第170話 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!! 16
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月7日・午後18時05分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・1丁目・2番地・オルトランタ商業連合国迎賓館・迎賓大広間・オルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オルトランタ商業連合国大統領府近くに在るオルトランタ商業連合国迎賓館に続々とキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行とオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らが集まって、会場で談笑しつつ、キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーは、大いに賑わって居た。
そんな中で龍造寺家の当主である龍造寺・信美・信隆を始めとする一行らは、オルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らと談笑して居た。
「ゴクゴク・・・・ぷはっ!!」
「おおっ!!流石はアマテラス神皇国地方の猛将っ!!豪快な飲みっぷりっ!!」
「ちょっと、やり過ぎだぞっ!!」と従姉妹で、彼女にに使える龍造寺家の宰相兼軍師を務め、家裁の一切を取り仕切る人物たる鍋島・尚美・茂直は、従姉である龍造寺・信美を嗜める。
「いいじゃねぇかっ!!こう言う酒宴で、出された物は飲まず食わずなのは、出した方に失礼だっ!!」
「大将の言う通りたぜっ!!尚美様っ!!ゴクゴク・・・・ぷはっ!!」と龍造寺家四天王随一の槍騎兵軍の使い手で、槍術に優れて居る。姉御肌な威勢の良い気の強い姫武将で、敵陣に切り込む事を得意として居る江里口・絵里・常信も、主に続けと言わんばかりに、豪快にアマテラス産の清酒を飲み干した。
「もう、此処に来るまで散々飲んで居るでしょうに、胃潰瘍にでも成った目も当てられないですわよ?」と、呆れて居るのは、龍造寺家四天王の紅一点として知られ、頭脳戦を得意分野として居る。弓兵部隊と銃歩兵隊等を主に指揮して居り、その戦い方は舌を巻くほどに優れて居ると、アマテラス九州地方では言われる姫武将の円城寺・種美・信胤であった。
そんな中で円城寺・種美は、有る事に気が付く。
「あら、あそこにいらっしゃるのは、五十鈴さまと妙子さま。ジェシカさまですわね。」
「本当だな。何処かへと移動するみたいたが・・・・・・種美、見なかった事にしろ。」
「見なかった事に・・・・ああ、そう言う事でしたのね。」と種美は、キリヤ公国連合国軍の重鎮が挙って何処かへと向かう事の内容が何なのかを察したらしい。
「あの方々らは、戦時に措ける我らの上司に当たる方々だ。それらが何かの為に動くと言うのは、本国政府や連合加盟諸国に措いて極めて重要な国事に関わる事だ。決して濫り騒ぐ事は罷りならない。」
「承知致しましたわ。」と言った円城寺・種美は、近くのテーブル席からビール瓶を片手に主家の主たる信美へと近付き、これまたビールジョッキを手渡すとお酌と共に、酒宴を盛り上げて五十鈴達の動くを悟られまいと振る舞うべく、盛り上げの言葉を述べて行く。
「さぁさぁ信美さま。今宵はオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者の皆様から酒宴ですわ。遠慮して居たら失礼ですわ。」と言って、ビールをビールジョッキに注いで行く。
「おおっとっとっと!!・・・・・・・ゴクゴクゴクゴクゴクゴク・・・・ぷはっ!!」
「信美さま、お見事な飲みっぷりですわっ!!」
「種美っ!!気が利くじゃねえかっ!!おいっ!!絵里っ!!こうなった飲めるだけ飲むぞっ!!」
「おおうさっ!!大将っ!!あははははははははっ!!」と絵里は、豪快に白ワインを飲み干して行く。
「二人ともね程々にな。さてと・・・龍造寺家・宰相である私からは、今後の龍造寺家領に関する今後の方針ですが・・・・・・・」と鍋島・尚美も、五十鈴達の動きを悟られまいと、周りに居る議会議員に、国内の有力者たちらの気を逸らすべく、龍造寺家の領内が移転する事を念頭に投資を呼び掛ける算段に付いてを説明する事で協力をしつつ、今後の資金調達や投資話を持ち掛ける事で、龍造寺家を有利に事を運ばせようとするのであった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月7日・午後18時05分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・1丁目・2番地・オルトランタ商業連合国迎賓館・迎賓大広間・オルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オルトランタ商業連合国大統領府近くに在るオルトランタ商業連合国迎賓館に続々とキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行とオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らが集まって、会場で談笑しつつ、キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーは、大いに賑わって居た。
そんな中で神宮寺舞夏は、アーラスカン共和国大統領であるナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトこと、レオーネと談笑して居た。
「舞夏、是非とも新トウキョウ湾岸海洋都市特別自治区で一番の会社である神宮寺重工業からアーラスカン共和国への出資や投資をお願いしたい。」
