第163話 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!! 9
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月2日・午後13時45分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ガリアナ王国・ガリアナ王国政府直轄領・ザンドー地方州線・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市駅行き区間・南西中央国際鉄道株式会社・オルトランタ東西国際鉄道線・公王専用お召列車キリヤ号・一号列車内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行が乗り込む、公王専用お召列車キリヤ号・一号列車は、ダンドー地方自治州区・州都・バルサレ市・バルサレ市駅を出発し、更に西へと向かって居た。
この旅の目的は、ユーラシアン大陸南部地方を一周し、キリヤ公国連合国東部・南東部海洋地域を周遊する夏休み旅行ではあるが、勇治個人が婚約者であるセレジアを祖国へと帰郷させ、御両親たちであるジンバル国王とテレジア王妃夫妻に元気な姿を見せる事にあった。
また、キリヤ公国連合国内と同盟諸国内を行幸して回る外交と遊興して回る事にも有る。
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時刻は昼下がりであった、外からは公王専用お召列車キリヤ号の走行音が響き渡り、静寂にゆったりとした時間と騒がしい賑やかで良い時間が流れて行く。
そんな夏休み旅行で使われて居る公王専用お召列車キリヤ号・一号列車でのお昼ご飯もひと段落し、部屋や客室施設で座り込んで居るのも不健康なので、客車両の3車両のいずれかに併設されて居る娯楽車両に在る運動施設へと向かい、運動不足を解消しようとする勇治と仲間達が居た。
キリヤ公国秘密工作諜報情報部局に所属するくノ一忍者部隊を率いる隊長たちらが、軽い運動も兼ねた模擬試合をして居た。
「如何した小娘どもっ!!怖気づいて打ち込んこんのか?」と近衛近習衆・特別顧問と言う役職と勇治を直に専属護衛する公王専属の護衛隊のキリヤ公国・公王専属護衛総隊長である塚原・伝江・朴伝が、模擬刀を片手に車内道場で稽古をして居た。
「くっ!!隙が無さ過ぎです・・・・・」
「流石は普段はぐうたらだが、アマテラス神皇国で一番の剣豪として知られて居る神剣使いっ!!」
「くそっ!!何所に打ち込んでも、気絶する姿を百通りも見えてしまう・・・・・・」
キリヤ公国秘密工作諜報情報部局の服部楓と霧隠霧奈と侍雷夜籐歌らと言った、キリヤ公国の忍び衆の武闘派揃いの猛者たちらでも迂闊な手口は死に繋がる事を悟らせてしまう。
そんな時だった。
「んっ!?」
「ふふっ!!」と塚原・伝江の背後から魔忍術を用いて奇襲攻撃を挑んだのは、魔忍術を用いて様々な美女に化ける能力や幻影に闇討ちを得意として居る第五部隊・稲葉隠密衆隊長である鎌田葛葉だった。
「良い奇襲じゃが、見え見えじゃぞいっ!!」と言った、塚原・伝江は、葛葉の胸ぐらを掴んで地面に押し倒す。
「ぐはっ!!」
「むっ!分身術を用いた変り身じゃとっ!?」
「さぁて、どれが本物でしょうか?」と複数の人物に化けて居た葛葉は、塚原・伝江に更なる奇襲攻撃を仕掛けた。
ドカドカッ!!バキバキッ!!ゴトゴトッ!!ズカズカッ!!と塚原・伝江は、あっという間に奇襲攻撃を仕掛けた分身体を打ち負かす。
「流石ですね、塚原先生。」
「何じゃ、詰まらん。其処のごく普通・・・のメイドに化けて居るとは・・・・」と悪態を付く塚原・伝江は、残念そうに偽物どもを掴まされ・・・・では無く偽物どもを打ち倒しただけとがっかりした。
しかしながら、その中には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「きゅう・・・・・酷いですよぉ・・・・・葛葉お姉ちゃん・・・・がくっ!」と容赦なく当て馬とさせてしまったのは、第4部隊・風魔党忍軍衆隊を率いる若き元気娘くノ一隊長の風魔小梅であった。
彼女は、葛葉に唆されて、多数の分身体に紛れて最強の剣豪である塚原・伝江に不意打ちを出来るのでは無いか?・・・・と、仕掛けて見たが・・・それは甘かったらしく、いとも簡単に返り討ちに遭ってしまったようだ。
「流石は伝江先生だなぁ~」と勇治も、その戦いぶりを見て居た。
「勇治よ、今度はお前が、わしに打ち込んで来いっ!列車とか言う物での長旅は楽じゃが、足腰が鈍ってはイカンからなっ!!!」
「よしっ!!伝江先生っ!!!お願いしますっ!!!」と言って、勇治も定期的な剣術を含めた稽古をして居るので、直ぐに二人は打ち合い稽古をするのであった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月2日・午後20時30分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ガリアナ王国・ガリアナ王国政府直轄領・ザンドー地方州線・オルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市駅行き区間・南西中央国際鉄道株式会社・オルトランタ東西国際鉄道線・公王専用お召列車キリヤ号・一号列車内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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そんな長蛇な列車には、キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行が乗り込み、公王専用お召列車キリヤ号・一号列車は、更に西へと向かって行く。
ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!
