表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第13章 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!!
303/317

第155話 少年王と夏休み旅行はまだまだこれからっ!! 1

マギアンティア世界統一暦・1555年・11月30日・午前8時40分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・ランブック市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ダンドー地方・バルサレ市行き北部迂回鉄道線・5・6番ホーム内・公王専用お召列車キリヤ号の一号列車及び二号列車停車ホームにて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ランブック湖畔北西部地域・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家湖水浴専用区画砂浜湖岸での二日間の滞在を終えたキリヤ公国連合国の者たち。



 次なる行先への移動する為に一行らは、ランブック市・ランブック市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ダンドー地方・バルサレ市行き北部迂回鉄道線・5・6番ホーム内・公王専用お召列車キリヤ号の一号列車及び二号列車停車ホームに続々と集まって居た。



 公王専用お召列車キリヤ号の一号列車及び二号列車停車らは、昨日の夕方頃に公王都・メイル市・公王都・メイル市駅前への移動を終えていた。



 次なる行き先は、フェリス侯爵独立自治領国・フェリス家の長女であるロイチェルが治めて居る内陸領地であるダンドー地方自治州区の州都・バルサレ市での牧場体験避暑旅行と成って居た。


 この提案は、フェリス家の長女であるロイチェルからの申し出であり、折角近くまで列車が来るならば、新参者であるフェリス侯爵独立自治領国・フェリス家の領内に、宗主国王が夏休み旅行を兼ねた巡幸に訪れたと言う喧伝をすれば、先の公帝戦争でのフェリス侯爵独立自治領国民らの不安と軋轢も吹き飛ぶ事に成るとの事である。



 要するに、キリヤ公国連合国の一員に成れたと言う安心感と保証が欲しいと言う訳である。



 フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー地方自治州区に付いては以下の通りと成って居る。



 ダンドー地方自治州区


 フェリス家の長女のロイチェルが治めて居る内陸地。鉱山や農林業と買いを使った水産業も得意として居る。


 また、木材を使った加工品を国内外に貿易品として売りさばいて居る所でも有る。州都バルサレ市で、のんびりとした田舎と言った感じの所。


 公帝戦争の時には。ロイチェルは戦後の事を考え無駄な抵抗を止めて キリヤ公国連合国にあっさりと降伏した事を州民から感謝されて居るらしい。



 州都・バルサレ市


 ダンドー地方自治州区の首都で、大都市と言うよりものんびりした田舎町で、中心地には、商業地区の街並みとロイチェルが普段から住んで居るロイチェル邸の館やダンドー地方自治州区庁などの官庁街、それ以外は民家が立ち並んで居る町。


 その周辺には田畑が広がり、小川が流れている程度ののんびりした田舎町であるが、フェリス侯爵独立自治領国の需要な穀倉地帯であり、同時に食料庫でもある。



以上と成って居る。



 そんな次なる目的である州都・バルサレ市へと旅立つべく、キリヤ公国連合国夏休み旅行一行らは、ランブック市・ランブック市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ダンドー地方・バルサレ市行き北部迂回鉄道線・5・6番ホームへと集まって来て居た。


 その中で、リィーゼらを見送るべく、ランブック地方州議会関係者を始めとして、ランブック市の市議会関係者や商業ギルド有力者を含めた数十名らが見送りにやって来て居た。


「勇治陛下、セレジアさま。リィーゼさま。そして皆々様がた・・・またのお越しをお待ちしております。」と有力者達らは、キリヤ公国宰相内閣府大臣の役目の為に、また自国を離れなければならないリィーゼを見送る言葉を掛けていた。


「留守をお願いするわ。」


「お世話に成りましたぁ~」


「次の機会もお願いするわ。」と言って勇治たちも、メイルシュルフラッド独立自治公国の政府関係者を始めとする有力者たちに別れを告げて、車両へと乗り込んで行く。


「フィーゼさま。シュタインさま。道中をお気をつけて、無事のお帰りをお待ちしております。」と見送るメイルシュルフラッド独立自治公国の公王庁に勤める侍従長を始めとするメイドや執事に、護衛騎士団らは、代表たち総出で見送る。


