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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第2章 少年王、家臣団をスカウトする編
50/321

第10話 少年王と戦国争乱時代のアマテラスの姫武将達の渡海と仕官

マギアンティア世界統一暦・1555年・6月25日・午前10時10分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・四国島・四国地方・伊予国・今治市・今治城にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 北九州地方・豊前国・豊後国・筑後国の三カ国を治める大名王家の大友家。


 大友家は、古くは第一将軍王朝・田村家に仕えた初代の大友能直が、豊後の大分地方を領土として賜り、九州地方へと移り住んだのが始まりとされて居る。


それ以来、大友家は歴代の将軍王政権に仕えて来た歴史を誇りとして来た。


 第13代足柄幕府将軍王・足柄・一輝・宗輝は、自身が居なくても織田家の織田・和紗・信長がアマテラス神皇国を統一するだろうと考えもあり、キリヤ公国連合国からの誘いを受ける形で、足柄室町幕府将軍王朝を閉じてキリヤ公国連合国へと渡海してしまう事に成る。


 そんな青天の霹靂の様な出来事が巻き起こった中で、大友・須江・奏麟は、次代の将軍王と成る人物は、織田・和紗・信長であると見て居た。



 その先読みは、正しかったと証明されたのは、今から三日前に四国地方を平定したとの報せが舞い込んだからである。


 それ以前から大友・須江は、将来的に織田家が九州地方へとやって来るのを見越して、和紗との交流を重視し、ユーラシアン大陸との貿易で手に入れた物珍しい品々を贈り物として送って居た。


 そんな外交努力を続けて来た甲斐が在り、四国統一を成し遂げた事への祝賀を述べようと、大友・須江は隣り近所に成りつつある織田家領土と成った伊予国へと訪問しにやって来た。



 来るべき九州地方の統一平定戦に向けての地ならしにと、同行者には、大友家の筑後国領主にして与力大名であり、立花家の当主である立花・雪花・道雪と、家老職に在る高橋・紹子・運紹。 


 また地方大名王家である肥後国の人吉城の相良・晴陽・義陽と日向国の伊東義祐の二人も、大友・須江の仲介で織田家の同盟大名王家と成ろうと、この外交会談へとやって来ていた。


 大友・須江は、同行者達と共に、今治城の謁見の間で、羽柴・陽菜に目通ると、祝いの言葉を述べる。



「この度は織田家による四国地方平定の完遂。心よりお祝い申し上げます。」


「「「「おめでとうございますっ!!」」」」」と同行者達等も祝いの言葉を述べて行く。


「此方こそ、大友家や九州地方の織田家と協力体制に在る大名王家の方々からの手厚いご支援にも感謝を申し上げる。」


「羽柴殿。九州地方へは、いつ頃お入り成るお積りでしょうか?」


「日取りが決まりましたら、是非とも我が家へとお報せ下さい。」


「我が大友家は九州地方の統一に措いて、一働きする所存。」


「まぁまぁ、そう急がずとも。」


「ですが、羽柴殿。昨今は島津四姉妹が何やら怪しげな動き在り。」


「左様、相良殿の仰って居らる通り、聞く所に寄れば、島津家は竜珠王国を支配下に置いたとの事。」


「そろそろ九州北部へと侵攻の兆しが在るやもしれませんぞっ!!」



「逆に龍造寺が大人し過ぎるのも問題だな。」と高橋・紹子・運紹が言うと、ドッと笑い声が広がる。


「しかしながら、島津家は九州地方の古い名家に過ぎない筈ですが、其処まで警戒するほどの事なの?」と陽菜は、名参謀である黒田・雫に聞く。


「陽菜殿は良く知らないようですな。」



「島津家は、確かに大友家・龍造寺家等よりもやや小さなお家の大名王家。」


「領国は先祖代々から受け継いで来た薩摩国と竜珠王国との戦いで勝ち取った天城諸島あまぎしょとうを領有しており、彼の王国の竜珠諸島りゅうきゅうしょとうとの交易で栄えて居る為、最近は何かと羽振りが良いとも聞き及びすまな。」



