国家設定一覧 その他編 1
ガリアナ王国 首都・王都パリティ市
ユーラシアン大陸南部の最大国家で、農産物や鉱物資源に海産物と様々な資源と商工業に恵まれている南の大国。
現国王はジンバル・ユリテリア・ガリアナ国王である。
だが、その地位は娘婿のキリヤ公国に取られてしまうが、ジンバル国王からすれば、そんな事は些細なことであり、寧ろ娘の目に狂いは無かったと安堵して居た。
行く行くは娘の下の子が跡目を継ぐか、もしくはキリヤ公国への国家統合を考えているらしい。
ガリアナ王国王城・ユリテリア・ガリアナ城
王都パリティ市の中心地に在るユリテリア山を削って作られたガリアナ王国・国王の居城で、同地域のシンボル的な白亜の壁と蒼依屋根が目立つ美しい城の造りと成って居る。
現在はガリアナ王家と重臣の一部が住まいとして居るが、近年は王室一家と親族が縮小傾向に在る為、だだっ広いだけと嘆いて居る。
セレジアの部屋も此処に在るが、勇治と婚約してキリヤ公国本国・公王都キリヤ市内のキリヤ城へと移ってからは殆んど放置されてしまうが、実家に帰ると此処に寝泊りして居るとのことで、普段は彼女個人の私物の物置と成って居る。
首都 王都・パリティ市
ガリアナ王国の首都で、ユーラシアン大陸南部・南東部ユリテリア平原地方に在るガリアナ王国の最大の港湾都市。
位置的にはキリヤ公国本国の・公王都キリヤ市のある位置とは正反対の地域に位置する沿岸地域でも在る為。馬車を使った場合は2週間ほど掛かり、徒歩では1月は掛かる。
自動車では五日の距離で、各駅停車なら8日で、特急鉄道や飛行機なから半日、船なら四日の距離と成って居る。
同地域の主な産業には、農工商漁の4つが揃って居る恵まれた土地で在る為、四方から富が自然と集まって来るガリアナ王家が代々開拓をしながら国土を東と北東方向へと広げて来た歴史を持った王都。
王都の総人口が、100万人も居ると言う。
パリティ市港
ガリアナ王国の王都パリティ市西部と南部に広がる巨大な港で南は貿易港と漁港で、北西部には首都防衛海軍の軍港が置かれて居る。
ガリアナ王国海軍・王都パリティ市防衛艦隊基地
ガリアナ王国の王都パリティ市北西部に置かれた首都防衛海軍の軍港のこと。キリヤ公国がキリヤ公国連合国と成ってから、ナデシコ海軍の旧式艦艇の払い下げ先と成って居り、たった3年余りで近代化が急激に進む事に成る。
ユリテリア平原地方
ユーラシアン大陸南部・南東部にある平原地域の事を指し、農工商漁の4つが揃って居る恵まれた土地で在る為、四方から富が自然と集まって来る豊か大地として諸国に知られている。
ガリアナ王国・王都パリティ市商工・冒険総合協会ガリアナ王国総本部
ガリアナ王国・王都パリティ市内の商工協会と冒険者協会が入った公共庁舎の事で、マギアンティア世界のどの国々や地域にも在る公共機関で官民一体と成って運営しているのが商工・冒険総合協会の総本部の事である。
テレジア侯爵領 主都・テレジカ―ラ市
キリヤ公国と隣接して居るキリヤ公国とガリアナ王国との国境と定めて居るキリヤ山脈の越えた先に在るガリアナ王国の大貴族の一つである侯爵領の事で、公王都キリヤ市の置かれて居るキリヤ地方・平穏京地方自治州区の西隣に在る。
一つ年上のセレジアの幼馴染みマリアナ・テレジアの実家。
公王都キリヤ市からは馬車や自動車、鉄道を使えば、約半日の距離に在るので、マリアは父親にしょっちゅう会いに来されるか、会いに来られてしまい。
子供は、まだか?勇治殿のお手付きに成らんのか?と言われて居るらしい。
主要産業は主に農林家畜生産に力を入れて居る為、牧場や農場が多く、出荷先は王都・パリティ市だったが、キリヤ公国が建国されてからは、キリヤ公国と公王都キリヤ市が主要な出荷先と成った。
クエルナ町
ガリアナ王国の東部でテレジア侯爵家領地西側に在る地方都市の一つで、主都のテレジカ―ラ市からは西へ30キロの位置に在る。
勇治はこの世界に転移直後、クエルナ町の商工協会と冒険者協会の公共庁舎であるクエルナ町商工・冒険総合協会のギルドマスターを務めて居るレイラ・ハルトマンと言う女性魔導師に、町郊外の街道で、オロオロしていた所を拾われた。
そして、彼女の仕事の手伝いや自分に出きる仕事をしながら、半年以上もの日々を必死に働いて日銭を稼いで居た。
クエルナ町商工・冒険総合協会
クエルナ町の商工協会と冒険者協会が入った公共庁舎の事で、マギアンティア世界のどの国々や地域にも在る公共機関で官民一体と成って運営しているのが商工・冒険総合協会である。
その中でクエルナ町商工・冒険総合協会とは、ガリアナ王国内に在るクエルナ町支部でもある。
因みに各国家地方の本部は首都に置かれる決まりと成って居る。
商工協会と冒険者協会に関する仕事の斡旋・情報収集・苦情処理・銀行業務・商工交易商売上の仲介等の業務を担って居る。
クエルナ町商工・冒険総合協会・職業斡旋課
クエルナ町商工・冒険総合協会内に在る職業斡旋所の事で、商工会関係者と冒険者関係者又は民間から公募している仕事を斡旋する所。
仕事内容や成功と不成功と言った理由に由っては、違約金又は仲介手数料が発生する事も在る。
ロカルノ村
