!!」


(ポッ)「私のコスプレを見たいだなんて……一矢君ったら、なんて『普通に変態』なんでしょう!!」


「菜弥美部長、普通ってのは余分だと思うのですが……」



「ダーリンもヤミヤミも何か勘違いをしていないかい? 誰もコスプレをした奴がウエイトレスだけをするなんて決まりは無いんだよ!! コスプレをしなが裏方もやればいいことだ!! 逆にお前達みたいな『世間知らずのお嬢様』には丁度良い機会なんだよ!! だからこれからお前達は本番までに『接客』や『裏方』の勉強でもするんだな!! アー、ハッハッハッハッ!!」


「えーっ!? 私達が『裏方』もするんですか!? 接客だって初めてなのに……」


「そうですよ、舞奈の言う通りですよ!! 私も接客されることはあっても、することなんて一度も無かったのに……」


 紅伊奈も舞奈もここへきて『お嬢様』炸裂だな!?


 でもアレだな。

 これはルイルイの言う通り、丁度良い機会かもしれないな……


「二人共ちょっといいか?」


「何よ、一矢?」「どうしたの、一矢君?」


「俺、思うんだが……ルイルイの言う通り丁度良い機会じゃないか? バイトをしている訳でも無いんだし、これから先、社会に出た時にこのままだったら困るんじゃないのか? 俺はバイトをしているし、少しくらいなら教えることも出来るしさ……」


「ウ~ン……将来、私が『接客』や『裏方』をするとは思えないんだけど……」


 まぁ、舞奈は『寿志光グループ総裁』の娘だから一生そんなことは無いだろうけどな!!

 でもさ……


「でもさ、舞奈だって将来、誰とするかは分からないけど、結婚する気はあるんだろ?」


「えっ!? そっ……そりゃぁ、あるわよ!! いきなりドキッとするようなことを言わないでよ!!」


「私も結婚する気はあるわよ。勿論お相手は一矢君だけどね!!」


 紅伊奈、余計なこと言ってんじゃねぇよ!!


「いっ、いずれにしてもだよ? 二人は結婚したら旦那さんに何もしてあげないのか? 料理や洗い物も全て『メイド』にやってもらうのか? それとも旦那にさせるのか?」


「バッ……バカなこと言わないでよ、一矢!! こう見えて私は好きな人には尽くすタイプなんだからね!!」(ポッ……)


「私も一矢君に尽くすわよ!!」


 だから、紅伊奈は余計なことを言うんじゃねぇよ!!


「だったら話は早いじゃないか? 今回の『コスプレ喫茶』で少しだけだけど舞奈達にとって良い『花嫁修行』になるんじゃないか? 俺はそう思うんだけどなぁ……」


「ウ~ン……なんか一矢が言うとそんな気がしてきたわ……『花嫁修行』かぁ……」(ポッ…)


「そうね。私もだわ……おそらく部員の中で私が一番先に結婚すると思うし……今から『花嫁修行』をやらないと間に合わないわね……」


 紅伊奈、間に合わないってお前、何歳で結婚するつもりだよ!?


「ひ……一矢君、少しよろしいでしょうか?」


「美代先輩、どうされましたか?」


「はい……今度のデートなんですが……」


 えっ? 今このタイミングでデートの話ですか!?


「今度のデートがどうしたのですか?」


「あ……あのですね……『水族館』に行った後に……行きたい所ができたといいますか……」


「えっ? そうなんですか? 俺はどこにでも行きますよ」


「有難うございます……それでは私を『メイド喫茶』という所へ連れて行って頂けないでしょうか?」


「えーーーっ!? メッ……メイド喫茶へですか!?」


「はい……」


「何でまたメイド喫茶なんですか? あっ、もしかして……」


「はい、そのもしかしてです……私は『本物のメイド』の働いている姿を見て勉強させて頂きたいと思いまして……」


 うわぁああ!! 美代先輩はなんて健気な人なんだ!!

 で……でも『メイド喫茶』のメイドって『本物』と思っていいのか?


 『本物のメイド』なら舞奈や紅伊奈の家に行けばゴロゴロいるんじゃないのか?

 ……ってか、今はそんなことはどうでもいいか!!


 あの美代先輩が『コスプレ喫茶』の為に頑張ろうとしてくれているんだからな!!

 俺としては喜ばしい限りだぜ。


「美代先輩がメイドの仕事を少しでもマスターしてくれたら『コスプレ喫茶』もはかどるかもしれませんね?」


「えっ? はかどる? どういうことでしょうか?」


「へっ? 美代先輩は今度の『コスプレ喫茶』の為に……」


「いえ、違いますよ一矢君……私は『メイドさん』の働いている姿を直接見れば『花嫁修行』の近道だと思っただけですよ……」


 そっちでしたか、美代先輩!!??


 俺が良いように考え過ぎたぜっ!!


 ってか、『花嫁修行』ならマジで舞奈の家に行って『本物のメイドさん達』を見た方が良いんじゃないのか!?


 いや、何で俺がそこまで『花嫁修行』にこだわる必要があるんだよ!!??



 

お読み頂き有難うございます。


パソコンが壊れてから現在、慣れないタブレットで執筆しており時間がかかっております。

しばらくの間は更新が遅れるかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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