エピソードブラス・アマテラス神皇国・戦国無双・萌将伝 大公立志伝っ!立身出世への旅立ちっ! 9
マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・アマテラス神皇国・西三河及び東尾張地方にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
織田信秀が破傷風による感染症が原因で亡くなり、尾張国を支配する守護大名王家であった斯波義統の家老一家たる織田家の統治に揺らぎ見えていた。
信秀の継室であり、和紗の母でも在る織田伊奈は、密かに今川寄りの姿勢を持って居る山口家や坂井家などと言った者達の口車に乗っかる形で、和紗を討伐せよの御触れを出してしまう。
それを待ってましたと言わんばかり、東尾張地方と西三河地方の織田家家臣と松平家家臣達は、一斉に兵を挙げた。
序でにと言わんばかり、尾張国を支配する守護大名王家であった斯波義統も尾張の支配権を取り戻そうと共謀に乗ってしまう。
こうして、若き和紗は、四方を敵に囲まれる四面楚歌と成り果てしまう・・・・・かに見えたが・・・・・・・・・
「今だっ!掛かれえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」と鬨の声を上げるのは、現明智家当主である叔父の明智光安の配下として、この戦いに臨む明智・十華・光秀の姿が在った。
その明智軍と共に派遣された援軍の中には、美濃三人衆と呼ばれる西美濃に領地を持つ稲葉一徹・氏家卜全・安藤守就らの軍勢の軍旗がはためいて居た。
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「ぐはっ!!」
「ぐえっ!!」
「ぎやあああああぁぁぁぁぁーーーっ!!」
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「ぐえっ!!」
「ぎやあああああぁぁぁぁぁーーーっ!!」
明智家を始めとする斎藤軍は、道三に命じられ、叔父の明智光安を斎藤軍の援軍総大将として、織田・和紗軍の援軍として東尾張地方方面戦線の戦いに参戦して来て居た。
東尾張地方と西三河地方の連合軍は、今川家の支援を受けて、和紗が本拠地であり、統治地域でも在る那古野城城下へと攻め入ろうと画策する。
だが、そんな目論見が在るなんて事は、それを相手取る和紗も道三も百も承知なこと。
戦とは初期段階の諜報戦で得た情報を元に作戦計画を練り、7割方を勝に収めるのが常識である。
和紗と道三の二人は、お互いに連携して、侵攻して来た連中に対して、鉄壁の罠を張らせて居た。
「お家騒動に託けて、裏口から火事場泥棒をを目論むとは怪しからんっ!」
「道三様も大層なご立腹である。」
「者共っ!道三の義娘である信長様のご後背をお守りし、穴熊たる今川軍の侵攻計画を防ぐのだあああああぁぁぁぁーーーーーっ!!」と最前線で指揮を執る明智・十華の叔父の明智光安は、将兵達わ鼓舞しつつ、この戦いの意義を説いて居た。
だって、そうでも言わないと同盟して日が浅い両家の将兵達は納得が出来いからであった。
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「ぐはっ!!」
「ぐえっ!!」
「ぎやあああああぁぁぁぁぁーーーっ!!」
「くそっ!!こんな所に待ち伏せの罠だとおおっ!!一体、何処から反乱計画の情報が洩れて居たのだっ!!」と言うのは、東尾張地方の一城を任されて居た山口家の当主である山口教嗣である。
弟の教友と共に今川家へと寝返ろうとして居る坂井家の坂井大善らと共に、織田・勘十郎・信勝を当主に押し上げて、傀儡政権を目論んで居たが、大分前から和紗に目を付けられて居たと言う事に気が付いては居なかったようである。
山口兄弟と坂井大善らは、斉藤道三が派遣した明智軍に討ち取られ、居城すらも接収されてしまう。
序でに西三河からやって来た松平の軍勢すらも蹴散らし、西三河口からの防備に当たったのであった。