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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第1章 少年王とキリヤ公国建国創生記編
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国家設定一覧 メイン国家編 6

上杉独立自治北陸藩王国 首都・春日山市 居城・春日山城 


略称名は上杉家・上杉藩王国。


 キリヤ公国連合国への加盟申請日・マギアンティア世界統一暦・1555年・6月5日・午前13時30分頃。



 キリヤ公国連合国への加盟日・マギアンティア世界統一暦・1555年・6月17日・午前10時00分頃。


(上杉家は加盟申請から国内法を始めとする様々な分野での摺り合わせ交渉に時間を掛けた居た為、毛利家より後の加盟と成った。)



 元々は上杉家と言う大名王家が治めていた領国だった地域の越後・越中・能登・加賀の4カ国と出羽庄内地方を国土する藩王国のこと。


 当主だった上杉・剣信・輝清が、軍神毘沙門天の御告げを夢まくらで聞いた為に、突如としてキリヤ公国に仕官する決めた翌日に、彼女は甥の上杉影勝に当主の座を譲渡し、そのまま国外へと出奔。


 その後の上杉影勝は、戦国のアマテラス神皇国内で、下手に動く事を嫌い叔母の剣信の後を追う形でキリヤ公国へと臣従を決めてしまう。


 キリヤ公国連合国の登録ナンバーでは4番として登録されている独立藩王国で、家格の順位は侯爵王家の扱いと成って居る。


 あまり長距離遠征軍を組織する程の国力と兵力を持たないが、7師団規模の軍を持って居る国家。


 しかしながら、上杉影勝はとても義理堅い性格で、主君と仰いだキリヤ公国公王と盟主国のキリヤ公国の命令や連合加盟国との連携を重んじて、要請が有れば進んで遠征軍を派遣する事にして居る。


 国外への出陣の際の指揮系統は、キリヤ公国本国軍の直轄軍の扱いを受ける独立国軍と言う事に成って居る。


上杉家の国土 


 越後国・越中国・能登国・加賀国・佐渡国。


織田家とアマテラス織田自治神皇国がアマテラス神皇国地方統一平定後に、北条家が敗戦国として国替え転封された際に、上野国を編入する。


上杉独立自治北陸藩王国軍


 キリヤ公国連合国へと加盟後に、近代化形式の陸軍と海軍が創設して居るが、殆んどの軍装が戦国時代と変わらない。


 だが、鎧甲冑等は近代化形式素材を利用して居るので侮れない装備と成って居る。


 陸軍は武士歩兵隊・槍歩兵と弓歩兵隊・軍銃歩兵隊・火砲師団・機甲師団と言った部隊が中心と成って居るが、装備品は昭和後期物なので火力と機動力的には問題無い内容と成って居る。


 海軍も重巡洋艦を旗艦とした12隻の艦隊を5つキリヤ公国本国の援助で創設をして居る。


 また、空軍の方はと言うと、近代化形式軍が新設間もないので、空軍の整備に時間を要して居る様だ。


首都・春日山市


 上杉独立自治北陸藩王国の首都に当たる都市で、日本国で言うと上越市と同じ地域に在る沿岸都市。



 春日山市の西側に位置して居る山城で、元々は春日山を切り開いて造った春日山城を中心に、巨大な日本戦国時代風の中世式山城城郭を築いて居る。


 しかしながら、キリヤ公国連合国へと加盟してからは、日本近世風の城郭へと移行し、城下都市も江戸時代風な物とへ変化をして行ったと言う。


 その南に目を向けると信濃国内を流れる大河、信濃川から分岐した大関川が流れ、同地を米どころにしてくれて居る田んぼが一面広がって居る。


 主要産業は米・清酒・海産物・木材加工と成って居り、中でも米・清酒・海産物等の名産品は、上杉家がキリヤ公国連合国へと加盟国をして以来、毎年正月にはキリヤ公王家に献上品として納品して居る産物として有名と成った。


主要都市・富山市・金沢市・七尾市・両津市。




春日山城


 上杉独立自治北陸藩王国の藩王が住まう藩王国の中心地で、春日山市の西側に位置して居る山城で、元々は春日山を切り開いて造った春日山城を中心に、巨大な日本戦国時代風の中世式山城城郭を築いて居る。