ガリアナ王国・ガリアナ王国東部地方領主・テレジア侯爵家領の北に在るメイルシュル山脈連峰南東部地方内の山深き盆地に、人口が200人しか居ない山村のこと。
しかしながら、この村はマギアンティア世界以外の異世界、それも世界神・女神アルテジアが、新米世界神だった頃に創った世界に在った村である。
そして、アルテジアは、その世界の成り立ちを見守る主神としての務めを果たすべく、ロカルノ村の山奥に古くから伝わり在る女神アルテジアを祭り、アルテジア神殿の神官を務めて来た一族の末裔の血を引く人間族の夫婦の子として生まれ落ち、100年間のお勤めを果たす為に、人間として暮らし居た事があった。
そんな世界で女神アルテジアは、ロカルノ村の山奥に古くから伝わり在る女神アルテジアを祭り、アルテジア神殿の神官を務めて来た一族の末裔に当たる人間族の夫婦の子として産まれ落ち、大切に育てられ、赤ん坊→子供→少女→青年女性・成人女性へと至り、20歳の時に結婚。
その後は子供8人も産み、家族との幸せな日々を過ごして行く。
やがて月日は流れ、身体が段々と老いて行きながらも、楽しい日々は続いて居たが、その先に待って居たのは悲しい別れと見送りする日々であった。
人間として産み、育ててくれた両親達との死別。
子供達の成人とそれぞれの道へと進み、孫が出来る頃に成ると、夫とは死別し、やがてはひ孫の顔を見る事に成ると、100を迎えた、その歳が明けてから10日後に、老衰で肉体の機能が停止する。
その後、ロカルノ村は女神アルテジアの子孫達が大いに盛り立てて行く時代が長く続き、アルテジア教も大いに信仰されて行ったと言う。
だがしかし、ユイテルシアが引き起こした神災の影響で、忘れ去られてしまって居るらしい。
そんなロカルノ村の住人達の血筋には、その昔に人間として暮らして居た時に、夫と成った人物との間に出来た子供達の子孫に当たる人々も暮らして居ると言う。
ロカルノ村の周囲、2キロは田畑と成って居り、村人たちは自給自足の暮らしを静かに送って居るが、女神アルテジアを信仰して居た時代の記憶は忘れ去られ、神殿に暮らして居る一族の人々の事をお山の神殿神官さまと呼んで居るまでに、本来の信仰心とその立場などの事柄を忘れ去って居る。
ロカルノ山
テレジア侯爵家領北東部地域、メイルシュル山脈連峰南東部地方に在るロカルノ村から北へ4キロ地点に在る山。
その中腹に在るのが、アルテジア神殿で、その麓にはロカルノ山森林地帯がロカルノ村の1キロ手前まで続いて居る。
その昔には、霊峰ロカルノ山と聖地・アルテジア神殿をお参りし、お祭りをするのがロカルノ村に古くからの風習だったが、近年では秋の収穫祭の村祭りが、その代わりに置き換わって居る。
ロカルノ山森林地帯
ロカルノ山とロカルノ村との間に在る南北1キロ半、東西に2キロほど続く大森林で、そのど真ん中には、霊峰ロカルノ山と聖地・アルテジア神殿をお参りする専用の石畳の古道が敷かれて居るが、今はアルテジア神殿に住まう最後の神官一族と猟師と木こりくらいしか使わない忘れ去られ古道と成って居る。
アルテジア神殿 聖地ロカルノ・アルテジア神殿
ロカルノ山の中腹にある古代の神殿の事で、女神アルテジアが新米世界神時代に最初作った世界に在った土地にある神殿のこと。
ロカルノ村の歴史に深く関わりの在る神殿でもあり、代々神官を務めて居来たテルシーア家一族が代々神官を務め、この地を管理して来たが、今は大半の一族が麓に在るロカルノ村へと移住し暮らして居り、居残って居るのは、一族直系の人物と成って居る。
人気すら無く、忘れ去られた様な神殿には、背が高く、母性愛に満ちた美しいグラマスなナイスバディのスタイルを持っており、神々しい白の装束を纏い、桃色の美しい髪を靡かせ、丸で母親の様な笑顔を掘られて居る女性の女神像が、古ぼけた姿で鎮座して居る。
その前には、青い円が描かれ、雲と大地の模様と、その周りには太陽と月が描かれ、その周囲に数多の星々が描かれて居たサークル模様画が書かれて居る。
そして、そのサークル模様画を中心とした南へと進み見ると、朽ちかけた大理石型の椅子が置かれ、天井にはフレスコ画とシャンデリアで飾られ、誇りと蜘蛛の巣で塗れな状態と成って居る。
しかしながら、マギアンティア世界統一暦・1555年・5月1日頃を起点に、女神アルテジアと新米世界神ユイテルシアが、勇治の手伝いと償いをする為に、ロカルノ村の歴史へと介入し、37年前のテルシーア家一族の人物として産まれ落ち、二代に渡って暮らし居ると言う事にさせた。
今は古ぼけては居るが、身綺麗にされた神殿あり、年に4回ほどあるお祭りとミサをする事が在るとロカルノ村の村人たちの記憶を改変を行って居る。
序でに言うと、テルシーア家の歴史をでっち上げる為にアルテジアが擬態したアルテナ・テルシーアが娘であるユイン・テルシーアを産み出す為に選ばれた旅猟師の男性。その素性には多くを語る事は無い。
その人物の人生の終わりでは、本当ならば森の中で、クマと格闘する羽目に陥った事で、その場で死んで居る筈だが、今回の一件の為に10年間だけと寿命を延ばす契約をを持ち掛けた。