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「あははははははははっ!!んんんっ!っんぐっ!ゴクゴク・・・・ぷはははーーーーっ!!」
「相変わらずの飲みっぷりっ!!」と褒めるのは、龍造寺・信美・信隆。
「よっ!!マギアンティア世界随一の酒豪剣豪っ!!」とナデシコ海軍幹部の渡辺祥子が場を盛り上げる。
「やんやっ!!やんやっ!!」と呂律が回らないのか、適当な合いの手を言う江里口・絵里・常信。
相も変わらず、公王専用お召列車キリヤ号内では、偶の休み機関家の深酒・・・・・連日のようにどんちゃん騒ぎをして居た。
・・・・・・とは言っても、そう簡単に酒では潰れないのが、キリヤ公国連合諸国の幹部閣僚幹部や官僚・職員であった。
その中心に居るのが、加嶋神道流の開祖にして、アマテラス神皇国地方随一の剣豪であり、勇治を直に専属護衛する公王専属の護衛隊のキリヤ公国・公王専属護衛総隊長である塚原・伝江・朴伝は、必ずしも酒の席に居た。
「んんんっ!っんぐっ!ゴクゴク・・・・・・・・ふぅーっ!!」と勢い良く清酒専用の赤盃で豪快な飲みっぷりを見せたのは、アマテラス神皇国地方・越後国州を治めて居た上杉家前当主であり、キリヤ公国武士軍団長の上杉・剣信・輝清であった。
「んんんっ!っんぐっ!ゴクゴク・・・・・・・・くはあああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっっ!!!!」と此方も豪快な飲みっぷりを見せたのは、常陸国州及び下総国州を有して居た佐竹家前当主である佐竹・秋江・重義。
「おおっ!!流石は酒豪として名高いご両者だっ!!どちらも豪快な飲みっぷりっ!!」と、主と古い付き合いが有る姫武将を褒める真壁・光久・氏幹。
「真壁、それは褒め言葉には成っては居るまい。」と苦笑交じりに言うのは、宇佐美・宇佐・定満。
「そうっすねっ!!家の御大将は、秋江さまと同じく、周りに止められるまで飲み続けるっすかね~」と呆れる柿崎・咲良・影家。
「何だいっ!!何だいっ!!これからあたしが飲もうって時に、塚原先生や上杉御大将に、佐竹のご隠居を褒めるばかりかい?」と、上杉・剣信が使って居た清酒専用の赤盃よりも大きな盃で飲もうとして居たが、先達の3人たちらに見せ場を取られたと不満を言う、前田・慶南・益利。
「ひっく!!だったらっ!!それを正面してみせろっ!!傾奇小娘よっ!!」
「・・・・・うん、秋江の言う通り。」と普段は他人の事には無関係な珍しく他人事に反応して居る上杉・剣信は、こうして大勢の人とお酒が飲める事が楽しいようだった。
「よーしっ!!見て居なよっ!!さぁ一杯っ!!飲み干せして御覧じろうっ!!」と前田・慶南は、上杉・剣信が使って居た清酒専用の赤盃よりも大きな盃で、豪快な飲みっぷりを見せて行く。
「んんんっ!っんぐっ!ゴクゴクゴクゴクゴクゴク・・・・・・・・・・くはははあああああぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!」
ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!
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前田・慶南が飲んで居る間にも、外からは公王専用お召列車キリヤ号の走行音が響き渡り、暫しの静寂の中で、酒豪たちらは慶南が飲み干して行く姿を見守って居た。
「おおっ!!やるではないかっ!!かかっ!!今宵も楽しいのうっ!!」
「皆さん、酒ばかり飲んでいないで、何か腹に入れて下さい。飲み過ぎますよっ!!」と此処のバーを取り仕切る乗務員に注意されてしまう。
「わーって居るっ!!あれ?さっきまで有った、焼き鳥やからげは?」と祥子は、酔っ払いながら空と成った皿を見つめて居た。
「ああ、アタイや絵里が食べちまったよ。」
「まぁいいやっ!!次はモツ煮と刺身盛り合わせっ!!」
「はいはい・・・・・」とオーダーを用意して行く乗務員。
その後も此処の営業終了時間である消灯時間のラストオーダー近くの時間帯までどんちゃん騒ぎをする酒豪たちであった。