 しかしながら、キリヤ公国連合国へと加盟してからは、日本近世風の城郭へと移行し、城下都市も江戸時代風な物とへ変化をして行ったと言う。


 その東側には海岸線が広がって居る北へと切り開いた形に城下町が立ち並び、南に目を向けると信濃国内を流れる大河、信濃川から分岐した大関川が流れ、同地を米どころにしてくれて居る田んぼが一面広がって居る。



毛利独立自治安芸藩王国  首都・広嶋市 居城・広嶋城


 略称名は毛利家・毛利藩王国。


 キリヤ公国連合国への加盟申請日・マギアンティア世界統一暦・1555年・6月15日・午前12時10分頃。


 キリヤ公国連合国への加盟日・マギアンティア世界統一暦・1555年・6月16日・午前10時00分頃。



 元々はアマテラス神皇国の中津国地方・安芸国の広嶋市を本拠とする地方大名王家で、その国土は安芸国・伯耆国・因幡国・美作国・出雲国・石見国・備前国・備中国・備後国・周防国・長門国・隠岐国。


 九州島の筑前国・豊前国と14か国地域を治める大大名王家だが、前当主だった毛利基就は「国家の体制を握る天下人を望んでは成らず、自国の安堵吞みを心掛け、毛利家を大事にしてくれる主君に仕えよ」と言って来た事から、その教え通りに強大な力を秘めて居ると見た、キリヤ公国に仕える事を決めた。


 その切っ掛けを作ってしまったのは、毛利家次女の吉川・春美・隆春がキリヤ公国連合国海軍との揉め事を起こした事が切っ掛けだった。


 それが引き金と成ったお陰で、毛利家は後々の運命を決定付ける重大な決断をし、キリヤ公国連合国へ藩王国として加盟臣従をした。



 初代毛利安芸藩王と成った毛利・輝実・隆宗は、百万一心の仁君として、家督相続時に教わった父からの教えを継承し、その教えを後世に伝えと言う。


 公帝戦争後に正式加盟と成った為に、キリヤ公国連合国の登録ナンバーでは5番として登録されている独立藩王国で、家格の順位は侯爵王家の扱いと成って居る。


 軍の扱いは、藩王国特有の扱いであるキリヤ公国本国軍の直轄軍の扱いを受ける独立国軍と言う事に成って居る。


 新設間もないので、空軍の整備に時間を要して居る様だ。



首都・広嶋市 


 安芸国内に在る毛利独立自治安芸藩王国首都で、その所在地は日本国で言うと広島県・広島市と同じ位置に在る。


 中心街には広島城が聳え立ち、7層式天守閣と7つもの郭を有する巨大な城郭を中心とした江戸時代風の街並みが広がって居る。


 主要産業は瀬戸内海をから取れる海産物を中心として居り、漁場ではカニ・岩ガキ・梨・エビ・宍道湖のシジミ・甘エビ。

 和牛・そば・シイタケ・マツタケ ブドウ 梨・白桃と言った産物も多く生産されて居る。


 広島市には海外向けにそれらの産物を一手に集めてキリヤ公国連合国各国や世界各地へと輸出されて居る。


 毛利・呉市


 毛利独立自治安芸藩王国海軍の本拠地で、瀬戸ノ内海に面した沿岸地域で、小早川艦隊も同地を寄港本拠地として居る都市。


 毛利海軍の創設と共に、毛利海軍工廠株式会社をも立ち上げ、ナデシコ自治州区を含めた科学技術の優れた先進4地域の支援の元で造船所や造船ドックの建設ラッシュが続いて居る毛利家の工業地帯。


瀬戸ノ内海


 アマテラス神皇国地方の中津国地方と四国地方との間に挟まれた内海の事で、織田家と毛利家が領海として共同管理をして居る海域。


 其処に散らばる群島等は、それぞれの国人衆達事情によって織田家・毛利家の二家に分けられながら国境線を引いて居るが、キリヤ公国連合国加盟国である為、外国船以外では、パスポートと通行証無しで通行往来は、自由勝手と成って居るがキリヤ公国連合国海上交通法によって厳格なルールに基づく航行が義務付けられている。