彼は死に掛け、虚ろ行く中で女神との間に死期を延ばす契約を結び、その記憶操作をした上で、アルテジアが擬態したアルテナ・テルシーアと出会う。
記憶操作を受けた彼は、故郷に居る母親に対して、生活費を送金をして居るらしく、クマとの死闘が在った3日後に、送金する日を控えていた。
それが心残りだった為に、寿命を延ばす為の条件として、アルテジアが指名したアルテナ・テルシーアとの結婚すると言う条件を呑んだ。
それからの彼は、記憶操作を受けて居り、アルテナと過ごした日々は、ある意味、偽りの日々だったとは言え、とても幸せな日々を送り、10年の天寿を全うした。
彼の役目は、アルテジアが擬態したアルテナ・テルシーアと出会い、恋愛をした上で、結婚。
アルテナとの間に新米世界神ユイテルシアが擬態し、扮するユイン・テルシーアを産んだと言う史実を作り出す事に成功した。
後に勇治が恩寵を与えくれた女神アルテジアに感謝するべく、小さな祈りの祭壇を個人的に建て事が始まりとされて居る。
勇治が故郷たる地球世界での災厄に巻き込まれ、次元の狭間から異世界マギアンティアへと流れ着くまでの間に女神アルテジアに助けられ、この世界を見守り守って欲しいとの啓示を受けたと公式には喧伝されて居る。
そんな政府の話を聞いて居たキリヤ公国の国民達が、勝手に祭壇や神殿を増やした事が、キリヤ公国連邦内と同盟諸国の内で、布教と信者が増えて行く切っ掛けと成って居る。
そんな事があった為、女神アルテジアと繋がりの深い勇治とキリヤ公国連合国の中央政府が、国教・アルテジア神教法を制定し、マギアンティア世界での女神アルテジア信仰を復活させる事に成る。
キリヤ山脈の最高峰であるキリヤ富士山と命名された麓の盆地に新たに建てられたアルテジア神殿が建てられ、普段はアルテナ・テルシーアへと擬態させた女神アルテジアの分身体が管理して居り、ガリアナ王国東部地方領主・テレジア侯爵家領・北東部・メイルシュル山脈連峰南東部地方に在るロカルノ村の山奥に在る神殿とご神体像を移される。
この神殿を建てたのは、勇治公王が尊敬する女神アルテジアと言う女神を信奉するキリヤ公国と連合国民達が多く広がって居る事を踏まえて、その動きをコントロールする事を目的として居る。
初代最高司祭教皇は、女神アルテジアである本人が降下させた分身体たるアルテナ・テルシーアと成ってしまったのは、笑えない冗談だとキリヤ公国連合国の上層部はため息を吐いて居る。
ロカルノ村のアルテジア神殿は、本神殿として改修工事が為されて、聖地ロカルノ・アルテジア神殿と呼ばれ、アルテジア神教徒達の聖地巡礼の土地とされ、一生に一回は巡礼に行く事が望ましいとされて居る。
ガリアナ王国政府直轄領・ザンドー地方
ザンドー地方は、公帝戦争以前のゲルニアン帝国国土の事で、開拓して国土を広げた歴史を持って居るガリアナ王国との境に在る辺境領地だったが、公帝戦争に勝利したユーラシアン大陸南方諸国同盟条約諸国としてガリアナ王国政府が獲得し、政府直轄領と成った。
現在のザンドー地方は、地方州と成って居り、ガリアナ王国政府から派遣された州長官の下で自治統治が為されて居る。
またヒットラン皇帝とゲルニアン帝国政府から戦争責任を押し付けられ、その両方から見捨てられた子爵領国の子爵たちと与力貴族諸侯らは、野に下って統治者と成った各国の官僚と成って政務に当たって、生活保障を受けて安定した生活を送って居ると言う。
ガリアナ王国・キリヤ公国連合国・南部海南部国際鉄道線・オーシャンズ鉄道株式会社
ガリアナ王国・首都・王都パリティ市・王都パリティ市駅からキリヤ公国本国・カンサイ地方自治州区・州都・オオサカ市を経由して、ガリアナ王国・テレジア侯爵領・主都・テレジカ―ラ市を含めたユーラシアン大陸南東部地方の複数の路線から 公王都キリヤ市へと向かう国際路線を結ぶ鉄道会社で、ガリアナ王国・キリヤ公国連合国両政府が持ち株を保有する共同株式会社のこと。
オルトランタ商業連合国 首都・ロッテルダム市
ユーラシアン大陸の南方西側に在る南北間を南東に斜め縦長の国土を持った商業都市連合国で、20歳以上国民達による総選挙で、この国の国会にあたる連合議会員と国家代表たる大統領を選ぶと言う制度体制を敷く、この世界でも稀な民主主義国家である。
メイルシュルフラッド公国・ガリアナ王国と同盟国であり、新たに建国したキリヤ公国とも同盟国を結んでいる。
ユーラシアン大陸西側の貿易の玄関口として栄え、海外貿易で富を得て居る。
公帝戦争を切っ掛けに、ガリアナ王国の紹介で同盟と国交樹立をしたキリヤ公国連合国の近代化支援政策方針により、軍事・経済工業・農水業等が飛躍的に向上し、公帝戦争後は、ゲルニアン帝国の国土を分捕ると、国土を更に北へと伸ばして行く事に成った。
そのお国柄はオランダの様な感じのする国家である。
ロッテルダム市
ユーラシアン大陸の南方西側に在る縦長の国土を持ったオルトランタ商業連合国の首都で、その位置は凡そ国土の中央部に位置して居るが、公帝戦争で得た新国土のお陰で北へと領土線が伸びた影響で、地図上での首都の位置が、やや南よりに成ってしまう。
国土大半が港町として栄えて居り、内陸部は農業が盛んなお国柄と成って居る。
