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キリヤ公国英雄戦記物語  作者: 伊達教宗
第11章 少年王と夏休みと残暑と世界情勢っ!!
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第135話 少年王と夏休みと残暑と世界情勢っ!! 19

マギアンティア世界統一暦・1555年・11月28日・午後18時00分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・ローザンヌ州領ローザンヌ地方・公王都・メイル市・公王都・メイル市中央区官庁街地区・メイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間・メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 続々とメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場へと続々とやって来る勇治の仲間たち。



 出迎えるのは、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府の要人と国内有力な貴族諸侯者たちや軍関係者に加えて、文官や商会組合の者達である。


そんなメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場に、ビクトリナ共和独立自治国のビクトリナ共和独立自治国総統であるジェシカ・クローディアとビクトリナ軍幹部代表の二人と神宮寺舞夏もやって来た。


それ以下の通りと成って居る。


ジェシカ・クローディア

ネイレス・ガーネット

ミレディ・アルファード 

神宮寺舞夏 




賑やかと成って来たパーティー会場内に入って来た三人組らは、それぞれの同行者と別れると、軽く立食パーティー形式の中から適当な料理を取り揃えて決めてあったテーブル席に合流して居た。



「さてと、舞華。お前とテーブルを囲んだのは他でもない。」


「ビジネスの話をしよう。」


「ビジネス?」と首を傾げる舞華。


「舞華さん。今我らがのビクトリナ共和独立自治国は、自治政府を上げて、周辺海域と南方海域で新たに発見された亜大陸の開発開拓計画を進めるプロジェクト計画して居ますの。」



「開発開拓プロジェクト?」


「簡単に言ってしまえば、ビクトリナ共和独立自治国が新たに発見した。無人離島諸島や無人大陸。もしくは、有人の後進陸地地域の開発開拓計画だ。」


「要するに新規編入した国土の開発開拓計画だよね?」


「そうだ。勇治は大盤振る舞いに、我が自治政府がキリヤ公国連合国・東部地方の守りの要であると言う理由から、国土拡張に支障が無い限りに措いて、新規国土は切り取り次第にして良いと言う免状を貰って居る。」


「お陰様で、今の所は無人島の列島や離島諸島が切り取り放題で、続々と家の国へと編入手続きと友好国に承認を貰って居るし、キリヤ公国連合国の中央政府と家の議会政府の承認手続きも万全だ。」



「しかしながら、舞華さん。離島諸島などの開発は、手が回っては居ますが・・・・流石に新発見された亜大陸の方は・・・・」


「そうりゃ、そうだよね。流石に大陸一つを如何にかするって話は、一地方自治政府には出来ないよね。」



「そんな訳なので、我が自治政府は、仕方なくナデシコ地方とキリヤ公国本国の財界に支援を思いたい所なのですが・・・・・・」とネイは困り顔で言う。


「今のキリヤ公国本国とナデシコ地方、それにそれ以外の自治政府と自治国政府に属する財界に余力は無い。」とジェシカは締め括る。


「まぁ、そう成るかぁ~」


「ナデシコ地方も保護領域だった所が、今や撫子皇国政府無き状態。その保護領域を自分たちの力と能力で、開発途上地域を発展させて行かなければ為らないし、キリヤ公国本国も本土とキリヤ列島地方の開発も手が足りて居ないんだよね?」


「其処でだ。新トウキョウの財界の重鎮たる神宮寺重工業株式会社と新トウキョウ経団連に、支援をお願いしたい。」



「・・・・良いよ~、ジェシカさん達とは、これからも長い付き合いになりそうだしね。」


「それに、もう僕自身も、キリヤ公国本国政府と中央政界とは、ズブズブに成りつつあるし、ブレイブ・ガード・フォースも国防総省の管理下置かれて居るから、無関係・・・・中立的じゃ無くなっただんよね。」


「社長業に専念する方が良いかなぁーって思いたいけれど、僕じゃないとカイザーたちの面倒が見れないから、当面は仕方なからね。」


「やるからには全力で、各方面への融資の一件、浅生さんと竹中さんと図って、各方面と調整をした上でって話に成るけど、それからで良いかな?」


「構わない。どの道、新大陸開発開拓プロジェクトは、大掛かりに成るだろう。」


「仕切りはビクトリナ共和独立自治国政府が請け負うが、他の事は中央政府・・・・キリヤ公国本国政府と図らなければな。」と話を締め括ったジェシカ。



 一通りの商談的な会合を終えた4人らは、食事を進めながら、パーティーを楽しんで行く事に成る筈だったのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 マギアンティア世界統一暦・1555年・11月28日・午後18時15分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・ローザンヌ州領ローザンヌ地方・公王都・メイル市・公王都・メイル市中央区官庁街地区・メイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間・メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場で、ビクトリナ共和独立自治国のビクトリナ共和独立自治国総統であるジェシカ・クローディアとビクトリナ軍幹部代表の二人と神宮寺舞夏らは、新たな投資計画の打ち合わせを終えて、食事を楽しんで居た。



