第153話 少年王と夏休みと残暑と湖畔での一時っ!!12
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時50分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場・アーラスカン共和国大統領・レオーネ一行にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティーが恙なく終わった翌朝の事である。
勇治とキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行の仲間たちらは、次なる滞在地であるランブック湖へと向かうべく、列車で移動をしランブック駅で下車、ランブック市の北西部に在るランブック湖畔・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画へと来ていた。
ランブック市の北側に在る観光名所の一つで、その西側の湖岸と東西線に並ぶ様に聳えるランブック山とランブック森林地帯は、メイルシュルフラッド公王家のプライベートエリアと成って居る。
特に西ランブック山と西ランブック森林地帯は、メイルシュルフラッド公王家ランブック山御狩場と成って居る為、一般人の立ち入りが厳しく制限されて居る。
その御狩場で獲れる獲物には、ランブック・イノシシ。ランブック・カリブー(鹿)。ランブックビックベアー。ランブック・ラビット。ランブックカモ。ランブック七面鳥等々と言った野生動物が生息とており、余分に取れた獲物は、ランブック市の名物として高値で取り引きされ、食肉や革製品に各種加工製品へと加工され、市場で取り引きされて居る。
ランブック山と言うのは、北側に東西線に別れた山々の事を指して居て、西ランブック山と東ランブック山と言う地名を総じてランブック山と呼ばれて居る。
そんな中でアーラスカン共和国大統領であるナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトこと、レオーネは、副大統領であるエマニュエル=ジョゼッフ・シエイエリスこと、エマと供に宗主国王である勇治に会いに行くべく、キリヤ公国連合国へと訪問し、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場で顔合わせを済ませる。
其処でレオーネ達らは、夏休み旅行の終わってから行くと言う、大華天帝国クーロンへと向かう予定も組まれた、勇治主催のキリヤ公国連合国夏休み旅行に同行する事に成った。
そんな彼女たちはと言うと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パンパンッ!!パンパンッ!!パンパンッ!!
パンパンッ!!パンパンッ!!パンパンッ!!
パンパンッ!!パンパンッ!!パンパンッ!!
「ふう、これは使い易い猟銃だな。噂に違わぬ性能だっ!!」と言うレオーネは、貸し出された、地球世界で言えば、1990年代頃から使われて居るライフル式猟銃を使って、ランブック・ラビットやランブックカモに、ランブック七面鳥と言った獲物を追いかけて居た。
その性能を確かに感じ取ったレオーネは、キリヤ公国連合国と勇治との繋がりは、絶対に必要不可欠と言う判断が間違って居なかった事を再確認する。
夏休み旅行の経費負担は、キリヤ公国本国政府と勇治個人が引き受ける事には成ったが、自分達の分くらい最低限は出したいとの事で、全体経費の2割負担で決着を着ける事に成った、タダ飯ぐらいなのは悪いからと、鶏肉やウサギ肉の狩りに出かける事に成ったレオーネたち。
使い易い猟銃を使ったレオーネは、元々の腕前に加えて、最新式猟銃を使っての狩猟は、一撃で首元を撃ち貫くと言うスナイピングショットをいとも簡単に成功させていた。
「レオーネ閣下っ!!お見事ですっ!!」と言うのは、キリヤ公国公王室侍女庁から休暇を兼ねて派遣されて居たキリヤ公国公王室侍女侍女隊に所属しながらも、裏の顔であるキリヤ公国公王室宮内庁・従者SP護衛隊課本部庁に籍を置いて居るメイドSP護衛官が、レオーネたちのお付きメイド隊として、同行して居た。
そんな中で、ランブック湖畔北西部地域に在るメイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画のメイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場から、鬨の声の如き激しい騒音が聞こえ出した。
ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!
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ズガガガガガガガガッ!!ドッカ―ンッ!!
パンパンッ!!パンパンッ!!パンパンッ!!
ゴゴゴッ!!ドッカ―ンッ!!
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パンパンッ!!パンパンッ!!パンパンッ!!
ゴゴゴッ!!ドッカ―ンッ!!
「ふっ!!派手にやって居るな。アマテラスの魔王将軍王殿は・・・・・・」
「はい。アマテラス神皇国地方に措いて、ユーラシアン大陸の火砲戦術をいち早く取り入れた軍隊を創設した傑物との噂は、間違いないようですね。」
「その織田家は、今やキリヤ公国連合国内でも屈指の陸軍大国であり、商業貿易大国に成りつつ有ります。」
「レオーネ、貴女とは気が合いそうですよ。」
「まだ、話しては居ないからな。隣国でも有るし、援軍や支援を受ける事も考え見れば、出来れば、是非とも良き関係を築きたいと考えて居る。」
「その為には・・・・・・」とエマが、猟銃を構え、その狙う先には・・・・・・・・・ランブック七面鳥が群れを成して徘徊をして居た。
パンパンッ!! パンパンッ!!と言う発砲音が森林地帯に響き渡る。
瞬く間にエマは、三〇羽居たランブック七面鳥を七羽も続け様に仕留めて見せた。
それも一撃必殺で首を撃ち貫いてである。
「お見事ですっ!!エマ様っ!!」とメイドSP護衛官が褒め称える。
「今夜は、バーベキューとか言う異界の野外宴席だそうですから、酒の肴に成る物を持ち寄って話せば、話も弾みますよ。」
「面白いっ!!今宵の獲物は大物ばかりだからな。少しはサッパリ味の肉が有れば味替わりも楽しめ、彼のアマテラスの魔王将軍王殿を唸らせるのも一興だなっ!!」と言って、レオーネは更に獲物を狙い撃ちにして行くのであった。