「先代当主である島津貴久殿は、娘達である島津4姉妹が余りにも優秀過ぎて家督を盗られるかの様にして、譲り渡されたとの事です。」


「当主にしてその美貌は西南国随一にして、誠の大将の器と謳われる長女・島津・久実・義久。」


「武勇名高き鬼島津と言われし人物として知られた島津家の次女・島津・弘美・義広。」


「その才智は天下に轟くと期待されて居る冷血なる軍師で島津家の三女・島津・利美・歳久。」


「島津家内の将兵に最も人気を誇り、武勇と統率力に長けた能力を有して居ると評判の良い四女である島津・衣恵与・家久。」


「何れも一軍を率いて戦場に赴けば、10万人の軍勢を手足の様に動かせるとのことです。」


「何だか面倒な相手だね。」


「誠に、ですが・・・・今は大隅国を支配下に置き、日向国の南部領を制圧したとの情報が入っては居りまするが、大友家を始めとする連合軍が相手なら余裕で勝てる筈です。」


「おおっ!!流石は羽柴家の軍師にして、播磨国州の秀才と謳われて居る人物。」


「冷静沈着な判断による分析が為されて居るとは、軍師黒田・雫・隆孝の名は伊達では在りませんね。」と言う大友・須江・奏麟は、黒田・雫の言葉に島津家の脅威による不安感が和らいだ様子であった。


(だが気に成るのは、島津家の動き。特に竜珠王国との戦争に勝った事と、ゲルニアン帝国が裏で暗躍して居ると言う噂話だ。)


(噂ではゲルニアン帝国が、アマテラス神皇国地方での利権を少しでも確保しようと、信長様には貿易での優遇処置を取り、島津四姉妹には貿易と軍事支援などの取り入る様な手引きをして居ると聞く。)


(竜珠王国を支配下に置いて、其処から得られる利益。)


(島津家は武具と金銭。ゲルニアン帝国はアマテラス神皇国地方の大名王家と竜珠王国と言った地域の元首を支配下に置いたと言う宗主国権を手に入れ、影響下に置く事。)


(キリヤ公国連合国が、アマテラス神皇国地方の大名王家に関して、望む望まないに関わらず、盟主王と成ってしまうのは時間の問題。)



(ちょび髭オヤジ皇帝のヒットランは、何が何でもそれだけは阻止ししたい筈。)


(下手をすれば、九州地方統一平定戦は、荒れるやも知れませんな。)


羽柴家の軍師にして、播磨国州の秀才と謳われて居る黒田・雫・隆孝は、不気味に動き始めた島津家の4姉妹の動向に波乱の予感を感じてしまう。


  

 これが後にアマテラス神皇国九州平定戦役へと繋がる事になる前触れとも知らずに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 マギアンティア世界統一暦・1555年・6月15日・午前10時30分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・中部地方・国人衆領国・真田家・信濃国・上田郷・砥石城にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


此処はアマテラス神皇国の中部地方に在る信濃国。


 此処は決まった大名王家が統治をして居ない国人衆達がひしめき合う土地柄で、北信濃を上杉家側に付く国人衆勢力と武田家側に付いて居る南信濃の国人衆勢力が南北線上に別れて戦いあって居た。



それらの争いの集大成と言うのが、世に言う川中島の戦いである。


 5回ほど戦い合った武田家と上杉家は、毎回3万人同士の戦いで出た死者は、両軍を合わせると死者が4000人と言う引き分けに終わる。


その後は上野国を巡っても争い、両家の戦いは泥沼の様相を呈してしまう。


 そんな戦ばかりの日々に終止符が打たれる事に成った。


 この日、越後の龍または軍神と謳われ恐れられ敬われて居る上杉・剣信・輝清は、北信濃と上野国の国人衆達と共に武田家と和議に至る事と成ったのだ


 その仲介者はアマテラス皇国足柄幕府将軍王朝一三代目の足柄・一輝・宗輝である。


 足柄・一輝は、キリヤ公国連合国の公王である桐谷勇治に国防大臣に成って欲しいと請われ、キリヤ公国本国へと向かう序でに、アマテラス皇国足柄幕府将軍王朝の直臣や所縁の在る大名王家、又は誘いを掛けた大名王家や国人衆達等と共にキリヤ公国本国へと渡海をする事にして居た。


 今日はその集大成であり、足柄・一輝は顔馴染みや文通相手である者達を迎えに行こうと、アマテラス神皇国の首都である皇都・平庵京を出発。


 細川・藤夜・悠斎を筆頭する足柄家の家臣達と共に東へと向かう。 


 大和国の柳生郷で、柳生・冬香・十兵衛。



 其処から美濃国を経由して武田家の本拠地である甲府市へと入り、一泊して 甲斐国の虎と称される大名王で武田・春夜・信玄と共に真田家の治めている信濃国・上田郷へと向かう。