後にキリヤ公国本国・メイルシュルフラッド独立自治公国・ガリアナ王国・オルトランタ商業連合国から成る共同出資による半官半民の南西中央国際鉄道株式会社が創設された事により、西方諸国の品々が更に安価に東へと運ばれ、その逆も同じく盛んに行き来する事に成った事により、ロッテルダム市は益々貿易で栄えていく事に成る。
オルトランタ商業連合議会堂
オルトランタ商業連合国の国政を決める議会の事で、国民投票により選ばれた連合議会員と呼ばれる議員により国策が話し合いにより決められる。
オルトランタ連合議会員
国民投票により選ばれたオルトランタ商業連合議会の議員のこと。根気とコネクションとしっかりした信念さえ有れば、誰でも成れると言うのが、この国の議員制度と成って居る。
オルトランタ商業連合国大統領
国民投票により選ばれたオルトランタ商業連合国の大統領の事で 根気とコネクションとしっかりした信念さえ有れば、誰でも成れると言うのが、この国の大統領制度と成って居るが、今の所は大きな貿易商会の代表が成る事が多いらしい。
オルトランタ商業連合国迎賓館
オルトランタ商業連合国政府が外国からやって来る賓客を持て成す為に使用して居る迎賓館のこと。
歓迎パーティーや条約交渉会議などに使われ、施設内には国賓と成った使節団一行代表クラスが宿泊する専用区画も備えられている。
住所はオルトランタ商業連合国・首都・ロッテルダム市・ロッテルダム市官庁街地区・・1丁目・2番地と言う官庁街のど真ん中に置かれて居る。
オルトランタ軍
民兵を中心とした組織構造を持った、マスケット銃とフランキ砲を主力とする近世軍だったがキリヤ公国連合国との貿易条約や同盟条約を締結した事に由り、近代化を推し進め、国軍も近代化軍と成った。
初期は撫子皇国陸軍の89式歩兵中戦車と97式主力中戦車を主力兵器としつつ、野砲は起動90式野砲と96式中迫撃砲を配備。
移動と輸送用には撫子陸式高軌道自動車と輸送トラック。各種小銃と機関銃、重機関銃が供与され、空軍に関してはナデシコ地方自治州区からの払い下げで、ゼロ戦と97式艦上攻撃機。
それに撫子皇国空軍・富嶽型爆撃機が譲渡されて居るが、キリヤ公国連合国としては、地球世界の20世紀末期に製造・配備されて居た兵器を導入して行く事から、同じ世界の第二次世界大戦当時までに使用されて居た兵器は、近代化が遅れて居る同盟国へと譲渡されて行く事を決定。
後にそれらは練習機体として、使われて行く事に成る。
因みに海軍に関して、駆逐艦を30隻・巡洋艦を15隻・重巡艦を3隻・補給艦を15隻・輸送艦を30隻を譲渡されて居る。
オルトランタ商業連合国直轄領・ザンドー地方
ザンドー地方は、公帝戦争以前のゲルニアン帝国国土の事で、開拓して国土を広げた歴史を持って居るガリアナ王国との境に在る細長い辺境領地だったが、公帝戦争に勝利したユーラシアン大陸南方諸国同盟条約諸国としてオルトランタ商業連合国政府が獲得し、政府直轄領と成った。
現在のザンドー地方は、地方州と成って居り、オルトランタ商業連合国政府から派遣された州長官の下で自治統治が為されて居る。
またヒットラン皇帝とゲルニアン帝国政府から戦争責任を押し付けられ、その両方から見捨てられた子爵領国の子爵たちと与力貴族諸侯らは、野に下って統治者と成った各国の官僚と成って政務に当たって、生活保障を受けて安定した生活を送って居ると言う。
ユーラシアン大陸南方諸国同盟
ガリアナ王国・オルトランタ商業連合国・メイルシュルフラッド公国・キリヤ公国連合国の4カ国から成る相互防衛協力同盟条約のことを指して居る。
だがメイルシュルフラッド公国が、公帝戦争に打ち勝つ為に、メイルシュルフラッド独立自治公国として、キリヤ公国連合国の加盟傘下国と成った為、結果的に同盟条約批准国は、たったの3カ国と成ってしまう。
しかしながら、この条約が後にキリヤ公国連合多国間・相互防衛友好同盟条約へと繋がって行く事に成った。
スノーランド部族国 部族首長都・ストックブルムズ市
耳付け根が太く先端先が細長い事が特徴的であるエルフ族が暮らすユーラシアン大陸北西部・スノーランド半島地方とスノーランド平原地域を国土として居る亜人種部族の首長連合国家のこと。
各地方地域と市町村を部族単位で統治して居る部族連合国家で、同部族国の発祥地でもあるストックブルムズ部族集落都市のストックブルムズ市を治めて居る部族長が、実質的な纏め役を担うのが、スノーランド部族国を纏め役を担う部族連合総長を代々に成って来た家柄ストックブルムズ家の当主が指導者と成って居る。
昔ながらの森と平原と山々と周辺海域に根差した暮らしをする事をモットーとして居る事から、部族間の喧嘩は有っても、国外との戦争・紛争をする事は無く、国土拡大の野心すら無い。
マギアンティア世界に措いても、稀な平和で珍しい国家であるが、その反面では、排他的な性格で、国外との付き合いも薄く、国境付近や港での商業貿易をする事以外の付き合いを好まない。
その一番の理由として、隣国であるゲルニアン帝国が掲げるユーラシアン大陸統一と言う野望。
ユーロリアン大陸の覇者たるローマリャニア帝国からの海上遠征軍の猛威に晒されて来た歴史から来て居る。