月山富田城 


 毛利独立自治安芸藩王国陸軍の中心拠点駐屯地で、旧尼子家の本拠地のこと。

 先代である毛利基就が、尼子家討伐の為に月山富田城へと侵攻し、同地を落とした際に、次女である吉川・春美・隆春に管理を任せて居る。


 それ以降は吉川家が管理・運営して居る毛利軍の中枢であったが、キリヤ公国連合国へと加盟国後、陸海空軍と言う近代化軍の創設により、月山富田城は毛利独立自治安芸藩王国の防衛拠点であり、陸軍司令部が置かれる拠点とされた。  


 吉川・春美が国外遠征軍の任務に付いて居る以外は、同地を中心に国内の各旧城を駐屯地とした基地に指令を発して管理して居る。


安来市


 月山富田城の城下町で、キリヤ公国連合国に加盟後には、毛利独立自治安芸藩王国陸軍司令部のお膝元たる陸軍都市として再開発と発展を遂げて居る。


 同地には吉川家の屋敷が在り、吉川・春美の個人邸宅も在るが、キリヤ公国連合国に加盟して以来、殆んど帰って来ては居ないらしい。



毛利独立自治安芸藩王国陸軍


 キリヤ公国連合国に加盟した毛利家は、殆んどの軍装が戦国時代と変わらかったが、公帝戦争の際に勇治とナデシコ自治州区から近代化武装を譲渡され、近代化軍の創設を開始して居る。


 毛利陸軍を統括管理して居るのは、猛将吉川の異名で知られる毛利家次女の吉川・春美・隆春大将で、直営軍である吉川家主体の陸軍、吉川陸軍を引きて世界各地の戦場へと出陣して居る。



 


 装備の方は、まだまだ鎧甲冑等の防弾装備等は古めかしい物が多いが、近代化形式素材を利用して居るので侮れない装備と成って居る。


 陸軍は武士歩兵隊・槍歩兵と弓歩兵隊・軍銃歩兵隊・火砲師団・機甲師団と言った部隊が中心と成って居るが、装備品は昭和後期物なので火力と機動力的には問題無い内容と成って居る。




 また、空軍の方はと言うと、近代化形式軍が新設間もないので、空軍の整備に時間を要して居る様だ。


 


毛利独立自治安芸藩王国海軍



 キリヤ公国連合国に加盟した毛利家は、公帝戦争の際に勇治から戦艦を拝領した事で、近代化海軍の整備し、小早川艦隊を創設する。


艦船の編成は巡洋艦・厳島を総旗艦とし、駆逐艦・宮島以下、駆逐艦級が7隻で、艦隊が構成されて居る

 

 公帝戦争後から徐々にだが、重巡洋艦を旗艦とした12隻の艦隊を5つキリヤ公国本国の援助で配備を進めて居る


 指揮官は毛利家三女小早川・隆美・影長と成って居るが、小早川・隆美が外務での仕事に掛かり切りに成って居る場合は、村上武吉が指揮官と成って居る。


以下の艦隊が創設されて行く


毛利独立自治安芸藩王国海軍・第1艦隊・小早川艦隊


 小早川・隆美・影長が、創設した毛利独立自治安芸藩王国の近代化海軍艦隊で、キリヤ公国連合国に加盟した毛利家は、公帝戦争の際に勇治から戦艦を拝領した事で、近代化海軍の整備し、第一艦隊として運用を開始する。



毛利独立自治安芸藩王国海軍・第2艦隊村上艦隊


 小早川・隆美・影長が、創設した毛利独立自治安芸藩王国の近代化海軍艦隊で、元毛利大名王家国傘下に有った村上水軍を率いる村上家当主である村上武吉を司令官とする第二艦隊のこと。