「留守を任せるわ。あなた達も、その間に休みなさい。」


「此方も楽しんで来るよ。」と言って、列車へと乗り込んで行く夫妻。



「織田陛下。足柄閣下。この度はお買い上げとご氏名依頼を誠にありがとうございました。」


「構わん。土産品造りで、アマテラスとメイルシュルフラッドとの技術交流での更なる高みへと繋がる事にも成るからな。皆の良い仕事と働き振りを期待して居るぞっ!!」


「「「「「ははっ!!」」」」」と言うのは、居残る織田家統治下のアマテラス鎧技師職人たちとメイルシュルフラッドの地元革技師職人たちである。


「そうは言うが、派手にやり過ぎて、この者らは腰を抜かして居たんだぞっ!!」


「説明する身にも成ってくれっ!!」と苦笑交じりに言う足柄・一輝。



 そんなやり取りをメイルシュルフラッド独立自治公国建国以来の老舗でありメイルシュルフラッド公王家の御用達看板をも持って居るランタック・ランブック狩猟素材工房商会の女将であるオルタナティ・ランタックこと、ナティも、商業ギルドの顔役の一人として、自国の国家元首でもあるリィーゼを含め、連合首脳閣僚幹部たちの見送りにやって来て居た。



 そんな中で、つい最近に成って見知った顔を見かけた。


「おや?あのおサムライさんのお嬢さんってば、何だってリィーゼさまのお隣に居るんだい?」



「ナティさん。あのお方はキリヤ公国連合国・国防大臣で在らせられる足柄・一輝・宗輝閣下さっ!!」


「何だって?!」


「アマテラス神皇国足柄幕府将軍王朝一三代目で、先代将軍王朝の将軍王でも在ったお方だが、今は政権と王座の地位を織田家政権と将軍王の座を譲って、自由気ままなキリヤ公国連合国の閣僚幹部を担われて居ると聞いて居るぜっ!!」



「へぇー、あのお嬢ちゃん。トンだ食わせ者だったようだね・・・・だけど気に入ったね。あたしの店に、権力も地位も家柄も言わずに、ごく普通の客としてやって来たのは、良い心掛けだよっ!!」

 

「織田の女王さまも切符と気前が良い女だったさね。」


「それに加えて、二人とも腹が座って居る所が気に入ったけど・・・あたしはぁ~、あのご隠居のサムライ嬢ちゃんの方が気に入ったねっ!!」と言うナティ。


 彼女は、これ以降はアマテラスからの客の中でも、織田家と足柄家の二家に対しては、特に気を遣う様に家の者達に言い聞かせてたと言う。




マギアンティア世界統一暦・1555年・11月30日・午前8時55分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・ランブック市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・ダンドー地方・バルサレ市行き北部迂回鉄道線・5・6番ホーム内・公王専用お召列車キリヤ号・一号列車及び二号列車停車ホームにて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ランブック市・ランブック市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー地方自治州区・州都バルサレ市行き北部迂回鉄道線・5・6番ホーム内・公王専用お召列車キリヤ号・一号列車及び二号列車停車ホームでは、出発する勇治たち一行らと見送りにやって来た人たちでごった返して居た。



「ピンポンッ!!パンポンッ!!毎度KR公社のご乗車、ご利用を有り難う御座いますっ!」


「ご利用のお客様方にお報せを致しま~すっ!!。」


「間も無く、ランブック市・ランブック市駅・キリヤ公国連合国・北西部鉄道株式会社・南西中央国際鉄道線・フェリス侯爵独立自治領国・ダンドー地方自治州区・州都バルサレ市行き北部迂回鉄道線の発着ホームより、公王専用お召列車キリヤ号・一号列車が間も無く出発予定と成って居りま~すっ!!」



「ご乗車予定のお客様は、出発予定時刻の5分前までに、ご乗車を下さいま~せっ!!」


「なお、公王専用お召列車キリヤ号・二号列車停車の発車予定は、一号列車の運行状況に合わせる形でと成るため、3時間遅れての出発予定と成って居りま~すっ!!お早目のご乗車予定のお客様は、係員に切符と身分証明書をお見せ下さま~せっ!!」



「ピンポンッ!!パンポンッ!!」



「「「「「勇治陛下~っ!!!、セレジアさま~っ!!リィーゼさま~っ!!」」」」」と、メイル城やランブック城の従者隊に加えて、メイルシュルフラッド公王家・プライベート専用区画を管理する従者隊も見送りにやって来て居た。



 そんな様々な者達らが別れを惜しむ声がする中で、列車が走り出す時刻に成った。


「出発しまーすっ!!お見送りの皆々様は、白線の後ろ側までお下がり下さませっ!!」と数十名もの駅員たちが、見送り人達らに呼び掛ける。



 ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!


 ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!


 ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!


 ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!


 ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!ガタンガタンッ!!ゴトンッ!!ゴトンッ!!


 そんな中で、公王専用お召列車キリヤ号・一号列車は、ゆっくりと走り出し、キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行たちの見て居る景色は、ランブック市駅ホーム内からランブック市内を通り抜けて、次第に市内から走り去って行く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