第132話 少年王と夏休みと残暑と世界情勢っ!! 16
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月28日・午後17時47分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・ローザンヌ州領ローザンヌ地方・公王都・メイル市・公王都・メイル市中央区官庁街地区・メイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間・メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メイルシュルフラッド独立自治公国の公王室の居城であるメイル城は、公王都・メイル市の中心地に在る小高い丘に建てられた洋風建築様式の城の事で、塔は青色で真っ白な大理石様式を用いて造られた建物は、金細工で煌びやかに色度られて居る。
そんなメイルシュルフラッド独立自治公国の首都に在るメイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間では、勇治と供にやって来たキリヤ公国連合国の加盟諸国の元首・首脳閣僚幹部を含めた夏休み旅行にやって来た仲間たちを歓迎するべく。
メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場へと続々とやって来る勇治の仲間たち。
メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府の摂政として、必要な裁可の吟味を取り仕切る公王代理を務めて居るフィーゼ・メイルシュルフラッドは、次から次へとやって来るキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行を引き続き出迎えて行く。
更なる以下の人物たちが、パーティー会場へとやって来て居た。
織田・和紗・信長
斎藤(織田)帰蝶
丹羽・米実・永秀
柴田・朱里・勝家
明智・十華・光秀
三好・慶香・長慶
滝川・咲枝・一益
佐々・海未・成政
明智・紗枝・秀満
宗・義美・義智
アマテラス織田自治神皇国の織田将軍王家の織田・和紗・信長とその一族と成った斎藤(織田)帰蝶の二人を含め、織田家直臣とアマテラス織田自治神皇国と連合政権を組んだ従属大名王家や統治下入る事で、生き残った支藩王国の大名王たち。
そんな彼女達らは、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場へとやって来て居た。
アマテラス織田自治神皇国の織田将軍王である織田・和紗と斎藤(織田)帰蝶の二人は、織田家直臣とアマテラス織田自治神皇国と連合政権を組んだ従属大名王家や統治下入ることで生き残った支藩王国の大名王たちを代表し、フィーゼと挨拶を交わす。
「フィーゼ殿。この度の夜会へのご招待、痛み入る。」
「お世話になります。」
「アマテラス神皇国、そしてアマテラス神皇国将軍王として、初の国外訪問先と成った我が国は、歴史的に光栄な出来事よ。滞在中ゆっくりと出来るようにおもてなしをさせて頂くわ。」
和紗は、派手なアマテラス西陣織で拵えた、華やかなアマテラス花柄模様のドレス衣装を着こなし、帰蝶は揚羽蝶の浴衣姿でフィーゼと相対して居た。
丹羽・米実・永秀と明智・十華・光秀の二人はアマテラス西陣織で拵えたドレス衣装で、柴田・朱里・勝家の方は浴衣姿だった。
三好・慶香・長慶は、着て行く正装衣装を選ぶ際に、和紗たちが洋装を選んだ事から、面白そうだからと洋装を選んで居た。
滝川・咲枝・一益以下のメンバーらの服装は、浴衣を選び、フィーゼと挨拶を交わす。
「しかし、この様な宴席は、初めてだからなぁ~」
「朱里さま。余り緊張を為さって居ても、目立ってしまいますよ。」
「咲枝の言う通りです。此処は夏休み旅行の歓迎宴席なのですから、気軽に参加するくらいで丁度良いかと思われます。」
織田家の面々らは、雑談を交えながらパーティー会場へと入って行く。
「ああっ!!緊張して来た。」
「義美さん。固くなくて良いですよ。」と明智・紗枝は、アマテラス織田自治神皇国の地方大名王家として、宗・対馬・壱岐支藩王国の支藩王と成った、新参者である宗・義美の事を気に掛けながらパーティー会場へと向かう。
「そうよ、フィーゼさまとメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催する。我々キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行をもてなす歓迎会なのですからね。」
かつてアマテラス皇国足柄幕府将軍王朝の畿内管領職を勤めて居た、細川元晴が当主を務めて居た頃の細川家に仕え、四国地方守護代と言う守護代大名王家だった三好・慶香は、今や三好讃岐・阿波支藩王国の支藩王に落ち着いて居た。
そんな経歴を持って居る為か、何かと面倒見が良いので、アマテラス神皇国地方は元より、初めて外国へと繰り出した宗・義美の面倒を見てしまう。
「慶香さま。紗枝さん。お気遣い、有り難う御座います。」
