第147話 少年王と夏休みと残暑と湖畔での一時っ!!6
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時45分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・ランブック湖畔北西部地域・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場へと出かけて行った織田・和紗・信長を中心とした狩猟組の面々たち。
その組み分けを担当したキリヤ公国連合国内でも名立たる名軍師たちの手によって、班分けと成った3組は、それぞれ割り当てられた方向へと向かって移動を開始。
先ずは偵察隊を供って、獲物の探索に乗り出す。
そんな偵察隊と言うのは、名ばかりで、槍働きが得意なメンバーらが、誰が先駆けとして、獲物に一番槍を上げれるのかで競って居ると言え者達が揃って居た。
それは以下の通りと成って居る。
龍造寺・佐竹・西国姫武将連合組
龍造寺・信美・信隆
鍋島・尚美・茂直
江里口・絵里・常信
円城寺・種美・信胤
佐竹・秋江・重義
佐竹・芳野・宣義
北部・愛・親信
真壁・光久・氏幹
高橋・紹子・運紹
吉川・春美・隆春
宍戸・竜実・宗成
上泉・伊澄・信綱
柳生・冬香・十兵衛
塚原・伝江・朴伝
霧隠霧奈
侍雷夜籐歌
島津・弘美・義広
島津・利美・歳久
雑賀さやか
岡部・七未・正綱
龍造寺・信美・信隆を組頭とする龍造寺・佐竹・西国姫武将連合組らは、霧隠霧奈と侍雷夜籐歌に偵察を任せ、偵察隊と追い込み部隊を統括隊長の役目を島津・弘美・義広とし、副隊長を島津・利美・歳久とする部隊を編成。
江里口・絵里・常信・上泉・伊澄・信綱・柳生・冬香・十兵衛らに追い込み部隊を任せ、部隊を派遣し、以下のメンバー獲物を探させて居た。
指揮官
島津・弘美・義広
島津・利美・歳久
偵察隊
霧隠霧奈
侍雷夜籐歌
追い込み部隊
江里口・絵里・常信
真壁・光久・氏幹
岡部・七未・正綱
上泉・伊澄・信綱
柳生・冬香・十兵衛
以上と成って居る。
「此方は霧奈。」
「同じく籐歌だ。予定して居た獲物・・・・ランブック・ベアーを発見した。」
「何れもオスで、四頭も居る。体長は・・・凡そ5メートル前後だろうな。」
「これより各所に追い立てを開始する。」と無線通信を終えた二人。
「だそうです。弘美姉さん。皆さん。」
「よっしゃーっ!!腕が成るぜッ!!」
「冬香と七未は、私と供に2頭をっ!!!」
「絵里と光久さんと伊澄らは、別の2頭を頼むっ!!!」
「弘美殿。二人の手綱は任せられよ。」
「助かります。鬼真壁ならば安心です。」
「此方も九州島地方の鬼島津と肩を並べるのは光栄だよ。」と言って、二人は配置に付く。
奇しくも鬼と異名を持って居る姫武将の二人が、こうして肩を並べるとは、何とも妙ちくりんな展開と言えるだろう。
因みに彼女たちが獲物として選んだランブック・ベアーとは?
ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地を中心とした周辺地域に生息して居る大型のヒグマ類に属するクマの事である。
全長が5メートルにも成る事が有り、地元住民の間では、肉から骨に至るまで余すところ無く使い切る事が出来る山の恵みとして重宝されて居る野生動物であった。
畜産豚肉と違って、脂身が少なく、サッパリとした肉質成れども、そのまま焼いて、ステーキにしても美味いとされて居るが、中でも熊の手や頬肉なんかは珍味とされて居て、とても柔らかい肉質が煮込み料理に良く合うとされて居る。
最近では、勇治の故郷の日本国の調理方法が入って来た事から、燻製肉や赤ワイン煮込みのシチュー肉にしたりする事でも人気を集めていた。
そんな馬鹿でかいヒグマを相手に、決闘染みた喧嘩を売ろうとして居るが、身長が180センチもの巨漢を持った大女で、その姿から周辺諸国では彼女の剛腕の武勇を皮肉った言い方をして、肥前・筑後の大熊女と言われて居る人間のヒグマも同然の姫武将である龍造寺・信美・信隆。
其処から暫くの間は、偵察隊である霧隠霧奈と侍雷夜籐歌を中心とした、忍び衆と追い込み組姫武将たちによる追い立て作戦が始まった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時40分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・ランブック湖畔北西部地域・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場・龍造寺・佐竹・西国姫武将連合組本陣所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メイルシュルフラッド公王家ランブック山の御狩場へと出かけて行った織田・和紗・信長を中心とした狩猟組の面々たち。
その組み分けを担当したキリヤ公国連合国内でも名立たる名軍師たちの手によって、班分けと成った3組は、それぞれ割り当てられた方向へと向かって移動を開始。
先ずは偵察隊を供って、獲物の探索に乗り出す。
そんな偵察隊と言うのは、名ばかりで、槍働きが得意なメンバーらが、誰が先駆けとして、獲物に一番槍を上げれるのかで競って居ると言え者達が揃って居た。
偵察隊と追い込み部隊による追い立てにより、ランブック・ベアーの4頭らは、龍造寺・佐竹・西国姫武将連合組本陣所へと追い立てられてしまう。
「ガルルルルッ!!」と唸るランブック・ベアーの一頭は、大槍と大太刀を腰に下げ、肥前・筑後に住まうアマツキノワグマの大物『3.5メートル』の大物を討ち取った際に仕立てた毛皮の腰巻きを付けた龍造寺・信美・信隆である。
「くくくくくっ!!流石は大陸だっ!!こんな大物がゴロゴロ居るんだからなっ!!」
「信美。流石に無茶は・・・・」
「黙ってろっ!!直美っ!!」と言って、一騎打ち好きの悪い虫が騒ぎ出したらしい。
「はぁ~、種美。申し訳ないなが、私達らは、彼女の援護に回るぞっ!!」
「はいっ!!護衛鉄砲隊っ!!弓隊っ!!構えっ!!命令あるまで待機っ!!」
鍋島・尚美・茂直と円城寺・種美・信胤の両名らは、竜造寺家の護衛同行武官たちである鉄砲隊と弓隊らを主と対峙するランブック・ベアーに狙いを定めさせ、主に危険が及ばない限りは、発砲を控えさせる態勢を取ったのだった。