第134話 少年王と夏休みと残暑と世界情勢っ!! 18
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月28日・午後17時54分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・ローザンヌ州領ローザンヌ地方・公王都・メイル市・公王都・メイル市中央区官庁街地区・メイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間・メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続々とメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場へと続々とやって来る勇治の仲間たち。
出迎えるのは、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府の要人と国内有力な貴族諸侯者たちや軍関係者に加えて、文官や商会組合の者達である。
そんなメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場に、アマテラス織田自治神皇国と連合政権を組んで居る長宗我部家の者達と大友家の大友・須江・奏麟が、パーティー会場へとやって来ていた。
それは以下の通りと成って居る。
長宗我部・智華・元親
吉良・京・親実
香宗我部・香美・親奏
大友・須江・奏麟
長宗我部家三姉妹たちらは、大友・須江・奏麟の薦めで、ユーラシアン大陸風の衣装の洋装ドレスに身を包んでいた。
大友家と大友・須江は、先祖代々ユーラシアン大陸を含めた、マギアンティア世界各地との貿易に精通して居るので、洋服にも其れなり詳しかった。
「うううっ!!こんなヒラヒラとした服装なんて・・・・・・恥ずかしい。
やや小柄な背丈とボデイスタイルで、頭髪はポニーテールを結った姿した真面目な性格で、男性風よりの可愛らしい顔立ちをして居る事から姫若と言われた女の子で、戦場での鬼神の如く戦い振りと采配から、鬼姫若との異名をの二つを持って居る事でも知られて居る長宗我部・智華は、淡い水色を基調としたワンピース風のドレスを着ていた。
着慣れない洋服であり、普段からやや男の子ぽっくある性格のせいか、ヒラヒラとした、ドレスに気恥ずかしさを感じていた。
「流石は姉上、お似合いです。」
「うんうん、みや姉ぇの言う取りだよ。折角だからお母さんに、写真を撮って、後で見せようよっ!!」
「それは良いですね、香美。スマートフォンとカメラが有りますから、後で撮りましょうか?」
「そんでもって、この勢いで勇治さまにも褒めて貰えれば・・・・・・・」と面白がる妹たち。
「二人とも、お姉さんを揶揄うの程々なさい。」と言う大友・須江は、呆れ顔で微笑ましく姉妹たちのを見ていた。
(かつて大友家にも・・・親族衆がたくさん居たけれど、九州島地方統一までに、どれだけの親戚が倒れたかと思うと、長宗我部家の姉妹たちは羨ましいわね。)とかつて隆盛を極めた大友家が、本当に没落したのだ痛感するのと同時に、目の前に居る姉妹たちが、運良く居残った事を羨ましく思う大友・須江。
「須江様。この度は本当に有り難う御座います。」
「浴衣でも良いって言われたけど、折角だから洋服を着てみたいなと思って居たんだげどね。勝手が分からくて、どうしようかなぁ~と悩んで居た所に、須江さまが助けてくれたの助かったなぁ~」
「そう?それ良かったわ。」
「それじゃ、これからの世は、キリヤ公国本国政府に関わる時代だから、社交界マナーと言うのを実技で教えてましょうか?」と言うと長宗我部姉妹たちを連れて、パーティー会場を楽しむのであった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月28日・午後17時54分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・ローザンヌ州領ローザンヌ地方・公王都・メイル市・公王都・メイル市中央区官庁街地区・メイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間・メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続々とメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場へと続々とやって来る勇治の仲間たち。
