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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第2章 少年王、家臣団をスカウトする編
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キリヤ公国建国史 第11回 キリヤ公国とアマテラス戦国覇王・織田・和紗・信長と織田大名王家っ!! 織田・和紗の野望・キリヤ公国連合国への加盟に至るまで編っ!!!

その後も織田家と和紗らは、瀬田の戦い・比叡山の戦い・姉川の戦い・ブッタ教 ブッタ教寺院一向宗寺院・本願寺山の戦い・天王寺平の戦い。


 小谷城の戦い・越前平定戦・木津川口の戦い・淡路国平定戦・四国地方平定戦・播磨国平定戦・丹波平定戦・三度ヶ原の戦い・但馬・因幡攻略平定戦等々と、アマテラス神皇国地方の畿内中心部を拠点にして、四方八方へと進軍する勢いは、正に破竹の勢いと呼べる戦国の風雲女児である当主織田・和紗・信長は、同盟国の徳川家と供にアマテラス神皇国地方の統一に邁進して行く。



 そして、三度ヶ原の戦いと同時期に行われた公帝戦争で、キリヤ公国連合国が戦勝国と成り、ゲルニアン帝国の皇帝であるチョビ髭皇帝、ヒットラン・アドルフラーは、搦め手として、アマテラス神皇国・九州島地方を自分の領土に組み込もうと目論んで居る事が発覚。


 兼ねてから織田家の方針として和紗は、ゲルニアン帝国とキリヤ公国連合国とは、勢力が大き過ぎるが故に、下手をすれば自分たちが何方に取り込まれる事を恐れて居た為、織田家は中立として付き合って行こうと考えて居たが、アマテラス神皇国地方統一を国是として居た和紗は、コソ泥をしようとして居たヒットラン皇帝に激怒する。


「米実っ!!十華っ!!決めたぞっ!!俺はキリヤの小僧と組むっ!!」


「はぁ?」


「えっ!?」


「「えええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」」と、丹羽・米実と明智・十華の二人は、間抜け面を一瞬だけさらし、ビックリした声と表情をさらにさらして大声で叫んでしまった。


「何でまた、そのような結論にっ?」


「そうですよ、和紗様っ!!ついこの前までは、力付くで勇治殿に組み敷かれるのは真っ平御免であると仰って居られたではないですかっ!!」


 米実と十華の二人は、主たる織田・和紗の斜め上の天才的な発想と思い付きに、付いて行こうと必至だが、今回の事は幾ら何でも、和紗の気性を考えると有り得ないと考えて居た為、本当にビックリしてしまって居た。



「俺のアマテラス神皇国天下統一を成し遂げた後は、織田家の親族の中から養子をと考えて居たが、こうなれば四の五のを言って居る時では無いっ!!」


「あのちょび髭オヤジと戦だっ!!俺の国土と成る土地に、あのチョビ髭オヤジは、ちょっかいを出して来たのだっ!!」


「この落とし前は、俺自らゲルニアン帝国に攻め込んで、何億倍にして払わせて居るっ!!」


「その為には兵も金も、国土も技術力も足りないっ!!」


「だったら在る所から引っ張って来れば良いだけのことっ!!」


「あの~、和紗さま。」


「その・・・そのまさか、まさかとは・・・・・思いますが・・・・・・」


「キリヤの小僧と結婚して子作りするっ!!そして、旦那の兵と金と国土と技術力を使って、只のちょび髭オヤジのヒットランを打ち首にしてくれんっ!!」


「・・・・はぁ~」と米実は、溜息混じりに何時もの病気かと、諦めムードだった。


(また、和紗様の悪い気性が・・・・)と明智・十華は、胃がキリキリと痛み始めてしまう。


「ですが、和紗様。勇治陛下は、御年13歳です。和紗様から見れば一回り以上の歳の差が在ります。」


「それに妃と成るお方は、二人と成って居る様ですし、其処へ割り込むにも、先ずは我が織田家とキリヤ公国連合国とが国交樹立し、其処から話を進めませんと、婚約すら出来ません。」


「分かって居る。俺も年下の小僧が、俺の身体に溺れる腑抜けなガキならば、子種を絞り取って、我が子を孕み。その家を乗っ取って、俺が盟主王に成れば良いだけだっ!!」


「くくくくくっ!!これまで女に産まれた事が面倒くさいと思って居たが、俺の肉体も存外、使える物だな。」


 織田・和紗・信長と言う姫大名王は、これまでの人生に措いて、女に産まれた事だけを悔やんで居た。


 だって、妊娠とか跡目相続の為の政略結婚が、面倒くさいと考えて居たからだった。


 その為和紗は、アマテラス神皇国地方を統一平定を成し遂げた後は、目を掛けられそうな一族の子を養子に迎えるか、徳川・千代・家康を本当の義理の妹に迎えて、跡目にしようとも考えて居た。