キリヤ公国連合国がゲルニアン帝国との戦争である公帝戦争へと突入した前後から、キリヤ公国連合国・外務省大臣、結城・梅晴・春宗の旧結城大名王家家臣系の外務官僚と職員からなる外交官たちの粘り強い交渉により、マギアンティア世界とスノーランド部族国の歴史上初めてと成る国交樹立をキリヤ公国連合国中央政府が果たした。
この時に交わされのは、軍事同盟では無く、外交・商業・文化交流に関する国交樹立基本条約と万が一に備えた軍事強力協定文書の二つであった。
しかしながら、キリヤ公国連合国が公帝戦争でゲルニアン帝国を打ち破り、戦争に勝利すると、スノーランド部族国の各部族長と部族民たちらは、態度を一変させる。
あのゲルニアン帝国を打ち破り、欲深な只のチョビ髭オヤジに過ぎない、ヒットラン・アドルフラーを追い返すとは、何と凄い事かっ!!
桐谷勇治大王陛下とキリヤ公国連合国並びに加盟諸国と同盟・友好国は、我ら部族とは友であると言い切るまでになり、交流が更に深く成る。
それを契機にユーラシアン大陸南方諸国同盟とキリヤ公国連合加盟諸国の全ての国々と国交樹立を為し、互いに大使館と領事館を置き合う関係にまで発展。
スノーランド部族国は歴史上類を見ないほどの好景気に沸きつつ、留学生を各地に派遣するまでになり、スノーランド部族国の部族首長たちからは、是非とも娘を桐谷勇治大王陛下の後宮へと上がらせて欲しいとか、キリヤ公国連合国の何らかの職務に付いて居る者に嫁の世話をと言う者達まで現れてしまう始末。
特に友好的な行動に打って出たのは、マギアンティア世界統一暦・1555年・11月2日に、キリヤ公国連合国が介入する事に成った九州島地方戦役では、義勇軍を送ると申し出てくれた。
しかしながら、派遣は十分に間に合って居る事から、キリヤ公国連合国中央政府とキリヤ公国連合国・外務省大臣、結城・梅晴・春宗は、これを丁寧に断ったが、スノーランド部族国・部族首長議会政府は、如何しても友の手伝いをしたいと言われてしまったので、その代わりに資材と成る木材や鉱物資源。
小麦や海産物加工品などの食料支援をして貰う事で落着する。
そんな助け合う関係が生まれたスノーランド部族国から、キリヤ公国連合国軍に倣う形で、これから時代には近代化軍の創設は必須であると言う理由から、ナデシコ陸軍の訓練教官を招く形で、軍事支援を受ける事にした。
特産物・ユグドラシル大樹木から出た間伐材・古木伐採による木材。スノーランド半島鉱山脈の鉱物資源 スノーランド平原地域を中心とした各農村地域の小麦。アドリナ海洋で獲れた海産物と魚貝類加工食品
輸出先・キリヤ公国連合国のキリヤ公国本国・各地方自治州区・自治国家。ガリアナ王国・オルトランタ商業連合国・大華天帝国・クーロン・アラービィ―ナ・エジルプト王国。
ローマリャニア帝国・ゲルニアン帝国(中立商人による個人貿易のみ)
ユグドラシル大樹木
ユグドラシル大樹木とは?スノーランド部族国内に自生する全長100以上の巨木の事で、最大の高さに成るまで50年から百年の間とされて居る固有種植物でもある。
ユーラシアン大陸北西部・スノーランド半島地方とスノーランド平原地域を含めたスノーランド部族国の国土面積の70パーセントが、このユグドラシル大樹木原生林で占められて居ると言う。
ユグドラシル大樹木は、巨木に成長して行く過程で、何らかの手段を用いて剪定作業を施すと、木々の枝を別れさせつつ、内部を空洞化をする性質を持って居る事から、スノーランドエルフ部族たちは、空洞化した部分を利用した家屋に利用して住み着く事が、独特な彼らの暮らし方と成って居る。
また、剪定作業で出た間伐材の木材は、諸国に輸出され、木工製品や家屋の材料素材として用いられ、高値で珍重をされて居る。
部族首長都・ストックブルムズ市
ユーラシアン大陸北西部・スノーランド半島地方とスノーランド平原地域の境目で、スノーランド中央地域の南寄りに在るスノーランド部族国の首都のこと。
内陸部にストックブルムズ森林地帯が在って、其処にユグドラシル大樹木と言う木々を利用して造った建物に居住しながら暮らして居る都市の様相とは、森の木々と地形を利用した都市と成って居る。
同都市の中央地区に部族連合総長の邸宅や部族議会政府に、部族連合議会と言った官庁街が政治の中心地で、アドリナ海洋に面して居る南部地区は、ストックブルムズ湾港と成って居る。
キリヤ公国連合国と国交樹立をしてからは、ストックブルムズ湾港をキリヤ式に改築をし、近代化湾港として、キリヤ公国連合国を中心とした友好国との海洋貿易で賑わって居る。
スノーランド部族国・部族議会政府
文字通りのスノーランド部族国の政府のことで、部族連合総長を中心とした選抜議会政府閣僚による閣僚会議により政府方針を決定し、部族連合議会で裁決を取って居ると言う点は、民主主義と同じだが、世襲制なのが部族国らしいと言えるだろう。
スノーランド部族国・部族連合議会
各部族を代表する部族長や選抜された議員による議会の事で、部族連合総長を中心とした選抜議会政府閣僚による閣僚会議により政府方針を決定し、部族連合議会で裁決を取って居る。
スノーランド半島地方