毛利独立自治安芸藩王国海軍・第3艦隊毛利艦隊


 小早川・隆美・影長が、創設した毛利独立自治安芸藩王国の近代化海軍艦隊で、安芸国・広嶋市を本拠地とする毛利家が独自に作った水軍艦隊を祖とする第三艦隊のこと。


 名称が名称なだけに、第一艦隊と誤解されるかも知れないが、単に海軍創設をした人物と、艦艇と装備品らの配備の関係で、第三艦隊と成ってしまっただけである。


小早川イズモ支藩王国



山名家の当主である山名豊国が、キリヤ公国連合国加盟に加盟前に交わした停戦条約の項目に在った但馬国と播磨国を分割統治に付いて異議申し立てが在った。


 彼は但馬国は先祖代々の土地だからと如何してもと言う嘆願書を受けた勇治は、毛利家と織田家に掛け合い。 


 キリヤ公国連合国中央政府が領土交換と言う形で治めて居る。


 毛利家が代わりに手にしたのは、キリヤ列島のヤマト島地方・ヤマト島地方自治州区の西側地方に在るイズモ地区を支藩王国として譲り受けて居る。


 但馬国と同程度の国土を誇り、自然が豊かな土地であるので、土地からの高収入も入って来る為に毛利家としては文句の付けようが無い土地であった。


 これが後に小早川・隆美・影長が管理する事に成り、小早川イズモ支藩王国と成る。

 しかしながら、隆美は代官を派遣して治めるのに留まり、小早川別荘屋敷とイズモ市街地を整備すること以外では、特に自治政務に手を付ける事は無く、休暇を過ごす別荘として使われる事と成って居る。


そして、此処は晩年の隆美の隠居所と成るのであった。



天照関門海峡大橋 略称名・天門大橋


 アマテラス九州平定征伐戦時に、補給路形成を目的の為にと勇治は、ゴットタブレットで、下関市と小倉市との間を繋ぐ巨大な鉄筋制の吊り橋が架けられた。



中津国山脈地帯


 アマテラス神皇国地方・中津国地方の山陽道と山陰道を南北線に分断している山脈地帯のこと。


 冬に成ると北部一帯地域である山陰道では雪が降り、山陽道には瀬戸ノ内海の温暖に気候風土の影響で、雪が中々降らないのが通例と成って居る事でも知られて居る

 毛利家が毛利独立自治安芸藩王国として、キリヤ公国連合国に加盟して以降は、中津国山脈地帯内に在る盆地は、宅地や農地として活用する所だが、写真やビデオ映像で、中津国山脈地帯の様子を見た勇治は、観光業に使える景勝地として活用するべく、景観を損ねない様にとアドバイスを毛利家・三姉妹にして居る。


 其処で三姉妹達は、勇治からのアドバイスを聞き入れ、道路や鉄道を景観に溶け込ませ、街並みも景色に見合う様に心掛けた国造りをする事を心掛けて居ると言う。


 後に同地は、日系国家の観光客が良く訪れる景勝地と成った。




フェリス侯爵独立自治領国 首都キラサラズ市 居城・キラサラズ城


略称名はフェリス国。



 キリヤ公国連合国への加盟申請日・マギアンティア世界統一暦・1555年・8月2日・午前9時15分頃。



 キリヤ公国連合国への加盟日・マギアンティア世界統一暦・1555年・8月2日・午前14時00分頃。


 フェリス侯爵独立自治領国のキリヤ公国連合国への加盟は、公帝戦争での戦後処理でも有った為に、加盟申請したその日の内に加盟が認められた。 


 キリヤ公国が建国されて以来、初めての対外戦争を経験した公帝戦争で攻め入り、戦後にゲルニアン帝国が放棄したガントー地方・ダンドー地方・バンドー地方と言う3地方の国土を編入再編して出来た独立自治国。


 ローレライ大海洋沿岸部地方のガントー地方自治州区を設置し、チバヤン州内に元々の主都キラサラズ市をそのままフェリス侯爵独立自治領国として再出発した自国の首都として、指定したのがキラサラズ市であった。


 キラサラズ市の中央には、政庁街とフェリス侯爵家の住まうキラサラズ城が在る。


 ガントー地方の南西に位置して居る内陸部のダンドー地方は、フェリス家の長女ロイチェルが治めて居て、肥沃な土地柄で作物と河川を利用とした漁業とシジミ漁を生業としている。



