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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第12章 少年王と夏休みと残暑と湖畔での一時っ!!
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第143話 少年王と夏休みと残暑と湖畔での一時っ!!2

マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時19分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・ランブック湖畔北西部地域・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家湖水浴専用区画砂浜湖岸・湖水浴場にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 雪花と薫姉妹がやって来た後の事である。


 今度は朝陽宮瑞樹と朝陽宮翠の親子が現れる。


「勇治お兄ちゃーんっ!!」と抱き付く翠は、朝から元気いっぱいだった。


「勇治くん。」と声を掛けて来た瑞樹さんは、フレアーパーマがかった黒髪ロングヘアーと年相応の熟れた整ったボインな巨乳を持ったボデイスタイル持った大人女性とビキニ水着を着こなしている奥様。


 この手の女性が好きだと言う男性から見れば、鼻血を出してしまうほどの美貌を誇って居た。


(うっわー、女性の凶器って、こんな感じのヒトを言うのかな?まぁ、僕のお仲間ってば、綺麗所が多いから、この手の女の人が大半だから、目のやり場に困るなぁ~)と心中でぼやく勇治。


「こらっ!まだ勇治くんには早いわよ。」と冗談を言う瑞樹。


「あはは・・・・ごめんなさい。バレてましたか?」


「勇治くんには、たくさんのお嫁さんとお姉さん、お母さんと妹たちが居るから、多少なりとも目移りしてしまうのは、ホンと仕方ないがないのは分かるけど、私は貴方のお義母さんに成る予定なのよ?」


「今からそんな目で見られて居たら、数年後には、貴方のお妾さん成っちゃうわ。」と冗談を言って勇治の事を揶揄う瑞樹。


「うふふふっ!!」


「あはは、まっさかぁ~、揶揄わないでくださいよぉ~」と笑い合う二人。


 まぁ、これは冗談では無くなるのが、桐谷勇治なのである。


 別名公色王・ハーレム王・女食王・女垂らし王とマギアンティア世界中の男性や女性やっかまれる事に成るが、それは勇治の不思議な力と人徳に惹かれた女たちが、続々と婚約して欲しいと言われてしまう桐谷勇治なのだから笑えないのだった。


 そんな冗談を言い合って居る所へセレジアとリィーゼの二人が現れる。


 この二人もビキニ水着の姿でやって来た。


「・・・・・それは聞き捨て為らないわね。」


「やっぱり、勇治は年上女性が好みのようね。」と疑いの痛い眼差しで見ていた。


「えっ!!そんな事は、な・・・・」


「和紗さんが良い例じゃないかしら?」


「そうねっ!!和紗姉さまは、スタイル抜群で、何時でもエッチOKだって言うから、きっと勇治も・・・・」


「こらこら二人とも、そんな事は言わないのっ!」



「それに政務に口を挟める権利を持って居る王族と言うのは少なくとも、たくさんの子供を作って、家と国を栄えさせないいけないから、今から言い争いをしていては身体が持たないわよ?」


「はーい。」と頬をむくれるセレジア


 そんなセレジアを見て、一緒に成って勇治を揶揄って居たリィーゼは、苦笑して居たりする。


「雪花お姉ちゃんは遊ばないの?」


「翠さま・・・・私は、ご覧の通り、戦場での怪我が元で余り動けませんので、こうしてゆっくり休んで居る方が皆様と楽しめるのですよ。」


「・・・・それだと楽しくないよぉ、だったら雪花お姉ちゃんっ!!わたしと砂遊びでもしようよっ!!!」と翠は雪花を誘う。


「・・・・・ありがとう御座います、翠さま。それでは私がお相手をしましょうか?」


「良いの?」と瑞樹は聞き返す。


「はい。瑞樹さま。このような身体では、翠の相手をするくらいが丁度良いのですよ。それに薫の小さかった頃を思い出します。」


「その隙に瑞樹さまは、ゆっくり休んで下さい。」


「悪いわね。それじゃ、任せるわ。」


「それでは、わたしも・・・・翠様。此方に・・・・」と言って立ち上がり、翠の手を繋いで、近場の砂浜へと向かう。


「お母さん、行って来るねぇ~」と言って、翠は立花姉妹に連れられて行く事に成った。


「勇治は、如何する?」


「少しだけ寝たら、身体を動かす積り。」


「それじゃ、私たちも、そうするわ。」と言って、瑞樹にレジアとリィーゼの三人と一緒に成って、サマーベッドで横に成って日光浴をし始めたのだった。




マギアンティア世界統一暦・1555年・11月29日・午前9時21分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・メイルシュル山脈連峰地方・アルクス山脈麓・ランブック地方州・ランブック地方・ランブック山付近・ランブック地方盆地・ランブック湖・ランブック市・ランブック湖畔北西部地域・メイルシュルフラッド公王家のプライベート専用区画・メイルシュルフラッド公王家湖水浴専用区画砂浜湖岸・湖水浴場モータースポーツ場にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 勇治たちに送れること数分後のこと、今度はナデシコ地方の軍幹部たちが現れた。