 此処に来て和紗は、ゲルニアン帝国のヒットラン・アドルフラー皇帝が、アマテラス神皇国地方の九州島地方にちょっかいを仕掛けて居た事が発覚した事に由り、ヒットランと敵対する事を決意する。


 その為は、その為には兵も金も、国土も技術力も足りないので、勇治とキリヤ公国連合国と手を組む事にした様であった。



 その手段を手に入れる為に、彼女は自分自身を売り込み、その見返りを貰うと目論む。


「米実っ!!直ぐにナデシコの船を借りるなり、乗り込む成りして、キリヤ公国本国へと迎えっ!!先ずは小僧にゲルニアン帝国との戦に打ち勝った、戦勝祝いを言いに行って来いっ!!」

 

「十華は、織田家の新体制・・・・・俺が織田安土幕府政権を確立した征夷大将軍王として、アマテラス織田神皇国を建国する根回しや準備を進めろっ!!」


「それが成し遂げるまでは、我が織田家は、何所とも大戦はしない様にしたい。出来るか?」


「・・・・はいっ!!やって見せます。全ては和紗さまの為、アマテラス神皇国地方の統一平定の為にっ!!」


「和紗様。貴女様の思い付きには、何時も何時も、驚かされてばかりですが・・・・・勇治殿の前では、ガッつき過ぎた上に、前のめりに成り過ぎて嫌われない様にして下さいね。年下の男の子は、甘えさせるくらいが丁度いいですから・・・・・」


「・・・・そうなのか?」と天然ボケを見せる和紗は、恋愛経験が未経験者で、未だに男の噂も無い処女である。



 この決断が織田家を軍事・経済に優れたキリヤ公国連合国の加盟国家、アマテラス織田自治神皇国の建国へと繋がり、後に勇治との間に多くの子供を儲ける事に成る。



 アイヌル・シャッコロ・北地の反乱とアマテラス神皇国・九州地方平定征伐戦 略称名・九州島地方戦役を切っ掛けに、織田家・織田・和紗とキリヤ公国連合国・桐谷勇治らは、急速に接近して行く。


 島津家の攻勢に苦しむ龍造寺家が、織田家とキリヤ公国連合国に泣き付いた事により、島津家征伐が決定。


 キリヤ公国連合国中央政府は、アマテラス神皇国地方のアマテラス独立三侯王家・・・伊達家・毛利家・上杉家の三家と最大統一国である織田家と供に、マギアンティア世界統一暦・1555年・10月26日・午前12時00分頃に、島津家に対する最後通告に関する記者会見を決定。


 マギアンティア世界統一暦・1555年・10月26日・午前12時00分頃・ キリヤ公国連合国・第三連合地方・新トウキョウ湾岸海洋都市・特別地方自治州区・トウキョウ都地区・青坂迎賓館にて、アマテラス織田自治神皇国の建国と新たな将軍王に戴冠する事を宣言。


 同時に九州島地方で好き勝手に暴れ回る島津家に対して、本領地に撤退せよと通告。


 これで事実上、織田・和紗・信長がアマテラス神皇国地方の統一平定者に名乗りを上げ、残る大名王家である島津家・武田家・北条家らに対して、進退を決めるように通達。


「我がアマテラス織田自治神皇国・将軍王政府とキリヤ公国連合国中央政府は、盟主王・桐谷勇治と将軍王・織田・和紗・信長の名の下に、アマテラス神皇国地方に措けるあらゆる私戦を禁止する総武禁止辞令法を発布し、現時刻を以ってして発令するもの成りっ!!」


 同時にキリヤ公国連合国中央政府には、キリヤ公国連合国・宗主国王・桐谷勇治と婚約を申し入れて居る。


 此処に織田・和紗・信長は、キリヤ公国連合国の一員として活躍をして行く事に成って行く。


 その中でもアーラスカン独立自治共和国の大統領であるナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトこと、レオーネとは親友同士と成り、何時如何なる時でも隣合わせに戦い、遊び、苦楽を供にする仲であると知らて行く事に成った 



 後年・・・・・織田・和紗・信長は、キリヤ王宮の後宮内に措いて、勇治と激しく夜伽をする事で有名な人物の一人で有る事で知られた。


 その気性の激しさは、老化による子供が出来なく成るまで続く。


 その激しさは同伴する勇治の夫人達ですら、最後まで一緒に意識を保って居られるのが数名しか居ない程に激しく、情熱的で愛情が深かったらしいと言われた。


 だがそんな和紗にも、戦場と夜伽での鬼神の様な顔をとは別の顔して居た。


 日常生活での彼女は、自分の子を含めた全ての勇治の子供達には、教育面では厳しかったが、普段は温和で物凄く優しく、供に一緒に成って遊ぶ姿が有ったと言う記録が多く残って居る。


 後に情烈将国王側姫妃と言う称号が彼女の墓石に刻まれて居る。


 その気性の激しさと家族と夫への愛情が、何よりも深かった事が伺える表現が、良く出て居る称号と言われて居る。


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