エピソードブラス・アマテラス神皇国・戦国無双・萌将伝 尾張の大虚けと岡ヶ狭間の戦いっ!!10
マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・尾張国・稲生村・稲村街道付近にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
稲生村を中心とした尾張国各地域での内戦は、和紗の天才的な先見の明たる才能のお陰で、その陰謀や侵攻軍らを尽く討ち破るに至って居た。
ズダダダダダーーーーンッ!!ズダダダダダーーーンッ!!ズダダダダダーーーーンッ!!
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「ぐはっ!!」
「ぐえっ!!」
「ぎやあああああぁぁぁぁぁーーーっ!!」
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「ぐえっ!!」
「ぎやあああああぁぁぁぁぁーーーっ!!」
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「くっ!!相手が虚け姫であるとの認識で攻め掛かった付けが、この体たらくを招いてしまったのだっ!!!」
「しかし、今更ながら信長様に盾突いて置いて、退き下がれるものかっ!!」
「これは伊那さまのっ!延いては次期当主で在らせられる信勝様の恩為なのだぞっ!!」と林秀貞は言うが、彼は和紗の表面的な人物像しか見ていない典型的な中間管理職の人物。
和紗が如何に優れた人物なのかを知ろうとはせず、今回のような騒動に巻き込まれそうになると、絶対に優勢な方へと日和見する形で信勝と伊那派閥たる清州派に付くが、此処までお膳立てが整って居ながらも、失敗したとは考えたくは無いらしい。
しかしながら、目の前に在る現状は残酷で、勢い良く攻め掛かる織田和紗軍は意気軒昂に士気高く攻め掛かって来ていた。
「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」」」」と言う雄叫び声を上げながら、突撃する足軽兵達。
かち合う搗ち合う長槍や刀は、前線で戦う武将や足軽兵達による押し合いに成りつつあった。
「この戦・・・・こちら側の負けだな。」と悟った柴田・朱里。
「何を仰られて居るのです。戦はまだ始まったばかり。」
「此処に信長様の主力が集まって居るの為らば、東尾張地方の諸将たちが間も無く駆けつけて・・・・」と言い掛けた時である。
「ごっ!ご報告しますっ!!東尾張地方の山口家の当主である山口教嗣様と弟君である教友様。それに坂井家の坂井大善様らが討ち取られまして御座いまするっ!!」
「なっ!なっなっなっ何いいいいぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーっ!?」
「敵方には斎藤軍の姿が見られ、明智・稲葉・氏家・安藤らの軍勢に由って、東尾張地方の諸将軍勢らが尽く討ち取られもよう。」
「更にはこの騒ぎに乗じて、松平家と今川家も尾張へと介入しようと致しましたが、それらの軍勢すらも討ち破り、今は信長様の背後を守って居る模様っ!!」と伝令兵は言う。
「林殿、これで分かったであろう。あのお方は化け物だ。それも我らの様な凡人が思いもよらない策謀を持って平然と討ち破って見せる簿との奇才なのだ。」
「これで良く分かった。信秀様が何故、織田家の跡目を絶対に信長様とせよの遺言を残した理由がこれでハッキリとした。」
「そっ!そんなバカなっ!!あのお方はどう見ても虚けにしかっ!」と狼狽をする林。
この30分後、柴田・朱里は降伏。林は捕縛され、反乱軍としての罪状の責任の沙汰は、清州城を落としてからにする事と成った。
マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・尾張国・清州市・清州城にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
稲生の戦いの戦いに勝利した織田・和紗軍は、7500人の軍勢で清州城へと侵攻し、清州城を包囲しつつ取り囲んだ。
その中には500人の軍勢を率いて支援にやって来た明智・十華・光秀の姿が在った。
現明智家当主である叔父の明智光安が那古野城やその近辺の城の留守を預かって貰って居るので、安心して和紗達は清州城攻めを行う事が出来て居たのであった。
その様子を見た母親たる伊那は、絶句してしまう。
あれほど破天荒で奇行が目立つ娘に、この様な才能が有った事に驚愕してしまう。
「旦那様が言って居られ事が本当だったとは、これでは私自身、母親失格と言わざるを得ないですね。」
信秀は、妻である伊那に言って居た。
「絶対に和紗を怒らせるな。アレは天下を取る程の才が有る娘だ。決して舐めては為らぬ。」とね。
一方の和紗は、城下の真東に本陣を置くと、弟の信勝を傀儡とする母親の伊那を始めとする一派に対して、止めの一撃を刺そうとして居た。
「サルっ!!犬千代っ!米実っ!光秀っ!」
「「「「ははっ!!」」」」
「我が母上であっても容赦をするなっ!降伏を申し出るまで果敢に攻め立てよっ!!」
「「「「ははっ!!」」」」と四名らは、清州城の四方に散らばり、それぞれの軍勢を指揮しながら攻め掛かる。
その日の夕刻、清州城は織田・和紗軍による総攻撃が開始された。
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鉄砲隊が清州城の四方から撃ちかかり、激しい銃弾が城壁に撃ち中てられた。
「申し上げます。」と入って来たのは、陽菜の幼馴染みで配下でも在る蜂須賀・頃代であった。
「頃代か?」
「はいっ!!前野恵那からの繋ぎです。」
「お市様。信包様。楽三・信益様らの清州城からの脱出を成功させたとの事です。」
「ご苦労だ。二人には手間を取らせたな。」
「いいえ、裏方仕事は得意ですので、然程の手まではありませんでした。それでは・・・・」と頃代は立ち去って行く。
頃代と恵那は、清州城に潜り込みをさせて居た手の物に命じて、お市・信包・楽三・信益と言った兄妹達を戦に巻き込まれ前に、清州城から逸早く脱出をさせる事を命じて居た。
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「・・・・・・・」と鉄砲が清州城に撃ち込まれ、銃声が鳴り響く様子をじっと見て居る和紗。
本音では、とっと降伏しろ糞ババぁっ!と母には言いたいのであるが、反乱を起こした手前、両者は簡単には折れる訳には行かず。
その攻防戦は三日三晩ほど続き、見かねた信秀の弟である信光がそろそろ意地の張り合いを止めろと説得を受けた伊那の方が折れる事で、清州城を開場。
伊那は信光に預けられる事で、織田家の内乱は幕引きと成ったのであった。