因みにフェリス侯爵地方は、畜産と農産物の生産量が6割を占めて居て、ソーセージを始めとする食肉加工品や沿岸部と湖畔周辺でれる魚貝類加工品が多く生産されて居る為、その多くが公王都キリヤへと販売納品れされて居ると言われて居る。


 中でもパン類を作るのに欠かせない小麦やビールに加えて、ブドウはワインに、蜂蜜はミード酒等と言った感じに、酒類やソース等の原材料の多くは、フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー地方自治州区産の物が多く使われて居る。


 そんな関係から食文化と言うのは、地球世界で言えばドイツ系とフランス系が合わさったかのようなお国料理で、特に内陸部はドイツ系が色濃いと言える食文化を持って居る土地柄である。


 その一大生産地と関連会社を経営者なのは、フェリス家の長女ロイチェルが治めて居る土地が殆んどで、ニコニコ笑顔で彼女は、その出店先である公王都キリヤの5割近い住人の胃袋を掴んで居る恐ろしいお姉さんである。




 北東のバンドー地方は、3女のライチェルが治め、キリヤ公国連合国内で侯爵家の当主と成ったレイチェル・フェリスを工業面で支えて居る。


 同地域は北側に鉱山や林業が盛んで、南の港に面した地域は北で採取された素材を活かした工業製品の生産に優れた工商が多く、その工房をたくさん構えて居る地域で、フェリス侯爵独立自治領国内の工業の6割を支えている。


 後に勇治とキリヤ公国本国の支援で近代化が進められる事に成って行く。


 その工業地帯の生産力で作り上げられた軍隊は、フェリス侯爵独立自治領国軍と呼称して居るが、一般的な通称の呼称としてフェリス侯爵軍と呼ばれて居る。



 軍としての主な装備は、大砲とマスケット銃、騎士と兵士主体の中世式軍隊だったが、公帝戦争の影響でズタボロと成った領国軍の再編成が遅れ居た為に、新トウキョウ国防自衛軍に第三連合自治方面軍の地位を先に取られてしまう。


 新トウキョウ転移事変から1月遅れで、キリヤ公国本国の支援で近代化軍の編成が完了となり、ゲルニアン帝国への抑えとして、第〇〇連合自治方面軍に昇格される事が決定された。


 人口比率はガントー地方が30万人。ダンドー地方が27万人。バンドー地方23万にと成って居る。


キリヤ公国連合国の登録ナンバーでは6番目と成って居る。



フェリス家 



 フェリス家はゲルニアン帝国の中央政界で国土管理運営省の上位法衣貴族官僚として活躍して居た一族であり、長年の功労と実績の報奨として当時の皇帝から下賜されたのがフェリス一族がこの地方を治め始めた事の始まりであった。


 だが、その真実はゲルニアン帝国中央政界からフェリス一族を地方へと追いやる口実に過ぎないと言う事実があった。


 キリヤ公国連合国に降ったフェリス家は、後世の世に措いてキリヤ公王家の親族一族の一角として名を遺す一族に成って行く。




ガントー地方自治州区


 ガントー地方自治州区とは、ゲルニアン帝国のフェリス侯爵領の主都と所在地方領の旧ガントー地方領を前身としたフェリス侯爵独立自治領国の政治と経済の中心地である。


 元々はガリアナ王国との国境防備や侵攻拠点として役目を担いつつ、辺境の開拓地として無人領土地帯だった同地を自国へと200年ほど前に領土編入したのが始まり。


 ゲルニアン帝国の中央政界で国土管理運営省の上位法衣貴族官僚として活躍して居たフェリス一族が、長年の功労と実績の報奨として当時の皇帝から下賜されたのがフェリス一族がこの地方を治め始めた事の始まりであった。