 其処では上杉・剣信と北信濃と上野国の国人衆達が居並び、この地方に関わる一大会議か開かれる事に成った。


「これより北信濃地方領・上野国に関わる国人衆、上杉家・武田家の和議と領国売却承認の起請文を交わす。」


「仲介役はアマテラス皇国足柄幕府将軍王朝一三代目にして、元将軍王の足柄・一輝・宗輝が見届ける。」


「それと、少しでも不埒な真似をすれば、加嶋神道流の開祖にして、アマテラス皇国で一番の剣豪としてられて居る我が師たる塚原・伝江・朴伝の弟子である柳生・冬香・十兵衛と上泉・伊澄・信綱の二人が叩きっ切るので、その積りで居る様にっ!!」と足柄・一輝はニヤリと不敵な笑みを浮かべながら言う。



 足柄・一輝が先に述べたように、今日は北信濃地方寮・上野国に関わる国人衆達が一堂に会して、宿敵である武田家と和睦し、己が領国を武田家に売り払う会談が開かれて居た。


 武田家に抵抗して居た勢力は、決して負けて居たり、降伏をしたい訳では無く。


 狭い領国を守って死闘を繰り広げるよりも、キリヤ公国連合国が公募して居る移民と仕官公募に応募して、平和でやりがいのある職に就く方が良いんじゃね?


みたいな感じで上杉・剣信と足柄・一輝らの誘いに乗る事にした。


 今なら即戦力で希望の部署にも就ける可能性が高いと言われれば、これはもう行くっきゃないね見たいな感じに成るも頷けてしまうと言うもの。


そんな訳で、武田家はアマテラス通貨の大判金貨で、5億両を支払う事で決まる。


 武田家は甲斐国内の多数ある金山からは60臆両もの収入が入って来るので5億両程度は、はした金に過ぎないと言ってポンと支払って居る。


 これには武田家の軍師として知られて居る山本・晴幸・勘助の献策が有ったからだった。


此処で武田・春夜・信玄にも触れて置く。



甲斐国の虎と称される大名王で、アマテラス神皇国地方・甲斐国・武田氏第18代当主・武田信虎の次女。


先代武田家当主であった武田信虎は、跡目争いに措いて姫武将だと婿取りが面倒な事になり兼ねないと言う考えの持ち主で、そんな理由から武田・春夜よりも4年早く生まれていた長女・武田絹姫を武田家の将来を見据えて、諏訪家の嫁入りを決め、続く武田・春夜・信玄と武田・夏夜・信繫は双子姉妹として産まれ、 その後の子供たちも何の因果なのか、全てが姫と成ってしまう。


 その事に危機感を抱いた信虎は、武田家に連なる親戚関係に在る家々の何れかの男子を養子に迎えようと画策する。


 しかしながら、元服を迎えた武田・春夜・信玄と武田・夏夜・信繫は双子姉妹を始めとする娘達は、父からの自分達への余りにも酷い扱いに嫌気が差し、父信虎を駿府の太原雪斎と図って、追放処分にする事にした。


 その結果、アマテラス神皇国地方・甲斐国・武田氏第19代当主と成る事に成った武田・春夜・信玄は、妹達と自分をお館様と仰ぐ若き家臣達ともに新しい武田家を築く事に成った。


 前髪を右わけにして居るショートヘアーと小柄な体型をした美少女だが、年頃は20代半ばほどで、双子姉妹の三女・武田・夏夜・信繫は妹とに当たる。


性格は勝気でツンデレさんであり、権謀術数を駆使する方を好む陰険な一面もある人物で、感性で動いて考える戦バカで脳筋タイプの上杉・剣信とは反りが合わず、信濃国を巡っては、松代地方の川中島で信濃川を挟んでの大戦。


 川中島の戦いを5度も殺り合う喧嘩する仲である。


 上杉・剣信は、人義と正義の為に、北信濃の国人衆達を助けようとする考えなのに対して、武田・春夜は利益と打算的考えから南信濃国の国人衆達を従えて北信濃へと侵攻する事を第一と考えて居る。


 そんな二人の国力は互角で、武将と兵力も同じである事から決着が付かないまま引き分けに終わり、家臣達からは上杉家との戦は割に合わないと言われて、両家は渋々停戦条約を締結するのに至る。



 その後は、織田・和紗・信長が岡ヶ狭間の戦いで、今川軍の軍勢5万6千人を僅か三千人の手勢を以ってして、今川軍の本陣を奇襲攻撃する。


 この戦いで今川義本は討ち死にし、今川家は没落してしまう。


 今川家の隆盛に限りが見えたと見た山本・晴幸・勘助は、今川家の新当主と成った今川・鞠華・氏真が治め始めた駿河国に攻め掛かり、今川・鞠華を駿河国から追い出し同地を奪い取って居た。 