 その姿格好とは、正にミスコンテストも同然であり、ビキニ水着やワンピースを含めた数多水着の姿が出揃うと言う美女たちと言えて居た。


 ある意味では女子大学生の夏休みの集まりと言った方が良いだろうと言う光景を目の当たりすると言う様相を呈して居るだろう。



 そんなナイスバディ身体つきを有するナデシコ美女軍幹部軍団は、勇治たちの居る湖水浴場から数キロ離れた地点に在ると言うメイルシュルフラッド公王家湖水浴専用区画砂浜湖岸・湖水浴場モータースポーツ場へとやって来て居た。


それは以下の通りと成って居る。

山本五十鈴 

烏柿肇

南雲夕霧 

小沢美月 

角田晴海 

山口多美 

黒島亀代 

草鹿美佐枝 

渡辺祥子

近藤信代 

板垣妙子

栗林武美 

渡理昌



 五十鈴達が、ライフジャケットを着込んだビキニ水着の姿格好で水上オートバイに乗り込む。


「久しぶりに乗ってみたけど・・・大丈夫かしら?」と傾げる五十鈴は、この手の乗り物を採用するナデシコ海軍の研修会で、乗り始め。


 免許証も序でに取っただけでなので、偶に練習をして居るくらいだが、腕前は確かなものと仲間家では言われて居た。


「まさか此処にまで普及して居るとは・・・・」


「俺たちは持ち込みさっ!!」と言うのは、マリンスポーツ好きに成った、渡辺祥子たちを始めとする物好きたちの面々であった。



 ナデシコ軍の面々らが愛機やレンタルした水上オートバイのエンジンキーが入ると、ブルルルッ!!ブウウウウウッ!!と言うエンジン音が鳴り響く。


「五十鈴さんっ!!準備が出来ましたっ!!」と烏柿肇が言う。


「みんな安全運転よっ!!」と五十鈴は、この場に居るナデシコ軍のリーダーとして言う。


「ふああぁぁぁぁーーっ!!眠い・・・・・」と言うのは、夜は友達・・・いいや、親友だからっ!!と称する位に、夜戦と夜戦雷撃戦術を得意として居るが、昼間は常に眠いと豪語する位に低血圧な事で知られて居る為、今も眠そうな顔付きをしていた。



「夕霧。無理して運転をしなくても・・・・・」と心配そうな顔付きの小沢美月は、相棒たる夕霧の介抱役を何時もして居るが、寝起きの彼女のことを よく理解して居る為、今は低血圧による眠気だと察して居た。


「いいや、たまには好きな事に集中した・・・・・はっ?!」


「おいおい、本当に夕霧くんは、大丈夫なのかい?」


「何時ものことですから、操縦桿を握ったらシャキッとします。」と美月は言う。



 ブルルルッ!!ブウウウウウッ!!と言うエンジン音が鳴り響く。


「あははははははははっ!!今日も、コイツはご機嫌だなっ!!」と持ち込んだ水上オートバイのエンジン具合を確かめると、問題が無いと確認する角田晴海は、楽しそう試運転をしていた。


「山口っ!!そっちは如何だ?」


「問題ないぜ、こっちも・・・・・・」と板垣妙子と山口多美の二人も、機体整備に余念がない。



「近藤さーんっ!!こっちの牽引車からの搬出作業をお願いしまーすっ!!」


「分かった。おーい、亀代も手伝ってくれっ!!」


「了解、救命胴衣を付けてからな。」と言って亀代は、急ぎ身支度を済ませて行く。


 準備が整い、いよいよ出発するナデシコ軍の面々らを中心とした水上オートバイ組のメンバーらは、エンジン音を響かせて、ランブック湖を突き進んで行くが、その並び順が何故か輪形陣であったりするのは、職業病と言えるだろう。


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