 だが、その真実はゲルニアン帝国中央政界からフェリス一族を地方へと追いやる口実に過ぎないと言う事実があった。


 同地方州区の主な構成州は、首都が在る東側沿岸地域のチバヤン州・西側のナフ州・南側のラシノ州・北側のコビア州の4から成り立って居る。



チバヤン州


 首都キラサラズ市が置かれて居るフェリス侯爵独立自治領国の政治と経済の中心地である。


 その人口は、10万人の在州人と首都人口である2万人を合わせて12万人と成って居る。


 首都キラサラズ市


 人口2万人のフェリス侯爵独立自治領国の政治と経済の中心地である。


キラサラズ城


 フェリス一族が180年前に建てたフェリス侯爵領本拠地として建てた城。


 だが、領地の開拓が進むに連れてもっと内陸地に本拠地を移して


 公帝戦争で敗戦したフェリス家は、キリヤ公国連合国に降って連合国に加盟し、フェリス侯爵領自治国と成った時に、引き続き侯爵王家の本拠地として使われて居る。


ナフ州  


 チバヤン州の西側に位置して居る州で、旧フェリス侯爵領主都であるウラガナン市が在る所。


主都はウラガナン市。


ウラガナン市


 チバヤン州の西側に位置して居る州に在る大都市の一つで、公帝戦争の前までは、旧フェリス侯爵領主都であった。


 公帝戦争後は、戦後処理を理由にフェリス家は代替わり宣言し、フェリス家は新当主にして、次女であるレイチェル・フェリスが本拠地として居たキラサラズ市をフェリス侯爵独立自治領国の新首都とする事に成った。





ラシノ州


チバヤン州の南に位置して居る州で、主都はヨコダ・ハマ市。


ヨコダ・ハマ市


 ラシノ州の主都で州のど真ん中に在る都市のことで、人口が4200人くらいの地方都市。


 ガーナ市


 キリヤ公国のムツ地方自治州区と接して居るガントー地方の南部の都市。公帝戦争の後は、キリヤ公国本土とフェリス侯爵独立自治領国とを繋ぐ交易と連絡都市として栄えて行く。


人口が3200人。


コビア州


 チバヤン州の北側に在る州で、主都はミトナン市。



バンドー地方自治州区 


 フェリス侯爵王家の三女のライチェルが治めて居るフェリス侯爵独立自治領国の港湾工業として栄えている北東地方領。ゲルニアン帝国と国境を接して居るが、陸運と海運を活かした貿易と工業で栄えている所でも在る。


 公帝戦争では、ゲルニアン帝国の南部での工業都市の中心地で有る事から、都市全体がズタボロにされるまでナデシコ自治統合海軍による容赦の無い艦砲射撃と空母航空隊による空爆に晒されてしまったが、後にキリヤ公国連合国の支援により再建されて居る。




州都・クルサレ市


 フェリス侯爵王家の三女のライチェルが治めて居るフェリス侯爵独立自治領国の港湾工業都市として栄えて居る工業都市にして、バンドー地方自治州区の州都。


フェリス侯爵家の実に4割の租税が此処で稼がれ、各種工業物資の生産の8割が此処で行われて居るフェリス侯爵家の重要な工業地帯である。


 主に金属加工を中心とした武具や生活雑貨や建築素材に各種部品素材の加工と生産が行われ、多くの工房商会が拠点を構えていた。



 元々はゲルニアン帝国の南部の工業経済を支えていた都市だったが、公帝戦争後にフェリス侯爵独立自治領国としてキリヤ公国に独立自治国として編入加盟国と成った為、キリヤ公国連合国の領土と成る。


 手工業を中心とした工房が多く立ち並んでいた都市であったが、キリヤ公国連合国の加盟後には、近代化が進められ機械加工生産が中心と成って栄えて行く事に成る。


 都市の中心地にはライチェルが普段から使って居る洋風建築のライチェル邸の館が建って居て、近くにはバンドー地方自治州区丁の建物が設置されて居る。 



ダンドー地方自治州区


 フェリス家の長女のロイチェルが治めて居る内陸領地で、鉱山や農林業と淡水魚や淡水貝を使った水産業も得意として居る。


 また、木材を使った加工品を国内外に貿易品として売りさばいて居る所でも有る。州都バルサレ市で、のんびりとした田舎と言った感じの所。


 公帝戦争の時には。ロイチェルは戦後の事を考え無駄な抵抗を止めて キリヤ公国連合国にあっさりと降伏した事を州民から感謝されて居るらしい。



 州都・バルサレ市


 州都・バルサレ市は、ダンドー地方自治州区の首都で、大都市と言うよりも、のんびりした田舎町で、その中心地には、商業地区の街並みとロイチェルが普段から住んで居るロイチェル・フェリス館宮殿城・バルサレ宮殿城やダンドー地方自治州区庁などの官庁街、それ以外は民家が立ち並んで居る町。