 

 そんな因縁の在る二人が上杉家・武田家の和議と領国売却承認の合意書である起請文へとサインを並んでして居た。


 二人が書き終わると、両勢力に付く国人衆達も書印を書き記し、最後に足柄・一輝が見届けたと言う書印を書くと、合意書の完成である。


「これで上杉家・武田家、それに分かれて争う国人衆達らとの和議が成立した事を此処に宣言する。」


「この事は、確かに足柄・一輝・宗輝が見届けた。」


「この文章は上杉家・武田家。そして、キリヤ公国連合国中央政府が、それぞれ保管して置く事とする。」


「何か不服、不都合なことが在ればキリヤ公国連合国中央政府と桐谷勇治陛下が仲裁に入る事と成って居る。」と告げる足柄・一輝。


 この二家の仲裁には、アマテラス皇国足柄幕府将軍王朝一三代目にして、元将軍王の足柄・一輝だけで無く。


キリヤ公国連合国も仲裁に入って居た。


 その方が混乱も少なく成るとの意見が足柄・一輝から出て居たので、武田・春夜と上杉・剣信の二人は、これを受け入れて居た。


 因みに新当主である上杉景勝は、北信濃と上野国の国仕置きは、叔母上に一任するとして居た。


 多くの武将達が拍手をするなかで、武田・春夜と上杉・剣信の二人は何処か淋しそうな顔つきをしていた。


その日の夜の事。


武田・春夜と上杉・剣信の二人は、別れを惜しんで酒を酌み交わして居た。


「本当に行ってしまうのね。」


「ああ・・・・・・」


「最初に聞いた時は、何時もの戯言と思って居たけれど、貴女と宗輝様が一緒に成って躑躅ヶ崎館へと現れた時は、本気だと思ったわ。」


「・・・・・・」


「貴女との戦が一番に楽しかった。」


「私は行かねば為らない。こんな戦しか能が無い私に、使命を下さった毘沙門天さまの導き、桐谷勇治陛下に使えよと言う信託に従わなければ為らないからだ。」


「私はユーラシアン大陸で、卑怯な振る舞いをするゲルニアン帝国と戦って、必ずや戦功を上げて見せるっ!!!」


「羨ましい。」


「好きな目標に向かって生きて行ける事に・・・・・・・」


「為らば、お前も来ると良い。春夜。」


「知恵の回るお前ならば、供に勇治陛下の下で天下泰平の為に尽力出来る筈だっ!」と悪友である武田・春夜を誘う上杉・剣信。


「・・・・それは出来ない。乱世の世に在る武家の当主は、アマテラスを統一を目指し、その頂点を目指すもの。」


「それを高らかに宣言して居る武田家の当主である私が、それを止めてしまったら、家臣達に示しが付かない。」


「そうか・・・・・・・」


「お気持ちだけ受け取って置くわ。」と言い終えると、曇る様な表情を浮かべた武田・春夜。


「春夜っ!!もし・・・・貴女が窮地に陥り、武田家が滅亡に瀕した時は必ず力に成るっ!その時遠慮なく私を頼れっ!」


「ふふっ!!そんな事が簡単に起きて堪りますかっ!」


「次に会う時は、アマテラスの将軍王に成る時よ。」


「その時は堂々とキリヤ公国連合国の首都・公王都キリヤ市へと赴き、勇治陛下と首脳会談して見せるっ!」と述べた武田・春夜であった。


 その二人は、夜遅くまで語り合い、互いに寝落ちするまで語り尽くす事と成ったのであった。



 マギアンティア世界統一暦・1555年・6月16日・午前9時00分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・中部地方・国人衆領国・真田家・信濃国・上田郷・砥石城にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 翌日、アマテラス列島地方を離れる足柄家やそれに所縁在る者達、信濃国・上野国の国人衆達を含めた移民者達は、大行列を連なりながら上田郷地方を出発する。



「それで参るかっ!!」と言うのは、信濃国・上田郷の国人衆である真田・幸恵・幸昌である。 


「去らばだっ!!我が祖先より代々受け継ぎし故郷よっ!!私は新天地にて新たなる真田家を築くっ!!!」


「真田郷の勇士、民達よっ!いざ参らんっ!!!キリヤ公国連合国へっ!!!」


「ははっ!!出発ーーーっ!!」と宿老の一人が叫ぶと、騎馬や牛の荷車等が混じった真田家の行列を先頭に、家紋入りの旗指物を打ち立てながら、その行列は北条家が治める武蔵国の江戸港へと出発する。


「次っ!!第二陣っ!!村上家っ!!」


「出発ーーーっ!!」と叫ぶ村上・清美・隆清。


 155センチの背丈に、ヘアースタイルは黒発ツインテールで、気の強そうな釣りを目をした少女で、真っ赤な武者鎧に長槍を得意として居る猛将として知られ、北信濃の川中島近くを治めていた国人衆の一人である。



「殿っ!ユーラシアン大陸とは、如何なる地に御座いましょうか?」


「分からない。分からないが必ずや大手柄を上げて、信濃国の国人衆に過ぎない我が村上家の名をマギアンティア世界中に轟かせて見せるっ!