スノーランド部族国の西側に在る半島地方の事で、スノーランド半島鉱山脈とスノーランド半島鉱山脈森林地帯が広がって居る。
スノーランド平原地域
スノーランド部族国の東側に在る平原地域で、疎らな人口密集地であるの同時に丘陵地帯と平原地域に、草原林地帯も見られる地方でも在る。
スノーランド中央地域
スノーランド半島地方とスノーランド平原地域の境目に在る地域の事で、南寄りの位置には、部族首長都・ストックブルムズ市が置かれて居る。
アーラスカン共和国 首都・パリティ市
ユーラシアン大陸で最も北東部側に位置して居る元王政国家、フランク王国だったが、物語が開始される5年前は、ゲルニアン帝国の影響を受けていた王家と政府の圧政に苦しんで居たフランク王国民と、それらを如何にかしようとして居た、あらゆる階級層から勇士が集まり、フランク王国改革・国民派閥軍を結成。
フランク王国の改革を進めようとするが、フランク王国のオーギュースト・フランク王家の威を借る者達等は、改革派閥らを邪魔をし、改革を出来ない様に妨害をしてしまう。
その結果として、益々フランク王国の政治の腐敗と経済の破綻を進み、我慢の限界に達した国民達は、同じく決起した革命軍と供にフランク王国のオーギュースト・フランク王家の威を借る者達等を打倒すべく蜂起。
その結果、フランク王国政府とオーギュースト・フランク王家に勝利し、それら政府関係者を打ち倒した革命軍は、それまでの支配統治を否定すると言う意味を込めて、ゲルニアン帝国との関係を解消する意味を込めて、フランク王国の首都であった、王都・マルセイユ市の在るユーラシアン大陸で最も北東部地方たるフランク地方東側地方寄りから首都を移す事にした。
その移転する先は、フランク王国の第二の都市であるアーラスカン地方は、パリティ市へと首都を移転させ、国名をアーラスカン地方から取って、アーラスカン共和国と成った。
アーラスカン共和国と成ったフランク王国は、アメリナ大陸北西部のアーラスカン地方とユーラシアン大陸で最も北東部に位置して居るフランク地方を含めた、北ローレライ大海洋海域とボーグリング海峡に点在する群島地域を国土とする共和制国家として新生。
両地方の間にはボーグリング海峡海と言う海峡が在り、アーラスカン共和国の重要な洋上交通航路と成って居る。
また、東側に目を向けると、カムチャトゥリ大河と言う大河を挟む向かい側には、ゲルニアン帝国と東部プロイゼロン地方が見えて居る。
アーラスカン共和国の国内文化は、地球世界のフランスと良く似た文化であり、五年ほど前までは、フランク王国という王政国家で、代々オーギュースト・フランク王朝は、全方位外交を国是としながら、東のオーストレリアーン帝国のアントワークネット・オーストレリアーン皇帝一族とゲルニアン帝国の皇帝一族らの姫か婿養子を一族に迎え、何方かの勢力派閥が王室と王政府の傀儡政権の主導権を握ろうと派閥争いが絶えない。
しかしながら、その派閥争いによってフランク王国は、長きに渡ってオーストレリアーン帝国とゲルニアン帝国と言った二大大国に飲み込まれる事を避け、外敵からもも王国をの安泰を図って居た。
それはボーグリング海峡海と言う海峡を挟んだ国土を持った地政学上の仕方が無い戦略政策上の苦肉の策でもあったであった。
その事が、アーラスカン共和国と言う民政国家の誕生を産み出す事に成るのは、皮肉としか言いようが無いだろう。
物語開始前の5年前には、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルト将軍を中心とした革命軍が、国の実権を国民達に取り戻そうと革命戦争を王政府に仕掛ける。
革命戦争は、フランク王国改革・国民派閥軍側の勝利で終わり、革命派はアーラスカン共和国と言う共和国を立ち上げ、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルト将軍をアーラスカン共和国大統領に指名して治めて居るが、キリヤ公国連合国へと加盟後には、アーラスカン独立自治共和国大統領にも就任して居る。
フランク王国改革・国民派閥軍
フランク王国政府とオーギュースト・フランク王家による全方位外交を国是とする政策とオーストレリアーン帝国とゲルニアン帝国と言った二カ国からの傀儡国家からの脱却を目指し、両国に良い様に税金を搾取させるような無駄遣いを投資を止めさせるべく、立ち上がったあらゆる分野の階級層から参画しているフランク王国改革・国民派閥勢力よる革命運動軍のこと。
当時、フランク王国・フランク南部地方面将軍だった、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトが、最高司令官に選出され、彼女を中心とした革命軍が、国の実権を国民達に取り戻そうと革命戦争を王政府に仕掛ける。
これが後にフランク王国革命と呼ばれる内戦と成る。
革命戦争は革命軍側の勝利で終わり、革命派はアーラスカン共和国と言う共和国を立ち上げ、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルト将軍をアーラスカン共和国大統領に指名して治めて居る。
フランク地方
