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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第2章 少年王、家臣団をスカウトする編
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キリヤ公国建国史 第5回  アマテラス神皇国の戦国大名王家達のキリヤ公国への臣従と仕官っ!!

マギアンティア世界統一暦・1555年・4月28日。



 この日、大名王と言う小国を支配する王達の国の群雄が犇めくアマテラス神皇国の近江国を中心とした畿内地方を統治する織田大名王家。




 その中で羽柴家が委任統治を任された一つである摂津国・大坂市・大坂湾沖合に、キリヤ公国連合国から戦艦大和を旗艦とし、長門、伊勢。軽巡洋艦・川内、神通、那珂、阿賀野、駆逐艦・深雪、東雲、白雲 磯波と戦闘艦が併せて計11隻。




 輸送艦20隻、客船30隻、補給艦および燃料タンカー30隻。




 それら全部で合計91隻もの海軍艦隊が突如として現れたと言う。


 更に此処大坂湾以外にも、博多湾、伊勢湾、江戸湾、広嶋湾、仙台湾、陸奥湾にも12隻の戦闘艦隊と輸送艦と補給艦等を併せて、30隻ものナデシコ自治統合海軍艦隊が、一斉に現れる。





 アマテラス神皇国使節派遣艦隊の艦隊司令官である南雲夕霧大将を含むナデシコ統合海軍の司令官達は、勇治からのアマテラス神皇国民と大名王家へのメッセージをアマテラス神皇国の全国民に向けて読み上げ始めた。




「アマテラス神皇国の皆さん。初めまして、キリヤ公国連合国の公王である桐谷勇治です。」




「この度は、突然の訪問でお騒がせてしまい、申し訳有りません。」




「さて、早速ですが、本題に入ります。」




「貴国へ我が国の海軍艦隊を派遣したのは、貴国で余っている人材を我が国を呼び込みたいと思います。」




「貴国は内戦を4度も繰り返しており、その度に様々な出自の方々が行き場を無くして居ると我が国に仕官してくれて居る貴国出身の方から聞き及んでます。」




「更には、住む場所に困ってたり、家が没落したり、職が無く飢える日々を過ごして居るとも聞き及んで居ります。」




「其処でどうでしょうか?我が国は土地も職場も人手が足りない位に余って居ます。」




「国軍や官僚に工房関係に農業に魚業と我が国内では、多く職場での人手が足りて居ません。」




「貴国に派遣した艦隊には、第一次応募者50万人が乗れるだけの船をご用意しました。」




「これを機に、我が国へと来て新規一点をして豊かな暮らしの為に、一緒に働きませんか?」




「たくさんのご応募待って居ます。」




「応募条件は、健康である事。更に如何なる出自と身分を問わない事にします。」




「病気がちの人は、派遣したナデシコ軍の軍医の診察と治療後の経過次第で入国を許可します。」




「仕事や住む場所、そして食べ物、生活用品等は、暮らしが立ち行くまで配給と言うやり方で賄わせて頂きます。」




「最後に、我が国の国民戸籍登録後は、ちゃんと我が国の国法である法律に従うこと、これが我が国に住み続ける最低条件です。」




「悪さを止めない悪い人は国外追放か裁判で、最悪の場合は、極刑か死刑と成りますので、翌々お考えの上で、皆様振るってご応募くださいませ。」




「応募地域は、我が国の海軍艦隊が派遣されて居る地域の港が受付窓口です。ご清聴有難う御座いました。」


 以上が勇治のアマテラス神皇国国民へ向けてのメッセージであった。



 この事を切っ掛けと成り、多くのアマテラス神皇国の民達や大名王家、武将達らが挙ってキリヤ公国へと渡海する事に成る。



 また、有力な大名王は、キリヤ公国への臣従を申し出てしまうと言う珍事も巻き起こり、その結果、アマテラス神皇国地方はキリヤ公国の名の下に統一されて行く事にも成ったのであった。


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