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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第13章 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!!
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第169話 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!! 15

マギアンティア世界統一暦・1555年・12月7日・午後17時40分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・1丁目・2番地・オルトランタ商業連合国迎賓館・迎賓大広間・オルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 オルトランタ商業連合国大統領府近くに在るオルトランタ商業連合国迎賓館に続々とキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行とオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らが集まって来て居り、その目的はオルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催のキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーへの出席をする為である。



 キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーは、多くの出荷者たちがやって来て、会場で談笑しつつ、大いに賑わって居た。



 その中でもアマテラス神皇国地方の有力者・・・・隠居や引退と言う形で国外へと・・・・キリヤ公国本国に移住した者達やキリヤ公国連合国へと加盟諸国と成った国家元首や有力者たちらが、オルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らに囲まれて居た。


 その中で結城・梅晴・春宗は、キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行の招待官僚として同行して居る旧結城家家臣団を供に連れて、オルトランタ商業連合国の要人たちへの挨拶周りをしながら和紗を追い掛けていた。



「見つかりましたか?」


「いいえ、梅晴さま。彼の虚け殿を探すのが、こんなにも手間が掛かるとは?」


「いっそのこと、長秀さまを頼られては?」


「その米実さんですら捕まらないのに、当てにするのは酷と言えるでしょう。」と切って捨てる梅晴。



「俺を探して居るようだな、梅晴。」



「はぁ~、其方から出て来て下さる手間を省いて下さると、我らも楽なのですか?」



「それで何用だ?」


「政実様に、経済・軍事安全保障外交会議への参加をお願いしたいと、アマテラス神皇国地方の代表であるアマテラス織田自治神皇国の将軍王たる和紗として、政実にお伝えして頂きたいのです。」


「わざわざ俺に頼むのか?そんな回りくどい事をせずとも、お前が直接言えばよかろう。」


「それが面倒な事に、政実様の珍しい容姿である青みの掛かった黒髪を後ろ方向に結ったツインテール又はロングショートヘアーで、右目に眼帯をして居るお姿を拝見しようと、物見好きなオルトランタ人の方々に囲まれて居るようなのです。」


「まだこれからの話し合いは、まだまだ公になるように物ではありませんので、申し訳ございませんが、和紗様なら、政実様を取り巻く方々からお救い出来るかと、それに奥州独立自治王国は、仮想敵国でもある北条家と対峙しつつ、外交面でも動いて貰って居りますので、政実様のご出席は必須なのです。」


「分かった。確かに、この俺でも囲まれて居るからな。政実は輪をかけて目立つ独眼竜と言う風貌の顔付きは、目を引き付けるのだろう。政実の事は引き受けてやる。それでさっきの失言は、目を瞑れっ!!」と言って立ち去る和紗だった。



「調子の良い事を仰るが、安い物です。」と苦笑する梅晴であった。






マギアンティア世界統一暦・1555年・12月7日・午後17時50分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・・1丁目・2番地・オルトランタ商業連合国迎賓館・迎賓大広間・オルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



オルトランタ商業連合国大統領府近くに在るオルトランタ商業連合国迎賓館に続々とキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行とオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らが集まって来て居り、その目的はオルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催のキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーへの出席をする為である。



 キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーは、多くの出荷者たちがやって来て、会場で談笑しつつ、大いに賑わって居た。



 その中でもアマテラス神皇国地方の有力者・・・・隠居や引退と言う形で国外へと・・・・キリヤ公国本国に移住した者達やキリヤ公国連合国へと加盟諸国と成った国家元首や有力者たちらが、オルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らに囲まれて居た。


 その中でアマテラス神皇国地方の有力諸侯王の一人であり、唯一キリヤ公国本国から国王の称号である奥州王の位を認められた伊達・藤枝・政実は、珍しい容姿である青みの掛かった黒髪を後ろ方向に結ったツインテール又はロングショートヘアーで、右目に眼帯をして居る気の強そうな女の子の風貌の顔付きは、良い意味で悪目立ちをして居た。



 詳しい素性を知らないオルトランタ商業連合国政府や議会議員に、国内の有力者達らは、勇ましく戦で右目を失ったのかと聞かれる苦笑交じりに天然痘で視力を無くしてしまったと伝える。


「それは凄いっ!!死亡率が高い天然痘を乗り越えられるとは勇ましいっ!!」

「そんな武勇伝のように褒め称えらても・・・・・・」と言った具合に返事が返って来ると、政実は気恥ずかしそうに苦笑してしまうのであった。




「おいっ!!」


「はいっ!!何でしょうかって・・・・・はぁ~何だぁ~和紗様ではないですか?脅かさない下さい。」と素っ頓狂な顔付きで呼びつけられた政実は、又もや見ず知らず有力者から褒められるのかと、振り返って見たが、其処には和紗が居たのである。


「おおっ!!噂に聞くアマテラス神皇国地方の新将軍王かっ!!」


「然りっ!!噂通りの気高くっ!!美しくっ!!勇ましいお方であるなっ!!」と有力者達らは、称賛の言葉を並べて行く。


「それよりも和紗様、わたしに何かご用でしょうか?」と聞き返す政実。


 其処へ喜多さんが気を利かせた対応を取って行く。


「申し訳ございません。我が主はアマテラス神皇国地方の将軍王で在らせられる和紗様とご歓談のご予定が御座いますので、この辺りで一旦、失礼させて頂きます。」と気を利かせた片倉・喜多・影綱こと、喜多さんであった。 