出迎えるのは、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府の要人と国内有力な貴族諸侯者たちや軍関係者に加えて、文官や商会組合の者達である。
そんなメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場に、フェリス侯爵独立自治領国の三姉妹と、その母親であるユイチェル・フェリスらの4名が、やって来た。
それは以下の通りと成って行っている。
レイチェル・フェリス
ロイチェル・フェリス
ライチェル・フェリス
ユイチェル・フェリス
メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府と王族にして、摂政として必要な裁可の吟味を取り仕切る公王代理を務めて居るフィーゼと挨拶を交わし、パーティー会場へと入ると、既にパーティーは盛り上がって居た。
「流石はフィーゼさんだわ。パーティーだけじゃない。公王都・メイル市を見れば、その治世はリィーゼちゃんが居なくても、十分に治まって居るのが良く分かるわ。」
「これなら、ママ友として、良いお友達に成れるわ。」
「お母さまのママ友と言う意味・・・・それはフェリス侯爵王家と勇治陛下との親戚にるって意味よね。」
「レイチェル姉さま、改めて言わなくても分かります。気が早いと言うのに・・・・・」と再び呆れかえる姉妹たち。
「久しぶりの社交界パーティーね、あら?あそこに居るのは・・・・・・」とロイチェル・フェリスが見つめた先には・・・・・・・・・・
「人生ご~じゅう~ねん~、下天のう~ちをく~ら~ぶ~れーば~・・・・・」と赤ワインの酔いが程よく回って来た所で、和紗がと岡ヶ狭間の戦いの決戦に向かう下りを語りながら敦盛を待って居た。
「お母さま、面白そうな事をやって居るわ。」
「和紗ちゃん、楽しそうね。」と言いながら、その人だかりへと向かう母親のユイチェル。
「・・・・あの破天荒な面々が揃って居ると、私たちの後宮入りって話を真剣に考えるのが、ホンと馬鹿らしく思えて来るわ。」
「確かそうですね。あのアマテラス神皇国の虚け将軍王が、その筆頭と言っても過言ではありませんですからね。」と苦笑交じり言いながらも、魑魅魍魎に等しい傑物たちが集まるキリヤ公国連合国の要人が集うパーティー会場に措いては、自分たちが悩んで居る勇治との婚約問題と言うのは、小さな事では無いかと首を傾げてしまう二人であった。
そんな二人が和紗の敦盛の舞を見始めたのと同時に、近場の人だかりから、奇妙な手拍子と供に、トントンと飛び跳ねる足音のリズムに乗って、聞き慣れない歌が聞こえ始めた。
「レイチェル姉さま。あちらの人だかりから、何やら賑やかそうな歌声が・・・・・・」
「これは何所の歌なのかしら?えびすくい?」
「エビをすくう歌って変わってますね?」と言って、和紗が益々調子に乗り出した頃合いだったが、近くの変わり歌に惹かれた二人は、その歌が聞こえ人だかりの向こう側を覗いて見る事にした。
其処では酒井・継美がファンだと言う物達に囲まれ、サインを強請られたが、全員の書いて居る時間が無いので、一緒に踊りを踊ろうと言う話に成った。
それはアマテラス神皇国地方・三河国の民芸踊りである。
えびすくい音頭と言う踊りであった。
手拍子と供に、酒井・継美が十八番のえびすくい踊りが始まった。
「えーびーすくいっ!!えーびーすくいっ!!えーびは何所だっ!!!何所だっ!!!何所なんだっ!!!何所なんだっ!!こーこだっ!!!此処に居るっ!!!かーわーしものなかっ!!!しものかっ!!!」と歌って行くと、エビの様にぴょんぴょんと刎ねて行く。
すると、参加したり、見ていた男性らは、エビの様にぴょんぴょんと刎ねて行く。
「何なのこれ・・・・・・」
「そうですね。酒井・継美さんが、海老の如くぴょんぴょんと跳ねると、釣られて男性の方々もぴょんぴょんと・・・・・・」
レイチェルとライチェルの姉妹達らは、物珍しそうに、敦盛と並んで歌い舞ったと言う、酒井・継美が十八番のえびすくい踊りも楽しんだらしい。
妙な盛り上がりを見せ始めた、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場は、益々盛況な盛り上がりと成り、大成功を収めたと言えるだろう。