「レオーネさん、国交樹立してから間もないですし、本格的な経済投資や出資と成ると、新トウキョウ自治政府の許可や条約なんかを細かく決めないとっ!!」
「それは分かって居るとも、これは個人的なお願いに過ぎないし、勧誘でも有るんだっ!!だからその時が来たから我が国への経済市場への参入を考えて美味して欲しい。」
「まぁ、その話に付いては概ね家の会社も検討して居るから、構いませんが、まだ決まっていませんとし今は言えません。」
「その言葉だけ聞けたのは朗報だ。その時が来たら宜しく頼む。」
「はい。」と握手を交わす二人。
其処にアーラスカン共和国副大統領であり、レオーネの信任が厚く、政治家としての才も申し分ない人物として知られるエマニュエル=ジョゼッフ・シエイエリスこと、エマが割って入る。
「レオーネ、そろそろ時間よ。」
「おおっと、次の約束の時間か?それでは舞夏、旅路の中でまた・・・・」
「はい、失礼します。」と言って、二人は別れたのであった。
「レオーネ、直ぐに経済・軍事安全保障外交会議よ。」
「分かって居る。」
「そう。それと舞華さんとは、如何だったかしら?」
「ああ、あの若さで新トウキョウ湾岸海洋都市特別自治区で一番の会社である神宮寺重工業の若社長を務め、ブレイブ・ガード・フォース隊の司令官と言う二足の草鞋を履くだけの事ある。」
「実に面白い若者だった。」
「それにアーラスカン共和国への出資や投資に付いても誘ったが、前向きな答えを貰えたのは収穫だった。」
「後は新トウキョウ政府やキリヤ公国本国政府の安全保障のお墨付きを貰えたら満点と成るだろう。」
「それは良かったわ。その為に無理やり、勇治陛下の夏休み旅行前に乗り込んだだけの事あるわ。」
「後はどれだけ人脈や外交の裾野を広げて行けるかの掛かって居るわね?」
「その通りだっ!!この会議でオルトランタ商業連合国政府との繋がりを強くして、キリヤ公国連合国を中心とした同盟諸国の仲間入りをする段取りを整えるぞっ!!」と決意を新たにしたレオーネは、迎賓館・第3会議室へと向かうのであった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月7日・午後18時05分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・1丁目・2番地・オルトランタ商業連合国迎賓館・迎賓大広間・オルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オルトランタ商業連合国大統領府近くに在るオルトランタ商業連合国迎賓館に続々とキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行とオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らが集まって、会場で談笑しつつ、キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーは、大いに賑わって居た。
そんな中でフェリス侯爵独立自治領国の侯爵王と成ったレイチェル・フェリスは、オルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らが集まって、会場で談笑しつつ、再建途上のフェリス国領内様子に付いての質問を受けて居た。
「ほう、それではフェリス国内は、農地に鉱山、インフラや都市に、工房地帯と湾港の再建が済んで居るですな?」
「はい、キリヤ公国本国政府と連合加盟諸国の援助と支援のお陰様で、公帝戦争での傷は癒えました。」
「しかしながら、これまでとは別の取り引きさ派の開拓をせねば為らず、経済的には苦しい時ですので、オルトランタ商業連合国との取り引きや投資は喉から手が出る程に欲しいので、オルトランタ商業連合国商業連盟に在籍の商会長の皆様方には、是非とも我が国への投資と取り引きをお願い致します。」
「此方も北へと細長い新国土であるザンドー地方が穀倉地帯として有りますが、それでも食料品の輸入は外国に頼らざるを負えません。」
「鉄道・飛行機・船舶と近代化輸送が進んで居りますが、輸入先が多岐に亘るのは助かります。」
「お姉様のロイチェルさまのダンドー地方自治州区 妹さまのライチェルさまのバンドー地方自治州区との鉄道・飛行機・船舶貿易は実に魅力的な投資先です。」
「昨今はダンドー地方自治州区からの輸入品が多く、ソーセージを始めとする食肉加工品や沿岸部と湖畔周辺で獲れる淡水魚貝類加工品。」
「パン類を作るのに欠かせない小麦や常飲種と成って居るビール、それに必要なホップの生産に加えて、ブドウはワインに、蜂蜜はミード酒等と言った感じに、酒類やソース等の原材料の多くは、フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー地方自治州区産の物は、西側諸国へと輸出しており、我が国も中継貿易地として大いに稼がせて頂いて居ります。」
「それはそれは、毎度ご注文ありがとう御座いますわっ!!」とロイチェルはニコニコ笑顔で、売り上げ成果を喜んで居た。
「今度、私の州都・クルサレ市を中心とした食料加工品工場も稼働する予定で、中でも海産物の加工品工場は輸出品の目玉にする予定だから、是非とも取り引きをお願いするわね。」とライチェルも姉に負けじと売り込みを持ち掛けて行く。
「それは魅力的な商売のお話ですな?詳しい内容は、後日改めてお伺いを致します。」と締め括り、オルトランタ商業連合国内の有力商人達らは、ロイチェルとライチェルたちの元から立ち去るのであった。
「レイチェルさま。会議のお時間です。」と、キリヤ公国連合国の外務省官僚が迎えに現れる。
「お迎えご苦労様です。それでは参りましょう。」と言ったレイチェルは、外務省官僚を伴って、これから開かれる経済・軍事安全保障外交会議が行われる迎賓館・第3会議室へと向かうのであった。