アーラスカン共和国の西部にして、フランク王国時代には王都・マルセイユ市が置かれて居た。
ユーラシアン大陸で最も北東部に位置して居る地方の事で、ゲルニアン帝国よりの文化と派閥が多い地域。
この地域の人々は先祖代々ゲルニアン帝国を相手に商売をし、その産物をオーストレリアーン帝国やナポリタン王国へと売り付ける事を生業として居た。
キリヤ公国連合国へと加盟後、アーラスカン独立自治共和国と成ってからは、キリヤ公国連合国よりの政策と派閥へと変わるが、その変わり身の早さはオーストレリアーン帝国とゲルニアン帝国と言った二カ国の首脳陣たちも呆れてしまうほどに早かったと言う。
ストラトス・ブール州 州都・ストラトス市
アーラスカン独立自治共和国西部地方のフランク地方の中の地方州の一つで、旧フランク王国では、ストラトス・ブール子爵家領地だったが、ストラトス・ブール子爵は民衆を想う素晴らしい貴族君主だった事から革命運動にも参加。
現在では、フランク地方を代表する役人の一人と成って居る。
そんなストラトス・ブール州は、ゲルニアン帝国とも隣り合わせの地方州としても知られて居る地域。
そのお隣には、ザクセンブルクハルト侯爵家領・ザクセンブルクハルト地方を治めて居るザクセンブルクハルト侯爵家。
その中心地であるザクセンブルクハルト侯爵家領州都・ドレスデン市とは距離にして65キロの距離に在り、ゲルニアン帝国の首都・帝都ベルリナ市とは1500キロの距離と成って居ると共に、帝都ベルリナ市へと直接迎える街道を有して居る。
ストラトス・ブール州・州都ストラトス市
アーラスカン独立自治共和国西部地方のフランク地方の中の地方州の一つで、旧フランク王国では、ストラトス・ブール子爵家領地の州都だった都市のこと。
ストラトス・ブール子爵は民衆を想う素晴らしい貴族君主だった事から革命運動にも参加。
現在では、フランク地方を代表する役人の一人と成って居る。
そんな州都ストラトス市は、州都ストラトス市役所庁舎を中心とした街道貿易の要衝である事から、国境貿易で栄え、広大な穀倉地帯と水路を利用した水運と農業が基幹産業と成って居る。
またストラトス・ブール州は、ゲルニアン帝国とも隣り合わせの地方州としても知られて居る地域。
そのお隣には、ザクセンブルクハルト侯爵家領・ザクセンブルクハルト地方を治めて居るザクセンブルクハルト侯爵家。
その中心地であるザクセンブルクハルト侯爵家領州都・ドレスデン市とは距離にして65キロの距離に在り、ゲルニアン帝国の首都・帝都ベルリナ市とは1500きろの距離と成って居ると供に、帝都ベルリナ市へと直接迎える街道を有して居る。
ストラトス・ブール子爵家
アーラスカン独立自治共和国西部地方のフランク地方の中の地方州の一つで、旧フランク王国西側の有力者だった貴族諸侯の一家のこと。
ストラトス・ブール子爵は民衆を想う素晴らしい貴族君主だった事から革命運動にも参加。
現在では、フランク地方を代表する役人の一人と成って居る。
アーラスカン地方
アーラスカン共和国の東部にして、首都であるパリティ市が置かれている地方のこと。
アメリナ大陸北西部で最も北東部に位置して居る地方の事で、オーストレリアーン帝国よりの文化と派閥が多い地域。
この地域の人々は先祖代々オーストレリアーン帝国やナポリタン王国を相手に商売をし、その産物をゲルニアン帝国へと売り付ける事を生業として居た。
キリヤ公国連合国へと加盟後、アーラスカン独立自治共和国と成ってからは、キリヤ公国連合国よりの政策と派閥へと変わるが、その変わり身の早さはオーストレリアーン帝国とゲルニアン帝国と言った二カ国の首脳陣たちも呆れてしまうほどに早かったと言う。
ボーグリング海峡海
ローレライ大海洋海域の北部一帯海域である北ローレライ大海洋海域に属する海峡の事で、アーラスカン独立自治共和国(旧アーラスカン共和国)のフランク地方とアーラスカン地方に跨る縦長の海峡にして、同地域の重要な貿易航路と成って居る。
コルシカ島とレオンハルト侯爵家 主都・アジャク市
フランク王国の地方の一つで、地球世界のコルシカ島と同名で広さも大きさも殆んど一緒である離島のこと。
ボーグリング海峡海南部の西側よりに位置し、フランク地方の南西部にも属する片田舎な離島で、ローレライ大海洋海域の入り口にも成って居る。
後にフランク王国・フランク南部地方面将軍、アーラスカン共和国大統領、後にアーラスカン独立自治共和国大統領と成って行くナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトの出身地としても知られ、生家である実家はレオンハルト侯爵家がフランク王国建国以来、先祖代々同地域を治めて来た侯爵家の領地でもある。
主都・アジャク市
コルシカ島地方南部に在るの主都の事で、ボーグリング海峡海南部の西側よりに位置し、フランク地方の南西部にも属する片田舎な離島で、ローレライ大海洋海域の入り口にも成って居る地方都市。
漁業・商業・麦畑と葡萄畑・ワインとビールをメインにした基幹産業で成り立って居る。
