エピソードブラス・アマテラス神皇国・戦国無双・萌将伝・新納院・高城の戦いっ!!孤高忠義臣っ!!山田・理安・有信の戦いっ!!19
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月20日・午前11時58分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・九州島地方・島津家領・南九州地方・日向国・木城地方・木城南部地方・木城高山・島津軍・日向国支城・山田・理安・有信守将拠点城・新納院・高城周辺地域・キリヤ公国連合国加盟諸国軍・各本陣所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
然しものアマテラス神皇国・九州地方平定征伐戦、略称名・九州島地方戦役での戦は終盤であるのにも関わらず、 西と南の方角から、大胆にも攻め掛かろうとする小勢の軍勢が、勇ましい雄叫びと供に現れたのである。
そんな勇ましい軍勢こと、島津・衣恵与・家久が率いる島津家残党軍の3500人は、南東方向から、突如として現れ、新納院・高城を囲み込む。
10万人もの大軍である九州統一平定南東方面征伐連合国軍に真っ向から戦いを挑んだのであった。
「みんなっ!!これが最後の戦だよっ!!歳姉ぇの敵討ちだっ!!!」
「せめてっ!!島津家忠臣っ!!山田・理安・有信を助けっ!!キリヤ公国連合国の鼻を明かすんだっ!!」
「島津家の猛者っ!!勇者っ!!薩摩隼人たちよっ!!皆一斉にっ!!者共っ!!掛かれえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!っ!!」
「法螺貝をならせええええええぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「ブオオオォォォーーーーーーっ!!ブオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!ブオオオォォォーーーーーーっ!!ブオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!ブオオオォォォーーーーーーっ!!ブオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!」と法螺貝が戦場に鳴り響く。
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
島津家の薩摩隼人たちは、せめてキリヤ公国連合国軍に一太刀を浴びせ、その強さが絶対では無い事を証明して見せると言わんばかりに、最後の決戦を挑もうと雄叫びの声を上げて行く。
一方のキリヤ公国連合国・九州統一平定南東方面征伐連合国軍側は、南東方向に陣地を敷く部隊と北西部に陣地を敷いて居るキリヤ公国連合国・アマテラス九州平定征伐連合国軍第九連合国軍・奥州独立自治王国・伊達本隊軍。
それとキリヤ公国連合国軍に加盟するアマテラス神皇国地方大名王家国とフェリス侯爵独立自治領国軍並びにメイルシュルフラッド独立自治公国軍など混成軍で迎撃態勢を取る事に成った。
その総指揮は、九州統一平定南東方面征伐連合国軍・司令官・竹中・半那・治重から一時的に指揮権を預かった長宗我部家先代当主・長宗我部・国枝・国親である。
その先鋒軍と成ったのは、奇しくも最前線と成った場所に陣地を敷いて居た者達で、アマテラス織田自治神皇国陸軍旗下の軍勢とキリヤ公国本国陸軍に所属する銃歩兵軍団と第一機甲機械化軍団が迎撃態勢を取り、部隊を南側方向へと展開させて行く。
それは以下の通りと成って居る。
織田家・近江国・佐和山領・佐和山城主・浅井・真心・長政・1500人。
織田家・美濃国・揖斐郡地方・揖斐川町・曽根城主・稲葉・福・貞通・1000人。
織田家・美濃国・揖斐郡地方・揖斐川町・稲葉家先代当主・稲葉・一徹・良道・200人。
越前国・越前大野朝倉家当主・大野地方・大野町・大野城主・朝倉・育美・景鏡・1500人。
キリヤ公国連合国軍・キリヤ公国本国軍・第一雑賀銃歩兵軍団・雑賀孫一団長(大佐)3000人。
キリヤ公国連合国軍・キリヤ公国本国軍・第二雑賀銃歩兵軍団・雑賀さやか団長(中佐)3000人
キリヤ公国連合国軍・キリヤ公国本国軍・キリヤ公国陸軍・第一機甲機械化軍団・小田・春奈・冶氏団長(大佐)