「宗家の当主として、初めての国外訪問です。お爺ささまやお父さまたちに、良い土産話が出来るように楽しみたいと思います。」と言いながら、初めての外国でのパーティー会場へと入って行くのであった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月28日・午後17時52分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・メイルシュル山脈連峰地方・メイルシュルフラッド独立自治公国・ローザンヌ州領ローザンヌ地方・公王都・メイル市・公王都・メイル市中央区官庁街地区・メイル城・メイル城迎賓館・迎賓大広間・メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府主催・キリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続々とメイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府が主催するキリヤ公国連合国夏休み旅行御一行様歓迎パーティー会場へと続々とやって来る勇治の仲間たち。
出迎えるのは、メイルシュルフラッド独立自治公国・公王政府の要人と国内有力な貴族諸侯者たちや軍関係者に加えて、文官や商会組合の者達である。
織田家の者達が、パーティー会場へと入って来ると、メイルシュルフラッド独立自治公国軍の者達は、アマテラス神皇国地方の新将軍王と成った、織田・和紗・信長を囲み始めた。
「「「「「織田・和紗・信長陛下っ!!!」」」」」
「ん?ああ、メイルシュルフラッド独立自治公国軍の者達か?この俺に何か用か?」
「はっ!!あのー、信長陛下。」
「貴女さまは、稀代の戦上手と聞き及んで居ります。」
「出来ましたら、我らに昔語りをお願いしたく・・・・・・」
「ほう・・・・俺の武名が、こんな地方の小国に轟いて居るのか?」と和紗は言うが、和紗の国もメイルシュルフラッド独立自治公国より大きいが、マギアンティア世界に措いてはまだまだ小国に入るから、他国の事は言えないが、この場合は言ったもん勝ちであった。
「その通りで御座います。」
「ふっ!!だが自慢するほどの話では無いぞっ!!!」と謙遜をしながらも、褒められるのは満更でも無い様巣の和紗である。
「有名な岡ヶ狭間の戦い。稲葉山城の攻城戦。新生足柄幕府王朝政権上洛平定遠征戦。そして、姉川の戦いや石山大坂ブッタ教本願寺を幾度も包囲作戦を展開したと言う石山合戦っ!!!」
「何れも信長陛下とその織田家臣団による大戦と聞き及んで居ります。」
「是非ともお話をっ!!!」とお願いする将校や武官たち。
其処までお願いをされると、流石の和紗も語り出した。
「酒宴の余興だ。話は酒を飲み尽くすまでだぞっ!!」
「おおっ!!流石はアマテラス神皇国地方の覇王・魔王と謳われるお方だった!!」
「噂に違わずっ!!!大器でいらっしゃるっ!!!」と歓声の声を上げる将校や武官たち。
和紗は、人生最初の大博打であった、岡ヶ狭間の戦いを語り出し、敦盛を舞って見せながら大いに場を盛り上げたと言う。
「ふああああっ!!流石は信長公っ!!!メイルシュルフラッド独立自治公国にまで、その名が知られているなんてっ!!!」と、驚きの余り口に出してしまった宗・義美。
「おおっ!!もしや三好・慶香・長慶様ですか?」
「そうですが、何か?」
「お噂は聞き及んで居ります。貴女さまも合戦上手とのこと。是非とも信長公との戦いの日々をお聞きしたいっ!!!」
「えっ!!えええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!そんなっ!!!」と三好・慶香は、以外にも自分の名まで漏れ聞こえて居るとは、露知らず。
あっという間に将校や武官たちらに、囲まれてしまった。
トンだとばっちりであった。
「きゃっ!!」
「おや?失礼いたしました。大丈夫ですか?」
「はい。」大丈夫です。」
「所で貴女さまも大名王とお見受け致しますが、何方のお方でしょうか?」と、メイルシュルフラッド独立自治公国内のどこぞの貴族諸侯の男性に尋ねられる。
「九州島地方戦役で、アマテラス織田自治神皇国の傘下と成り、この度、宗・対馬・壱岐支藩王国の支藩王と成りました。宗・義美・義智と申します。」
「おおっ!!宗・義美・義智ですか?・・・・と言う事はっ!!!彼のゲル交戦役合戦で最後まで戦い抜いて、アマテラス神皇国地方の離島である対馬国から、ゲルニアン帝国を追い払ったと言う宗家のご子孫っ!!!これは凄いっ!!!」
「おおーいっ!!!みんなあああああぁぁぁぁーーーーーっ!!!こっちも来てくれっ!!!実はこのお方はっ!!!」
「うわあああああぁぁぁぁっ!!!何で、わたしまでえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!!」と戸惑う宗・義美も、あっという間に将校や武官たちらに、囲まれてしまった。
その理由は、宗・義美のご先祖様が、ゲル交戦役合戦で最後まで戦い抜いて、アマテラス神皇国地方の離島である対馬国から、ゲルニアン帝国を追い払ったと言う宗家のご子孫だった為で、メイルシュルフラッド独立自治公国の者達からすれば、公帝戦争で同じように戦い抜いた同志と見られたからだった。
宗・義美は、先祖代々語られて来た、昔話をメイルシュルフラッド独立自治公国の将校や武官たちらにしてあげ、大いに盛り上がったと言う。