7話 魔力量コントロールの特訓
魔力量をコントロールできるようにするため、労働や切り刻まれる時間以外は特訓に励むことにした。
「ううーー、はああーーーー」
魔力を手まで放出すべく手中していた。
「へっ全然魔力コントロールできていないな。」
目つきが悪い男がつぶやいた
「そういうな、まだ1日しかたっていないのだから。」
がたいのいい男がつぶやいた。
「そうですよ。そんなこというものではないです。」
ゴブリン博士もつぶやいた
「けっっ」
「うううーーー、はああーーーー」
俺は気にせずコントロールするため特訓に励んでいた。
やはりコントロールするのは難しい。
「ぎゃぎゃぎゃ」
ゴブリンが現れた、特訓をやめることにした。
シューーーーーー!!!
ゴブリンは俺たちを切り刻む部屋へと連れて行った。
「ぎゃぎゃぎゃ」
「ががががが」
ゴブリンどもは喜んでいた。すぐさま切り刻まれた。
「ぎゃーーー」
「がーーー」
ブスブスブス、グサグサグサ
「ひいいーーーーーー」
「ぐっ、ぐ~~!」
「うっ、うぐっ」
「がはっ、ぐうっ」
ゴブリンどもは奇声とともに切り刻み、俺たちは悲鳴を出しながらも痛みに耐えていた。
終わったら、牢屋の中に入り、特訓に励む。
翌日は、洞窟を発掘するために肉体労働に励む
カンカンカンカン
カンカンカンカン
終わると、牢屋の中に入り特訓に励む。
切り刻まれたり、発掘作業を繰り返しながら魔力量のコントロールの特訓に励んで1か月がたった。
だいぶコントロールできるようになったぞーーー。
これならゴブリンどもをテイムできるぞ。
「だいぶ魔力量をコントロールできるようになりましたね。」
「1か月でここまでコントロールできるとはたいしたもんだ。」
「けっ、俺だって1か月くらいでコントロールできたさ。」
「またご冗談を言うのはよくないですよ。」
ゴブリン博士がつついてきた。
「じょっ冗談じゃねえよ」
「あはは、ここまでコントロールできるようになったのも皆さんが助言してくれたおかげです。」
「謙遜しなくてもよいですよ。いくら助言を聞いたからといって、できるとは限りませんから。」
「ゴブリン博士の言うとおりだ。たいしたもんだぜ。」
「あっ、ありがとうございます。」
俺は二人から褒められて大変うれしかった。
まー、一人からは毒をはかれているが。
「それで、コントロールできるようになりましたが、今後どうしますか。」
「はっはい、そのことなんですが俺は攻撃魔術の能力は持っていないので魔力量をコントロールしてもゴブリンには攻撃できないと思います。」
「そういえば、攻撃魔術の能力は所持していなかったんですね。それだけの魔力量を所持しているのに残念です。」
「けっ、どれだけ巨大な魔力量を持っていても使えなけりゃー、意味がねえな。」
がたいのいい男と目つきの悪い男はそのばから少し去っていった。
これは逆にチャンスだと思った。
「ゴブリン博士じつは、相談したいことがあるんですが・・・」
「相談とは?」
「ゴブリンテイマーのことについてです。」
俺はゴブリン博士に自分がゴブリンテイマーの能力を所持していることを打ち明けることにした。
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