表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第12章 少年王と夏休みと残暑と湖畔での一時っ!!
297/316

第149話 少年王と夏休みと残暑と湖畔での一時っ!!8

マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時15分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場・織田・徳川組・榊原・康江と明智・紗枝・偵察・追い込み部隊にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場へと出かけて行った織田・和紗・信長を中心とした狩猟組の面々たち。



 その組み分けを担当したキリヤ公国連合国内でも名立たる名軍師たちの手によって、班分けと成った3組は、それぞれ割り当てられた方向へと向かって移動を開始。


先ずは偵察隊を供って、獲物の探索に乗り出す。


 そんな偵察隊と言うのは、名ばかりで、槍働きが得意なメンバーらが、誰が先駆けとして、獲物に一番槍を上げれるのかで競って居ると言え者達が揃って居た。


 最後は織田・和紗・信長を中心とした狩猟組の面々たちで、遊撃と偵察を得意として居る榊原・康江・康政を筆頭として、明智・紗枝・秀満や松平・千香・康秀に加えて、羽柴・陽菜子飼いである福島・市夏・正則と加藤・虎実・清正らが部隊を派遣して、獲物と成る生き物を探させていた。





それは以下の通りと成って居る。


織田・徳川組


織田・和紗・信長 

斎藤(織田)帰蝶

丹羽・米実・永秀 

柴田・朱里・勝家 

明智・十華・光秀 


滝川・咲枝・一益  

佐々・海未・成政 

明智・紗枝・秀満 


福島・市夏・正則

加藤・虎実・清正



徳川・千代・家康 

酒井・継美・忠次 

榊原・康江・康政 

本多・八重・忠勝 

井伊・直虎・直政 

松平・千香・康秀


以上と成って居る。



「こちら紗枝です。獲物を見つけました。大きなランブック・カリブーです。全長4メートル以上は固いですね。」




 明智・紗枝が見つけた、ランブック・カリブーとは?


 ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地を中心とした周辺地域に生息して居る大型のトナカイの事で、メイルシュル山脈連峰地方にも生息するメイルシュル・カリブーの亜種個体の事でもある。


 全長が5メートルにも成る事が有り、地元住民の間では、肉から骨に至るまで余すところ無く使い切る事が出来る山の恵みとして重宝されて居る野生動物であった。



 畜産豚肉と違って、脂身が少なく、サッパリとした肉質成れども、そのまま焼いて味付けをしても良し、ベーコンやハムにしても美味いとされて居る。


 最近では、勇治の故郷の日本国の調理方法が入って来た事から、メンチカツやチャーシュー、薄切り焼き肉にしたりする事でも人気を集めていた。



徳川軍では遊撃と偵察を得意として居る榊原・康江・康政を筆頭として、明智・紗枝・秀満や松平・千香・康秀に加えて、羽柴・陽菜子飼いである福島・市夏・正則と加藤・虎実・清正らは、手持ちの槍や刀を手にランブック・カリブーの追立てを開始する。


「よしっ!!ランブック・カリブーの群れを和紗様らの元へと追立てろっ!!」


「お味方の射線上に注意しつつ、鉄砲隊の前へと追立てるのですっ!!」



 榊原・康江と明智・紗枝らは、同行して居るメンバーと随行して居る家臣達と供にランブック・カリブーの群れを追立て始めた。


「よしっ!!」


「掛かれえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」と羽柴・陽菜子飼いである福島・市夏と加藤・虎実の二人らは、一斉に随行家臣達と供にランブック・カリブーの群れに飛び掛かる様にして追い立て作戦を開始する。



「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」



 怒号の叫び声が木霊する中で、ランブック・カリブーらも怒号の咆哮を叫び、追い立てられて行く。



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」 


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



 以外かも知れないが、トナカイやシカと言うのは、豚や牛に近い鳴き声を発すらしく、トナカイの思いの他低い鳴き声である事は余り知られて居ない。



 そんなランブック・カリブーらは、榊原・康江と明智・紗枝・偵察・追い込み部隊の活躍により、織田・和紗らが待ち構える。


 殺し間・・・・戦で言う鉄砲狭間射線上へと追い立てられ行く事に成る。


 その場所は、メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場の南西方向にあるランブック草原と言う御狩場の一部に当たる平原地域であった。



マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時35分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場・織田・徳川組本陣所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 榊原・康江と明智・紗枝らは、同行して居るメンバーと随行して居る家臣達と供にランブック・カリブーの群れを追立て始めた。