フランク王国・フランク南部地方面将軍、フランク王国改革・国民派閥軍総司令官、アーラスカン共和国大統領、後にアーラスカン独立自治共和国大統領と成って行くナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトの出身地としても知られ、生家である実家はレオンハルト侯爵家がフランク王国建国以来、先祖代々同地域を治めて来た侯爵家の領地の主都であり、レオンハルト侯爵家の館は同都市の北部に聳え立って居る。
ナポリタン王国 首都・王都・ナポリタン・パスタ市
ユーラシアン大陸東側の対岸向こうに在るアメリナ大陸の北部のナポリタン半島に在る王政国家のこと。
フランク王国に攻め入った事も有るが、フランク王国・フランク南部地方方面将軍であったナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトにコテンパンに叩き潰されてしまった。
フランク王国 首都・王都・マルセイユ市
アメリナ大陸北西部のアーラスカン地方とユーラシアン大陸で最も北東部のフランク地方を含めた群島地域を国土とする王政国家のこと。
両地方の間にはボーグリング海峡海と言う海峡が在り、アーラスカン共和国の重要な洋上交通航路と成って居る。
また、東側にめを向けるとカムチャトゥリ大河と言う大河を挟む向かい側には、ゲルニアン帝国と東部プロイゼロン地方が見えて居る。
国内文化は地球世界でのフランスと良く似た文化であり、五年ほど前までは、フランク王国という王政国家であり、代々ゲルニアン帝国の皇帝一族の姫か婿養子を一族に迎えた傀儡政権を長きに渡って敷いて来る事で国家の安泰を図って居た。
だが、それは国民に重く辛い重税を押し付ける政策を取る事であリ、その我慢も限界に来ていた。
物語開始前の5年前には、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルト将軍を中心とした革命軍が、国の実権を国民達に取り戻そうと革命戦争を王政府に仕掛ける。
革命戦争は、フランク王国改革・国民派閥軍側の勝利で終わり、革命派はアーラスカン共和国と言う共和国を立ち上げ、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルト将軍をアーラスカン共和国大統領に指名して治めて居る。
フランク王国・フランク南部地方面将軍
フランク王国の南部地方面軍を統括する方面軍の事で、陸海軍に属するどちらかの大将階級の中から選抜される事に成って居り、陸海軍を統括する事に成って居る。
若き日のナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ・レオンハルトが、その天才ぶりから陸軍大将に上り詰めた際に任命された事でも有名な役職で、その精鋭軍は、アーラスカン独立自治共和国軍の主力軍にも成って居る。
オーストレリアーン帝国 帝都・ウィークリーン市
マギウス・ギアース王国の北部に位置し、彼の王国とはアメリナ大陸を二分をしつつ、北部の大半3割を支配する列強国の一つで、フランク王国の国王ルイジェルド・オーギュースト・フランク(ルイジェルド16世)に嫁ぎ、後にフランク王国革命に巻き込まれ、挙句の果てには、命からがらゲルニアン帝国へと落ち延び、ヒットラン・アドルフラー皇帝の庇護下に措かれる事に成るマリーア・アントワークネットこと、マリの祖国である。
その5年後にヒットラン皇帝が勢力圏の再拡大を掛けて アーラスカン共和国へと侵攻を開始。
旧フランク王国のオーギュースト・フランク王朝を復興を大義名分としたアーラスカン戦争に巻き込まれてしまうが、キリヤ公国連合国に敗戦して、その命を助けられらる。
現在はオーストレリアーン帝国の女帝であるマルジェリータ・アントワークネット・オーストレリアーンが治め、ゲルニアン帝国・マギウス・ギアース王国と言った国々を相手に全方位外交を展開をしながら、どの勢力圏にも呑まれない様に努めて居ると言う。
代々周辺国家にアントワークネット家一族の者を送り込んで、バランス外交を展開をして居るが、キリヤ公国連合国の出現によって、その均衡が崩されてしまう事に成る。
広大な田畑の穀倉地帯と豊富な資源の埋蔵量を誇る鉱山地域に加えて、北部一帯の海を使っての海外貿易のお陰で、侮れない国力と軍事力を有して居る帝国の一つ。
総人口は35億人で、常備兵力は一千万人と、マギアンティア世界内の基準で言えば、中堅のトップクラスの総人口・軍事力・経済力を有して居る。
特に陸軍保有兵力の2千万人を持って居るゲルニアン帝国に次いで二番目に多いと言えるだろう。
ジェーンブルン宮殿城
東西約1.2km、南北約1kmという広大な規模のオーストレリアーン式庭園・・・・地球世界で言えばフランス式庭園で、幅約175メートル、奥行き55メートルのバロック様式の外観の宮殿の中に、全部で1441室の部屋があり、約1000人もの侍従や使用人が住んで居る。
彼らのために、139もの調理場が点在して居て、その部屋の多くは、ロココ様式で装飾されて居る。
2正面右側翼には宮廷劇場が在って、国王や来賓を楽しませる為に使用されて居ると言う。