 その周辺には田畑が広がり、小川が流れて居る風景が広がって居るだけの・・・のんびりした田舎町であるが、フェリス侯爵独立自治領国の需要な穀倉地帯であり、同時に輸出・備蓄倉庫も兼ねた食料庫が立ち並びつつ、今ではキリヤ公国連合諸国の食料生産自治国でもある。


 ゲルニアン帝国統治下にあった頃からの大穀倉地帯の一つで、税金の一つとしてフェリス侯爵領家が中央政府へと納めて居たが、公帝戦争での敗戦により農林水産品の売買先の行き場を失ってしまう事にも陥ってしまった。


 しかしながら、フェリス侯爵領家がキリヤ公国本国の直下の貴族諸侯王家及び連合国加盟国と成った事で、その状況は一気に一好転した。


 今度はキリヤ公国本国と連合加盟国が公王都キリヤを経由する形で、ダンドー地方自治州区の農林水産品を大量に流通させる事に成り、一気にロイチェル・フェリスは、本家跡取り娘を辞したとは言え、一族の中でも有数の豪農貴族と成ったのである。 




ガントー地方の南西に位置して居る内陸部のダンドー地方は、フェリス家の長女ロイチェルが治めて居て、肥沃な土地柄で作物と河川を利用とした漁業とシジミ漁と淡水漁業を生業として居る。



因みにフェリス侯爵地方は、畜産と農産物の生産量が6割を占めて居て、ソーセージを始めとする食肉加工品や沿岸部と湖畔周辺で獲れる淡水魚貝類加工品が多く生産されて居る為、その多くが公王都キリヤへと販売納品れされて居ると言われて居る。


 中でもパン類を作るのに欠かせない小麦や常飲種と成って居るビール、それに必要なホップの生産に加えて、ブドウはワインに、蜂蜜はミード酒等と言った感じに、酒類やソース等の原材料の多くは、フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー地方自治州区産の物が多く使われて居る。


 そんな関係から食文化と言うのは、地球世界で言えばドイツ系とフランス系が合わさったかのようなお国料理で、特に内陸部はドイツ系が色濃いと言える食文化を持って居る土地柄である。


 その一大生産地と関連会社を経営者なのは、フェリス家の長女ロイチェルが治めて居る土地が殆んどで、ニコニコ笑顔で彼女は、その出店先である公王都キリヤ市の5割近い住人の胃袋を掴んで居ると言う、恐ろしいお姉さんであった。


 因みにロイチェルがその気に成れば、公王都キリヤ市の5割近い住人とキリヤ公国連合諸国の食料自給率の3割弱を握って居る上に、キリヤ公国本国政府の食料自給率の3割の胃袋を握って居る事から、その事を理由にした脅し文句が言えそうだと囁かれて居ると言う。



 何せ、キリヤ公国連合国内の食料自給率の3割弱・・・・37パーセントを握って居ると言うのは、実に恐ろしいからだった。


 それは何故かと言うと・・・・スーパーマーケットとデパートと言った生鮮食品コーナーの出荷予定分、それも輸出生産分の半分程度を握って居ると言っても過言では無く、ダンドー地方自治州区政府が出荷をやーめーたっと言えば、たちどころにスーパーマーケットとデパートでの生鮮食品が200円から800円代以上に跳ね上がるからだった。




ダンドー山脈盆地駐屯地基地


 ゲルニアン帝国との国境を監視する為の基地で、ダンドー山脈盆地の戦いでは伊達軍と毛利軍の駐屯地に使用された。公帝戦争以前はゲルニアン帝国軍の砦でも在った。


ダンドー山脈盆地

 ダンドー山脈はフェリス侯爵独立自治領国・北西地方に在るダンドー地方の北部内大陸地方の事で、ゲルニアン帝国との国境の山脈のこと。



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