 村上・清美は大陸での活躍を夢見て、新天地へと向かう。


 そんな行列を砥石城の二の丸矢倉から眺め見て居た武田・春夜、ライバルである上杉・剣信を見送り、涙目で居たとの記録が残って居る。



 この後、三度ヶ原の戦いを皮切りに始まった織田家のアマテラス織田自治神皇国とその宗主国であるキリヤ公国連合国との本格的な戦争へと突入する。 


 長鹿野ヶ原の戦い。信濃・甲斐平定征伐戦。小田原城攻防戦と転戦するが、最後は対峙していた上杉・剣信の勧めで武田・春夜は、川越城で勇治とキリヤ公国連合国に降伏。


 暫くは上杉家預かりとされ、春夜は剣信のキリヤ公国の首都・公王都キリヤ市の屋敷に居候と成る。


 その後戦後の処罰として、アマテラス神皇国地方の追放処分とされるが、アマテラス神皇国・九州地方平定征伐戦とアマテラス神皇国統一平定戦の論功行賞と戦時処罰の最終決定がキリヤ公国連合国中央政府と加盟国から通知が来る。


 その通知で武田家がキリヤ公国の直臣と成る事が通知され、武田独立自治新甲斐国藩王国の建国が決定された。


 この事はライバルであり、親友同士の様な関係に在る上杉・剣信と上杉家の働きで、武田家と武田・春夜・信玄と言う人材をホコリを被せるには惜しい人材であると弁明したという。


 剣信は、上田城で約束した通りに、ライバルである武田・春夜の窮地を救ったのであった。

 



マギアンティア世界統一暦・1555年・6月25日・午前10時10分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・関東地方・北条大名王家・武蔵国・江戸市・江戸港にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 キリヤ公国への移民に関する各地での動きが活発に成る中で、アマテラス神皇国の関東地方・武蔵国に在る江戸市内に在る江戸港では、関東を支配下に置きつつある北条家の元でも、続々と各地から様々な人物が集まって来ていた。


 

「たのもうおおぉぉーーーっ!!」


 ナデシコ陸軍の下士官が受け付けをして居るとある受付所に、背の低い小柄な可愛い女の子の姫武士が元気良く名乗りを上げた。


「あたしは里見・七香・由堯っ!上総国・安房国を治める大名王国主である。」


「この度、北条殿に2カ国を一千万両で買い取って貰い。貴国の呼び掛けに応じて仕官するものなりっ!!」


「我が家臣団から成る手勢たる三千人を引き連れ参上して参った。家臣達共々宜しくお願い致す。」


「ご苦労さまです。まさか大名王の御当主自ら仕官しに来られるとは、以外でした。」


「このまま関東で、抗って居ても、生き残れそうに無いからな。」


「だから早めに高く売りつけて、他所で働くと決めた。私に付いて来ると言う者たちも同様に貴国で面倒を頼みたい。」


 それはそれで、斜め上の発想である。


 伊達家が国ごと臣従すると言う方法に打って出たと言うのに、里見家のご当主は、国土を売り付けて、そのお金を支度金にしてキリヤ公国連合国へと向かうとは、中々に考えた者であると言えた。


 そんな伊達家を含めた諸勢力の動き等の裏の事情を知って居る受付のナデシコ軍の士官は半ば微笑して居た。


「それは随分と思い切ったお考えですね。それでは出発は夕方と成ります。」


「船の方は・・・・・5番船着場へと向って下さい。」


「良くぞっ!!者共っ!!」


「はっ、この正木・時奈・茂時、大陸でも槍大善の名を届かせ、里見家の名をを更に高めて行く所存・・・・・」


「はぁ~時奈。お前は相変わらず頭が堅いな~、早ようしないと生き遅れるぞっ!!」


「あたしの事は気にしないで、出世でもして、結婚できる相手を早よう探せっ!」


「そんなああぁぁーーーっ!って・・・・・ああっ!?姫ええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!待って下さいってばっ!!それに結婚の話は、人前でしないで下さーーーいっ!!!」