「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」



 怒号の叫び声が木霊する中で、ランブック・カリブーらも怒号の咆哮を叫び、追い立てられて行く。



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」 


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



 ランブック・カリブーらは、榊原・康江と明智・紗枝・偵察・追い込み部隊の活躍により、織田・和紗らが待ち構える。


 殺し間・・・・戦で言う鉄砲狭間射線上へと追い立てられ行く事に成る。


 その場所は、メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場の南西方向にあるランブック草原と言う御狩場の一部に当たる平原地域である。


 其処に真横に居並ぶのは織田・徳川狩猟組の鉄砲隊にて、和紗と千代の二人が居る本陣所には、金傘馬印と永楽通銭旗と黄色布地に織田木瓜紋と三つ葉葵の紋所の旗印に、金扇の大馬印と厭離浄土・欣求穢土の御旗が靡いて居た。


その陣容と陣立ては以下の通りと成って居る。


総指揮官

織田・和紗・信長 『織田家馬周り衆』が付いて居る。

副指揮官

徳川・千代・家康 『徳川家旗本衆』が付いて居る


鉄砲隊


斉藤隊・斎藤(織田)帰蝶 『美濃斉藤家・直臣衆・帰蝶直営軍所属』


丹羽隊・丹羽・米実・永秀 

明智隊・明智・十華・光秀 

滝川隊・滝川・咲枝・一益  

佐々隊・佐々・海未・成政 


酒井隊・酒井・継美・忠次 

井伊隊・井伊・直虎・直政 


歩兵隊指揮官

柴田隊・柴田・朱里・勝家 


歩兵隊副指揮官

本多隊・本多・八重・忠勝 


織田家・徳川家らの武士・歩兵から成る陸軍部隊を指揮下に入れて居る。


以上と成って居る。


「和紗様。紗枝からです。間もなく、目の前に獲物が来ますっ!!」と明智・十華が無線機からの報せを報告する。



 すると和紗の次なる命令は早かった。



「継美っ!!米実っ!!十華っ!!直虎っ!!咲枝っ!!海未っ!!各鉄砲隊に下知をっ!!」


「「「「「「ははっ!!」」」」」」


「酒井隊っ!!」


「丹羽隊っ!!」


「明智隊っ!!」


「井伊隊っ!!」


「滝川隊っ!!」


「佐々隊っ!!」


「「「「「「撃ち方よーいっ!!」」」」」」と織田・徳川組の旗下に在る鉄砲隊らは、一斉射撃の態勢に入った。


 それは丸で、彼の長篠の戦いの光景を目の当たりを彷彿とさせる陣形と成って居た。


「久しぶりね。腕が成るわ。」と帰蝶も、和紗の近くで自身の斎藤家所縁の直臣鉄砲隊を率いて参加して、近代的な猟銃を構えて居た。


 当然ながら、この手の事が大好きな和紗も、最近に成って手に入れた近代的な猟銃鉄砲を構えて居たが、柴田・朱里と本多・八重の両名らの部隊らは、槍や刀を構えて居る武士団で構成されて居た。


 流石は武闘派集団として名高い、柴田家と本多家の者達である。




 そんな中で怒号と雄叫びと咆哮の嵐が近づいて来た・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!」」」」」



 怒号の叫び声が木霊する中で、ランブック・カリブーらも怒号の咆哮を叫び、追い立てられて行く。


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」 


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」



「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」


「「「「「グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!グウォーーッ!!」」」」」




 ランブック・カリブーらは、榊原・康江と明智・紗枝・偵察・追い込み部隊の活躍により、織田・和紗らが待ち構える。


 殺し間・・・・戦で言う鉄砲狭間射線上へと追い立てられ、その目の前へと突入して来た時である。


「和紗姉さまっ!!来るですよっ!!」


「よしっ!!者共っ!!」と和紗は号令を発したの同時に、鉄砲がズラリと居並び狙いを定めた。


「「「「「「「「撃てえええええええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」」」」」」」



 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!



 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!


 ランブック・カリブーらは、榊原・康江と明智・紗枝・偵察・追い込み部隊の活躍により、織田・和紗らが待ち構える陣地。


 それは殺し間と呼ばれ・・・・戦で言う鉄砲狭間射線上と言うべき陣形であり、彼の長篠の戦いの光景を目の当たりを彷彿とさせる陣形と成って居る場所へと追い立てられ、その目の前へと突入したランブック・カリブーらは、織田・徳川狩猟組らの一斉射撃により蜂の巣と化してしまう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