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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第13章 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!!
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第159話 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!! 5

マギアンティア世界統一暦・1555年・11月30日・午後12時30分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー山脈盆地地方・フェリス家長女・ロイチェル・フェリス統治領国・ダンドー地方自治州区・州都・バルサレ市・バルサレ市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ダンドー地方・バルサレ市行き北部迂回鉄道線・南北線発着ホーム内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行が乗り込む、公王専用お召列車キリヤ号・一号列車は、ランブック市・ランブック市駅を出発し、キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ダンドー地方・バルサレ市行き北部迂回鉄道線を通ってフェリス侯爵独立自治領国のフェリス家の長女、ロイチェルが治めて居る内陸領地のダンドー地方自治州区の州都である州都・バルサレ市へと到着する。


「バルサレ市駅~っ!!バルサレ市駅~っ!!バルサレ市駅~っ!!」


「お客様に措かれましては、お降りの際には、お忘れ物にご注意くださいませえ~っ!!」


「次回の発車時刻は、三日後の12月2日・午前8時30分頃を予定して居りま~すっ!!お乗り遅れのないよう、ご注意を下さいませ~っ!!」


「ピンポンッ!!パンポンッ!!」とアナウンスが終わると間も無くダンドー地方自治州区・州都バルサレ市駅に到着するのであった。



「みんなっ!!ようこそいらっしゃ~いっ!!州都・バルサレ市へ~っ!!歓迎するわ~っ!!」と言う、ニコニコ笑顔でフェリス家の長女ロイチェルは、真っ先に列車を降りて、駅ホームの出入口付近で、両手を大の字に広げて、みんなを歓迎するのであった。



 その後ろには、数百名ものメイドさんたちが待ち構え、馬車に公用車、それに大型バスが迎えに来て居るのであった。





マギアンティア世界統一暦・1555年・11月30日・午前13時30分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー山脈盆地地方・フェリス家長女・ロイチェル・フェリス統治領国・ダンドー地方自治州区・州都・バルサレ市・バルサレ市北部地区・ダンドー地方自治州区迎賓施設通り地区・ロイチェル・フェリス館宮殿城・バルサレ宮殿城・ロイチェル私室にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行は、フェリス侯爵独立自治領国のフェリス家の長女、ロイチェルが治めて居る内陸領地のダンドー地方自治州区の州都である州都・バルサレ市へと到着して居た。



 一行は、州都・バルサレ市・バルサレ市北部地区・ダンドー地方自治州区迎賓施設通り地区内の迎賓館や宿泊所へと分散して手荷物を預けると、市内観光からのんびりとした時間を過ごし始める。


 ガントー地方の南西に位置して居る内陸部のダンドー地方は、フェリス家の長女ロイチェルが治めて居て、肥沃な土地柄で作物と河川を利用とした漁業とシジミ漁と淡水漁業を生業として居る地方自治州である。



 そんなロイチェルは、初めて自宅へとやって来てくれた勇治を私室へと誘い、お茶会と洒落込んで居たのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・



「うふふふっ!!勇治ちゃ~ん。」


「ロイお姉ちゃんってば、また苦しいってっ!」とロイチェルは、又もや勇治の隣でベタベタと抱きついて離さなかった。



 それも大きな巨乳を用いて窒息しそうな態勢で勇治の事を抱きしめて居ると言う、羨ましいぞっ!!この野郎っ!!!と言う世の男性の方々からの抗議の声が聞こえそうな事をされて居た。


「私ってば、今はとってもぎゅうううってしたいのっ!!!」と、ロイチェルは、それれそれは怪しからん我儘な巨乳ボディスタイルで、抱き付いて離さなかった。


「はぁ~、早く勇治ちゃんが大きく為らないかしら?今すぐにでも勇治ちゃんとの子供が欲しいわっ!!!」



「はぁ~、困った物だわ。」と嘆く当主にして、次女のレイチェルは呆れて居たが、文句を言えない立場にある。



「ですね。ロイ姉様は、すっかり良い所の男との恋や見合いを嫌がる様に成りましたし、年上や同年代の男性の事を毛嫌いするようにも成りましたからね。」と三女のライチェルは、で述べていた。