 其処へジェシカと同じく夏休み旅行へと参加した、ビクトリナ独立自治共和国国防総省に務める武官の一人がやって来た。


「ジェシカさん。夕方頃に入った頃に、ビクトリナ独立自治共和国国防総省からキリヤ公国連合国・国防総省。新トウキョウ地方自治州区防衛省。ブレイブ・ガード・フォース・新トウキョウ総本部。ビクトリナ独立自治共和国派遣駐留部隊司令部。第二方面軍司令部・トリントンシティ鎮守府等々から緊急連絡が有りまして、実は・・・・」と耳打ちをして居ると、今度は舞華の方にも 新トウキョウ地方自治州区防衛省の国防自衛軍に所属する人材は全て国自隊員とブレイブ・ガード・フォースに務める隊員の一人が耳打ちを始める。



 因みに国自隊員とは、先の太平洋戦争での敗戦が要因と成って居り、軍人と言う呼び方を止め、国防自衛軍と言う名称で有っても、人材呼称は隊員と言う事に成ったらしい。


「舞華さん。」


「先ほど夕方頃に入った頃に、ビクトリナ独立自治共和国国防総省からキリヤ公国連合国・国防総省。新トウキョウ地方自治州区防衛省。ブレイブ・ガード・フォース・新トウキョウ総本部。ビクトリナ独立自治共和国派遣駐留部隊司令部。第二方面軍司令部・トリントンシティ鎮守府等々から緊急連絡が・・・・・・・・・・・」と耳打ちを始めた。



「何だとっ!!」


「それは・・・・」


「不味いですわね。」とジェシカ・ネイ・ ミレディの三人組は、驚きの顔付きで焦った雰囲気が出てしまって居た。



「それって本当なの?高次とマシンガーゼウスまで、持ち出したって言うのは?」と舞夏の方にも同じ事が耳打ちをされて居た。 




「勇治陛下。並びに閣僚幹部の皆様。夕方頃に、ビクトリナ独立自治共和国国防総省からキリヤ公国連合国・国防総省。」


「新トウキョウ地方自治州区防衛省。ブレイブ・ガード・フォース・新トウキョウ総本部。」


「ビクトリナ独立自治共和国派遣駐留部隊司令部。第二方面軍司令部・トリントンシティ鎮守府等々から共同で緊急連絡が・・・・・・」と、パーティーで食事を楽しみながら談笑をして居た、キリヤ公国連合国閣僚幹部並びに国防総省幹部の所に、ジェシカたちと同じ報告が為された。



「取り合えずは分かった。事後処理が上手く済んで居ると言うの為らば、ジェシカ達には悪いが、新大陸への進出は見合わせべきだな。だろう梅晴?」


「少なくともクーロンの外交が片付いてからでないと四方八方に問題を抱える事に成るからな。」


「この一件が後回しに成るのは致し方無い。直ぐにジェシカたちとは話を付けて来る。」


「兎も角、被害者は村落だけと言う事らしい。見舞金代わりに、食料品や建築木材を含めた復興物質を置いて来たらしいが、此方も衛生管理上の不用意な接触を避けるべく、相手側の受け取ったのか如何かの確認は、出来なかったらしいからな。」



「後日改めて、キリヤ公国連合国中央政府の見舞金として、金銀と宝石類の直接基金を支払う用意が居るだろうな。」と梅晴は外務大臣として締め括ると、ジェシカたちの元へ向かい、新大陸開発・開拓は、大陸事情がハッキリとするまでの間は、凍結する事に成った。


 そして、サイボーグ・ザウルスの被害に遭った村に対して、見舞金の基金を造り、折を見て関係組織と共に、村を守る為とは言え、村落に被害を出してしまった事に対する謝罪する事が取り決められた。


 まさかこの事が、クーロンでの外交・国防・貿易問題と関わって居るとは、今の勇治とキリヤ公国連合国閣僚幹部並びに国防総省幹部らには知るよしも無いのであった。

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