「気が利くな喜多よ、暫し、貴様の政実あるじを借りるぞっ!!」と言って政実を二人きりに成るれる休憩用の個室へと連れて行くのであった。


「はい、此方はお任せください。」と言った喜多は、にこやかに営業スマイルで、有力者たちへの応対を続けて行くのであった。



マギアンティア世界統一暦・1555年・12月7日・午後17時55分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・1丁目・2番地・オルトランタ商業連合国迎賓館・迎賓大広間・オルトランタ商業連合国・大統領府及びオルトランタ政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場・休憩室内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「気が利くな喜多よ、暫し、貴様の政実あるじを借りるぞっ!!」と言って政実を二人きりに成るれる休憩用の個室へと連れて来た和紗。



「それで、何用でしょうか?」



「悪いが、この後、予定を開けろっ!!梅晴からの言伝だっ!!奥州独立自治王国は、仮想敵国でもある北条家と対峙しつつ、外交面でも動いて貰って居るから、これからオルトランタ商業連合国との経済・軍事安全保障外交会議への参加を要請したいとな。」


「外交会議ですか?ですが、それならば和紗がアマテラス神皇国地方の代表として参加し、後でアマテラス神皇国地方の主要自治国との会議で情報共有をすれば・・・・」


「毛利と上杉は、勇治の陪臣国家、貴様は立派な独立自治国家だろうがっ!!」


「それは建前の話で、わたしは勇治の家臣であり、姉代わりとしても供に・・・・・」



「少しは王の自覚を持てっ!!奥州王っ!!」


「はっ!?申し訳ございません。最近は、和紗さまや他の自治大国の手前も有りますので、ツイツイ遠慮がちに・・・・・・」



「勇治は、貴様の才覚と人徳を認めているのだ。もう少し、しっかりしろっ!!」


「奥州独立自治王国は、アマテラス神皇国から独立して、キリヤ公国連合国に加盟した独立自治国家なのだっ!!」


「それを立ち上げた貴様がそんなのでは、奥州独立自治王国の建国と独立に賛同した大名王と国人衆領主諸侯と民草たちらが怒るのだぞっ!!」


「それに奥州独立自治王国は、我が織田家に次ぐ自治国家だ。毛利や上杉らは」、一々本国に問い合わせをしなければ、最終的な決定は憚られるが、貴様と俺は独自の権限を持って居る。」


「そう言った意味で、今回は仮想敵国でもある北条家と対峙しつつ、外交面でも動いて居る貴国として、経済・軍事安全保障外交会議への参加は必須だ。」


「それにゲルニアン帝国によるスノーランド部族国での武力侵攻。」


「更にはゲルニアン帝国のザクセンブルクハルト侯爵家領・ザクセンブルクハルト地方、ザクセンブルクハルト侯爵家領州都・ドレスデン市で、新生フランク王国政府軍によるアーラスカン共和国西部・フランク地方西部地域の占拠並びにストラトス・ブール州・州都ストラトス市での建国宣言などの安全保障問題。」


「それらへの対処を為にも、キリヤ公国連合国は、加盟諸国並びに同盟諸国と共に一大勢力圏の再構築を考えて居ると、軍部の一輝や山本五十鈴、それに外務大臣の梅晴なんかは計画して居ると聞く。」


「その切っ掛けに成ったは、夏休み旅行前に外務省に入ったと言う一報・・・・・大華天帝国・クーロン大天帝であるリュンファー・クーロン大天帝陛下からキリヤ公国連合国をユーラシアン大陸の覇者と認め。第一文明圏・第一列強国として、認めるとの確約だ。」


「この夏休み旅行が終われば、それらの認定証へのサインも含めて、彼の国との国交樹立を為し、そのままユーラシアン大陸南方諸国同盟条約の拡大へ向けた国際会議へと移行し、キリヤ公国連合国・ガリアナ王国・オルトランタ商業連合国・スノーランド部族国・大華天帝国・クーロン・アーラスカン共和国・スノーランド部族国などの国々と安全保障問題に付いての本格的な同盟を締結する国際会議を帝都・長安市で相互安全保障条約の締結を目指したいと来るのは分かるな?」



「はい。」


「その重要な一角に、小さな戦線の一つである北条家への対応して居る奥州独立自治王国と奥州王である政実が、必要と言う訳だ。」


「・・・・・其処までとは、わたしは・・・・単なる封じ込め策と考え居りました。それに武田家と北条家らは、総力戦までは考えては居ないかと思います。」



「タラればで、物を言うなよなっ!!」


「いいえ、ご当主である北条・九江・早雲とは、夏休み旅行前に謁見して居ります。」


「その時には、全面衝突は考えては居ないとの確約を頂きました。武田家は分からないと・・・・・・」



「ほう、何か有りそうだが、それを含めて、意見交換をするんだな?」


「はい、外交会議は、加盟諸国の自治国家元首の一人として参加を承諾します。今日は、和紗がに一括して頂き、ありがとうございました。」と、改めて王と成った事に、襟を正す政実であった。 


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