歩兵3000人・機械科車両300両(KRY74式戦車を含めた各種戦闘車両と輸送トラック・燃料タンクローリーなど・・・・・)3000人。
「母様っ!!島津・衣恵与・家久が率いる島津家残党軍は、真っ直ぐに山田・理安・有信が守る新納院・高城へと突き進んで来る様です。」
「そんな事は分かり切って居ます。」
「はぁ~、しかしながら、このままでは我ら長宗我部軍も、猛勇で知られる島津軍と、真正面から戦う羽目に・・・・・」
長宗我部・智華・元親の妹達である吉良・京・親実と香宗我部・香美・親奏らは、母親である長宗我部・国枝と供に、島津・衣恵与・家久が率いる島津家残党軍との決戦をする羽目に成ってしまう。
そんな面倒事と言うのは、誰しもが面倒くさいし、被害甚大と成るのは避けられないと言う事が予測される事から、やりたくないと言いたかった様である。
長宗我部家の軍勢は、キリヤ公国連合国に加盟する際に、元々有った私設軍隊である長宗我部軍の名称はそのままで、侍大将と武士隊、足軽兵士隊と言った者たちから成る陸軍が七割。
それと旧水軍艦隊が、キリヤ公国本国政府から引き渡された近代化艦船に機種変更するに倣って、海軍へと組織変更が為されて居る。
今はキリヤ公国連合国の先進4地域と呼んで居るナデシコ・ビクトリナ・新トウキョウ・キリヤ公国本国から成る近代化海軍人達が、技術仕官講師として派遣され、キリヤ公国連合国に加盟したばかりの地域や手習いを始めたばかりの自治国。
それに同盟諸国内で、近代化軍創設に伴う技術訓練と座学講義の受講を進めて居る。
長宗我部家も主家であり、中央政府であるアマテラス織田自治神皇国陸軍旗下の大名王家国であるので、領内の近代化を推し進める事は必須政策項目と成って居る関係で、様々な職種の技術者たちが派遣されて居る。
その中でも陸軍と海軍の近代化は、始めたばかりでは有るが、小銃と大砲は使い方を覚えてしまえば、問題は無いが、乗り物は訓練を積む必要が有るので、今の長宗我部海軍は、キリヤ公国連合国の先進4地域から派遣されて来た海軍将兵達によって操艦されて居り、長宗我部水軍だった武士や足軽兵士達らは、見習いとして必死に教官たちから、近代化艦船の操舵技術を習得に励んで居た。
「お母さんっ!!お姉ちゃんっ!!島津家残党軍と対峙する事に成ったっ!!先鋒軍は、第一雑賀銃歩兵軍団と第二雑賀銃歩兵軍団と朝倉隊が射程距離に入り次第、攻撃を開始するってっ!!」
「香美っ!!育美さんに通達っ!!程々に島津家残党軍を攪乱するだけで良いわ。」
「孫一殿らには、絶対に島津家残党軍とは、真っ向勝負を避ける様にと伝えてっ!!」
「分かったよーっ!!」
「討ち取らないんですね。」
「だって、この戦は終わったのよ。あの子たちは、単なる駄々っ子なだけよ。可愛いじゃない?」
「はぁ~、それに付き合あわさる身にも成って下さい。」と愚痴を母親に零しつつ、長宗我部・智華は、母親である長宗我部・国枝との打ち合わせ通りの段取りを整えるべく、各軍勢と無線通信連絡を密に進めて行くのであった。
マギアンティア世界統一暦・1555年・11月20日・午後12時03分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・九州島地方・島津家領・南九州地方・日向国・木城地方・木城南部地方・木城高山・島津軍・日向国支城・山田・理安・有信守将拠点城・新納院・高城周辺地域・キリヤ公国連合国加盟諸国軍・各本陣所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
然しものアマテラス神皇国・九州地方平定征伐戦、略称名・九州島地方戦役での戦は終盤であるのにも関わらず、 西と南の方角から、大胆にも攻め掛かろうとする小勢の軍勢が、勇ましい雄叫びと供に現れたのである。
そんな勇ましい軍勢こと、島津・衣恵与・家久が率いる島津家残党軍の3500人は、南東方向から、突如として現れ、新納院・高城を囲み込む。
10万人もの大軍である九州統一平定南東方面征伐連合国軍に真っ向から戦いを挑もうとする。
その緒戦の相手と成ったのは、キリヤ公国連合国・九州統一平定南東方面征伐連合国軍の朝倉・育美・景鏡が率いる朝倉軍を中心に据えつつ、キリヤ公国本国軍である第一雑賀銃歩兵軍団の雑賀孫一団長と第二雑賀銃歩兵軍団の雑賀さやか団長らが、先鋒軍と成って島津家残党軍を迎え討とうして居た。