 由堯はスタスタと歩き去って行く中を主君から要らぬおっせっかいを言われた時奈が涙目で、里見軍の将兵とその家族らと供に後を追いかけて行った。



正木・時奈・茂時。


 里見家に代々使える家老の家柄で、苦労人の姫武士で、房総半島ではその名を槍大善と轟かせて居る騎馬と馬上武術と槍術の達人。


 紫色の陣羽織や武者鎧、普段着の着物まで紫色に統一するほど、各種の紫色が大好きらしい。


 170センチの長身に、髪をロングストレートの中間で結っており、クールな顔立ちをして居る。


 真面目で面倒見が良い気さくな性格だが、武芸モードに入ると人が豹変して、大した筋力が無さそうな細腕なのに相手を槍で薙ぎ払ってしまう程の剛腕を持って居る。


アマテラス列島地方内では、16歳から見合いや婚約の話が在るのが習慣であり、20歳を行過ぎても相手が居ないと、行き遅れと揶揄われる事が在る。


 そんな時奈も、真面目な性格が災いして、結婚相手が居なかった。


 その事を気にして居るので、揶揄い過ぎると槍大善と言わる鬼の形相と成って怒りを露わにすると、地の果てまで追いかけて来ると言う。



 そん里見家一行が立ち去って行くと、別の場所では北条家の足軽兵達が、ナデシコ自治統合軍の警備を手伝って居た。


 北条家もキリヤ公国連合国に協力を要請され、移民者の行列整理を手伝っていた。


「物凄い行列だな。」


「ああ、何でも関東中から来て居るって話だぞっ!」


「今日の午前中だけでも5千人は来て居るらしいな。」


「おおいっ、見ろろよ。」


「どうした?」


「ああっ、あのお方は?」


 見張りの足軽達が、ある人物を発見したらしい。


「何年か前に、下野国との国境の合戦で見かけた事がある。ありゃ、結城城の小国主であらせられる結城春宗さまだ。」


「何だって?あの結城城の腹黒女狐がだと?」


 結城城の小国主である結城・梅晴・春宗は、29歳の女性大名王で、下野国の諸侯王の中でも中心的な顔役でも有った。



 北条家や佐竹家を相手に下野国の小国大名連合軍を率いて幾度も勝ち戦をしている人物として、関東地方では結城城の腹黒女狐の異名を持った人物として有名な著名人の1人に上げられている。


「結城さまっ!」


「ん?北条の者か?私に何か様か?」


「はい。不躾ですが、何でこの様な場所に居られるですか?」


「ああ、お前達からすれば、そう見えるな。この度、北条・九江・早雲殿と話し合ってな。大名王から引退すると決めた。」


「えええええぇぇぇぇぇーーーーーっ!?」


「なっ、何と・・・・ななっ何故なのですか?」


「ああ、この年に成っても婚姻する相手に恵まれなくてな。」


「決まっても相手が色々な理由で先立って逝ってしまうのでな。もう、そう言うのには疲れたんだよ。」


「それが大名王から引退する主な理由だよ。」


 梅晴は、婚約と結婚相手が戦や事故に病気が原因で、相次いで死亡する憂き目に遭っていた。


 気が付けば三十路も手前、とうとう跡継ぎには恵まれなかったと、結婚を諦めてしまったのだ。


 更に結城家には、家の跡継ぎと成る様な血筋の近しい親族が居ない。


 このままでは結城家の領土は宙に浮いてしまうだろうと彼女は結論に至った。


 其処で彼女は、先祖代々受け継いできた結城家の御領地を北条家に託して、キリヤ公国連合国に移住を決めたらしい。


 のんびりと文官でもしながら気ままに隠居暮らしをしようと梅晴は決断する。


 後年、梅晴は徳川・千代・家康の直ぐ下の妹を養子に向かえ、結城・晴香・康秀と改名させて跡継ぎにしようとするが、30代半ばに成ると遂に念願だった子供を懐妊する。


 その相手が桐谷勇治だった。


 梅晴は側室枠で公王族と成ったが、彼女は自身がキリヤ公国家臣であるが故に、後継者の地位から自らの子供を退かせると公言し、結城家は代々桐谷公王族の家系にして、良き文官のお家柄としての道を歩む事と成ったのであった。