「どう言う事なの?」と聞くのは、勇治の一番目の婚約者であり、正妻候補であるセレジアであった。


「それがね~、勇治くんやセレジアちゃんたちと出会う前の事なのだけれども、公帝戦争の時にね、婚約者であったマタデネニア侯爵家の3男で、24歳のコールマン・マタデネニア殿が、ロイチェルを見捨てて実家へと逃げ帰ってしまったのよ。」


「あー、なるほど。」と頷くセレジアは、流石に婚約者に見捨てられたたら、こうなるわねと、納得してしまうのである。


「それ以来、自分よりも年上と同年代の男性を毛嫌いして、政略結婚を嫌がる様に成っちやったってけ訳なの。」


「公帝戦争の後も、ロイチェルの美貌は世の殿方たちには魅力的だし、国内の有力者たちから是非とも家の息子とフェリス侯爵家のお嬢様との再縁談をって言う話も幾つかは有ったんだけどね~」と言う三姉妹の母親であるユイチェルは、娘の心境を語ったのであった。




「あー、それでロイ姉様ってば、勇治の事を溺愛して居るって訳なのね、ユイチェル義母さま?」


「そうなのよ~、それもあってね、公帝戦争での戦後責任を取る序でに、フェリス家侯爵家の跡取りの話も、戦後処理交渉に名乗り上げて、跡取り娘に成ると決めた次女のレイチェルが継ぐ事には、誰もが反対をしなかったと言う事情もあったのよ。」



「家の人も、それだけだと心配だからと「良いか娘達よ。お前たちの中から、或いは全員でも良い。勇治陛下のご寵愛を賜るかお前達がかの少年王の御心を掴み、我がフェリス侯爵王家の行く末を盤石の者とするのだっ!!出来れば将来、お前達かその子孫達の何れか中から跡取り王子が産まれた名家と成るのが、わしの望む所である」って、この子たちに勇治くんの王妃か側室に成れって言い出した時から、もう大喜びなのよ。」


「夏休み旅行の招待が初顔合わせな上に、旅行も楽しみにして居たから、バルサレ宮殿城への案内にかこつけて、べったりに成っちゃったのは勘弁して上げてちょうだい。」



「はぁ~、分かりましたわ。仮にも私たちの勇治のお嫁さんたちの、姑のお一人にも成られるユイチェル義母さまのお言付けですもの。目くじらを立てるほど、大人げない事は言いませんわ。」と締め括るセレジアであった。


「勇治ちゃんっば13歳だったわよね?」


「うん、公式発表通りだよ・・・・・・」


「だったら今すぐにでも、子供が作れるから、隣に在る寝室のベットに行きましょうよっ!!」


「「「「だーかーらっ!!!それはっ!!まだ早いってば!!!!」」」」と流石にツッコミを入れる婚約者と姉妹たちら一同であった。


 後年、ロイチェルは、母性愛に満ちた顔立ちとロングヘアースタイルで、スラリとした長身で我儘な巨乳を持ったけしからんスタイルを駆使して、勇治の子種を絞り取り捲くったお姉ちゃんズの一人として知られる様に成ったと言う。


 因みに精通と言う生理現象は、主に11歳ころ(小学生の高学年)から経験者が現れはじめ、14歳から15歳(中学生)までにほぼ半数の者が経験すると言われて居る。


 てな訳で、下手をすれば勇治くんは年上のお姉さんならば、子供が出きるかも知れない事を知って居る女性陣の中には貞操をあわよくばと冗談を言ってしまう人が居るかも知れない…って言うか、実際に居るしねっ!!

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