「各隊へ通達します。敵軍が射線に入り次第、任意での発砲を許可します。」
「但し、追い払う事を目的として居ますので、懐に入られると見たら、手勢の散開回避をして構わないとの事です。」
「各隊っ!!鉄砲隊と弓隊っ!!構ええええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」
新納院・高城の包囲軍の一部を割いて、島津家残党軍へと差し向けられた迎撃軍の先鋒軍を任された朝倉・育美は、旗下の朝倉軍と供に、第一雑賀銃歩兵軍団と第二雑賀銃歩兵軍団に小銃の弾込めをさせつつ、銃身を構えさせる。
ズラリと居並ぶキリヤ公国本国軍の近代化銃歩兵とアマテラス神皇国地方でキリヤ公国連合国に加盟する諸国の足軽銃歩兵に加えて、弓足軽兵や弓武士隊と言った従来通りの兵科も居並ぶ。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「島津家の猛者っ!!勇者っ!!薩摩隼人たちよっ!!皆一斉にっ!!掛かれえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!っ!!」
「法螺貝をならせええええええぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「ブオオオォォォーーーーーーっ!!ブオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!ブオオオォォォーーーーーーっ!!ブオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!ブオオオォォォーーーーーーっ!!ブオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!」と法螺貝が戦場に鳴り響く。
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
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「「「「「「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
島津家の薩摩隼人たちは、せめてキリヤ公国連合国軍に一太刀を浴びせ、その強さが絶対では無い事を証明して見せると言わんばかりに、最後の決戦を挑もうと雄叫びの声を上げて行く。
キリヤ公国連合国軍の小銃歩兵隊や弓隊の射程距離へと入って来た島津家残党軍は、連射銃や弓矢の暴風に晒される事に成った。
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!ズダダッーーーンッ!!
各隊武将たちのの号令で、一斉に火縄銃の銃声が鳴り響き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!
ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!
ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!
ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!
ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!ヒュンっ!!
その弾込め時間を補う為の間の繋ぎ時間に、数多の弓矢が敵へと射られて行く。
「くそっ!!流石は島津侍どもだっ!!死兵に成る事を覚悟して突っ込んで来やがるぜっ!!!」
「オヤジっ!!」と孫一の娘である雑賀さやかが叫ぶ。
「野郎どもっ!!!散開しやがれっ!!!」と孫一が叫ぶと、第一雑賀銃歩兵軍団と第二雑賀銃歩兵軍団の者達らは、左右に散らばりながら一斉に島津家残党軍を避ける。
「くっ!!孫一殿とさやか殿らは、防ぎ切れないと判断しましたね。」
「我が軍も、此処は避ける方が無難でしょうね。」と言うと、島津家残党軍の3500人へと差し向けられた迎撃軍の先鋒軍を任された朝倉・育美も、自軍を左右に散開させる事にしたのであった。