「そうですか、お世継ぎ問題ですか・・・・・」


「そうなのだ、下手に決められないのでな。それならいっその事、結城家を畳む事にしたのだよ。」


「なんと御潔い事で・・・・・・・・・」


「おおっ、順番が来たようだな。そなた達もご主君の為に頑張るのだぞ。ではな・・・・・・・・」


「何だか切ないっすね。」


「子が居なければ、家は途絶えるか・・・・・・」


 梅晴の去った後、足軽達はその潔い美しい大人の女性姿をしみじみと見送るのであった。


「むむっ、あれは・・・・・・」



「おいおい、嘘だろ?越後の龍とも軍神とも言われる上杉・輝清さまじゃないか?」


「えっ?あの越後の軍神が?」


「噂は本当だったのか?」


「噂って?」


「ああ、何でも輝清様は、ご自身の甥子であらせられる上杉景勝さまに上杉家の家督を譲られて、キリヤ公国連合国に、ご仕官を為されるらしい。」


「何でまた?」


「噂で聞いた話では、ある日突然、毘沙門天のお告げでキリヤ公国に使えよと言われたと仰られたとか。」


「はぁ~?何時もながら、あのお方のお考えが、ぶっ飛んで居られるな。」



 越後の軍神または龍と諸国から言われている上杉・剣信・輝清。その輝清は、戦狂いで、戦場での武術と指揮力は天才と言われて居た。


 その才能が有ると感づいて居た彼女の父親は、何れ上杉家の災いに成るとして、尼寺へと押し込んだ。


 だが、彼女の兄である影春は、病弱でとても当主の激務をこなして行く様な体力を持ち合わせて居らず、二人の父親が早世すると、上杉家の家臣達は直ぐに剣信を尼寺から還俗させ、当主に据えたと言う話が有る。



 だが、剣信は当主の才は有るが、どちらかと言うと一軍の将軍の才に長けて居るので、戦場での好敵手との戦いを求めて、あちこちの戦場駆けたが、甲斐国の武田・春夜・信玄以外では満足が行く者が居なかった。


 彼女と武田春夜が当主と成って以来、毎年恒例に続けている川中島の戦い。


 剣信は引退の事を手紙でライバルである武田・春夜・信玄に報告。


 その原因がキリヤ公国連合国への仕官の話だった。


 お告げ受けた数日後 アマテラス各地の港に軍艦と輸送艦を現れると、お告げは本当だったと感涙し、一部の家臣達が止めるのも聞かず、身の回りの整理を済ませると、彼女は武田と争っていた上野国と北信濃国の小国大名衆達等にも共に渡海としないかと声を掛けた。


 すると、その者等は武田や北条らと争っても特に利無しと、キリヤ公国連合国の移民や仕官の話に乗って見よう思い至り、誘ってくれたのが軍神・剣信の話ならと、その誘いに乗る事を決断する。


 こうして、上野国・北信濃から真田一族や村上・清美・隆清等を含む国人衆。更には自分の馬周りや随伴希望者約5千人を引き連れて江戸へと現れたのである。


 ちなみに上野国の長野・正則・業乃と剣豪で知られる上泉・伊澄・信綱と言う二人は、一足早く足柄・一輝・宗輝の誘いを受けて、塚原・伝江・朴伝門下生一門でも有った二人は、武田に領地を譲って、師匠と共に故郷を離れって行ったのだった。


 そんな名将にして戦の天才の姫武将が通り過ぎて行く中を今度は真逆の最弱大名王家として知られる人物が現れた。


「ええっと、小田・春奈・冶氏と言います。三千人を連れて小田の里からやって来ました。」


「ええっと、はい。小田城の冶氏様ですね。佐竹様からの紹介状が来て居ます。どうぞお通りください。」


 常陸国で最弱として有名な大名小田・春奈・冶氏。


 彼女もまた、先祖代々の土地を佐竹家に売り渡して、在郷家臣たち共に新天地を目指しての渡海である。



 彼女は佐竹家と5度も戦って城から逃げ出して、5度も城と土地を奪い返して見せた事で知られている姫武将だった。



 6回目をしようとしたが、キリヤ公国の噂を聞きつけ、佐竹家と直談判をする。


 その結果、佐竹家が小田領地から去る者と残る物の面倒を見る形で話を纏め。巨額のお金を出して小田家領を春奈から買い取ったのであった。


「やっと着いたぁ~・・・・・・・」



 船に乗り込んだ春奈は一息付くと、長旅の疲れからぐぅぐうと眠り扱けてしまうのだった。


 それを見ながら古くから仕えて居る小田家の家臣達は、ほっこりと和んでしまうのであった。




 マギアンティア世界統一暦・1555年・6月25日・午前10時10分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・畿内地方・織田大名王家領・羽柴家委任統治領国・摂津国・大坂市・大坂湾港にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 紀伊国からは雑賀衆を含む土豪達が大移動を開始。


 その数、なんと3万人余りである。その雑賀衆の一団は、一路、大坂城下の西に広がる大阪港や堺港を目指していた。



 キリヤ公国連合海軍の船は、この二つの港を織田家の旗下に在る羽柴・陽菜・秀良と三好・慶香・長慶から借り受けて移民者を受け入れていた。


 この地方を治めて居るのは二人居て、一人は織田家家臣で、農民から重臣大名へと伸し上がった羽柴・陽菜・秀良が治めている。


 それとは別に旧足柄幕府王朝に仕えて居た外様大名王である三好・慶香・長慶が和泉国を暫定統治をして居た。


 三好・慶香は、織田・和紗の皇都・平庵京へとの上洛平定戦の居りに、政敵と成った細川元晴と機内で大戦をしていた。


 足柄将軍王御所殿の乱と言われる大事件で、先の将軍王である足柄・一輝もこの事件の居りに暗殺されるそうに成るが、寸での所で塚原・伝江・朴伝を始めとする幕府の家臣達と共に織田家の岐阜へと脱出し、織田家の助力を受ける事で窮地を脱する。


 その後、三好・慶香は織田軍の12万人の軍勢と山崎で戦い敗れ、大人しく和紗に降伏し、細川元晴を倒す事に協力する。


 旧主だった細川家時代に獲得した領地を合わせて、摂津国・河内国・和泉国・阿波国・讃岐国・淡路国を治めて居たが、和泉国・摂津国・河内国・淡路国は没収され、阿波国・讃岐国が安堵。


 その中で和泉国は織田家内の武将へと戦功の報奨として渡される事と成り、一時的に織田家の預かりと成ったが、その後任者の選定に時間を掛けているせいか、未だに見つからず、三好・慶香による暫定統治が続いて居た。



 そんな情勢下に在る大坂城と大坂城下、堺市等では機内各地からキリヤ公国を目指そうとごった返していた。


「雑賀衆頭領、雑賀孫一だ。」


「娘のさやかだ。」


「紀伊の雑賀衆の方々ですね。」


「そうだ。あんたらの所の王様が、どんな身分の奴でも雇ってくれるって言うんでな。面白そうだから乗って見る事にしたぜ・・・・・・・」


「貴方はアマテラスでも高名な傭兵集団と聞いて居ります。今我が国は、様々な人材を求めているが、好き放題して良いと言って居ません。」


「我が国に移民と職を求めて来ると言う事は、我が国の法に従うと言う事に成りますが、その辺りの理解は大丈夫ですか?」


 アマテラス随一、無法地帯で有名な紀伊国。


 その国内は、傭兵と土豪武士達が支配して居り、代々続く領主や生粋の武士が居ない土地である。


 そんな所からやって来た野生児的な者達に対して、受付をしているナデシコ海軍の士官達は、ちゃんと法に従う事が出きるのかを問い質した。



「ふん、俺達は自由気ままにやりたい放題して来た。だかよ、そろそろまともな職に有り付きたくてな。」


「織田家や他の武家の連中はどうも好きに成れねぇな。」


「だけどよ、お前さんとこの王様はよぉ、国に来たいならどんな出自の輩でも問わないなんて言う王様は、この世界の何処にも居ないだろう。」


「それを聞いた俺は、何て面白え奴だって思ったぜっ!だからよ、戦、戦、戦で殺伐とした紀州やアマテラスから出て行って、そんな国で一旗上げてんだ。」



「分かりました。渡海して、面接で入国に適したと判断すれば、我が国の何れかの土地で、何らかの職が得られるでしょう。」

 

「我が国は先の宣言にて、一応は誰でもと言いましたが、我が国にで定められた法律を守れるのが、第一最低条件です。それでも宜しいですか?」



「ふっ、そんな事で良いのなら構わない。盗賊や危ない考えを持った輩まで受け入れる。」


「そんなバカな考えを持った奴なんて輩は、流石にこの世に居ないのは理解できるさ、これから世話になるぜっ!」


 紀州の雑賀衆を中心とした鉄砲傭兵団は、厳しい詮議と面接を全てクリアをし、歩兵軍団として、キリヤ公国に仕官する事に成る。


 序でに言うと、雑賀衆はナデシコ式の厳しい軍事訓練を受けて、物凄く後悔したが、ナデシコ陸軍の総司令官である板垣妙子を姉さんと呼んで忠誠を誓う屈強な陸軍士官として馴染んで行くのだった。



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