第35話 少年王と激突っ!ビクトリナ南洋大戦っ!1
マギアンティア世界統一暦・1555年・10月3日・午前8時30分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・マーリーナ海洋海域地方・ビクトリナ共和国・フォーチュン諸島周辺海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とうとう決戦の日がやって来た。
キリヤ公国連合国は、ビクトリナ共和国を独立保護国領としてあらゆる支援をする一環として、フォーチュン諸島へと迫って居る第二文明圏の覇者マギウス・ギアース王国と第四文明圏の覇者ドラリュウス帝国と言う二大列強国との大戦争へと突入しようとして居た。
その差し迫った脅威として、ビクトリナ共和国領へと攻め入るマギウス・ギアース王国軍は、大艦隊を以ってしてビクトリナ共和国とキリヤ公国連合国を攻め滅ぼすべく、魔導戦艦1500隻、魔導揚陸輸送艦2300隻と魔導竜空母が500隻。
魔導揚陸艦隊に乗り込んだ陸軍の将兵達と合わせた総兵力は、200万人と成って居た。
一方のドラリュウス帝国また、同地へと攻め込み、キリヤ公国連合国やビクトリナ共和国の軍勢と死合いと言う名の蹂躙決闘戦争を仕掛けんと、お多くの大軍勢を派遣して居た。
その派兵編成は、魔導空挺戦艦2500隻、空挺竜空母3000隻、揚陸空挺戦艦が3000隻、総兵力が600万に上って居た。
マギアンティア世界統一暦・1555年・10月3日・午前8時30分頃。
マギウス・ギアース王国の国王シェニッアーを総司令官としたマギウス・ギアース王国軍の軍勢たる200万人は、フォーチュン諸島北方に位置している海域へと艦隊を展開した。
マギウス・ギアース王国艦隊は、ビクトリナ共和国内でも最大の大きさにして、農業地帯と天然のジャングルや大河に山脈が島全体に散らばる様に点在して居るマダデースネ島へと向って居た。
マギウス・ギアース王国軍勢らは、マダデースネ島の近隣の島嶼等には目もくれずに、全艦隊を只ひたすら本島へと突き進ませて居た。
彼らの狙いはビクトリナ共和国とキリヤ公国連合国の軍勢を数で圧倒して叩き潰し、両国が保有する全ての財を奪う事だった。
それに対して迎え撃つのは、キリヤ公国連合国軍である。
勇治の直属の軍隊であるキリヤ公国海軍艦隊とナデシコ自治統合海軍艦隊で構成されたキリヤ公国連合国艦隊で、その海域の守りを固めていた。
主な主戦力として、ナデシコ自治統合海軍・第一戦隊・第三戦隊・第五戦隊からなる合計89隻から成る第一次近代化改装を済ませた海軍艦隊と勇治がゴットタブレットで作り上げた特戦空母・出雲を旗艦とする地球世界21世紀型海軍形式艦隊41隻とロボット兵器部隊である。
これに加え、未来技術の塊で固められているビクトリナ共和国艦隊190隻を加えると、実に総数320隻にも上る事に成るが、やはり敵軍からすれば、とても数の少ない艦艇数であった。
マダデースネ島へ向うマギウス・ギアース王国軍艦隊の総勢7100隻とドラリュウス帝国艦隊総勢8500もの大艦隊は、フォーチュン諸島から25キロ地点を通り過ぎ様として居た時だった。
「勇くん。敵艦隊が北東方向25キロ地点に到達したわ。そろそろ仕掛けるの?」
キリヤ公国連合軍艦隊の総指揮を執って居る山本五十鈴は、ナデシコ自治統合海軍・第一戦隊・撫子型戦艦・1番艦・撫子の艦橋から国家元首たる勇治に攻撃命令の下知を求めた。
特戦空母・出雲の艦橋で勇治は命令を発した。
「全軍に通達っ!対艦誘導弾を発射っ!先ずは敵戦艦艦隊と空母艦隊の数を減らします。」
「五十鈴さん。ジェシカさん。キリヤ・ビクトリナ連合軍艦隊総司令官として命令しますっ!!僕の指揮下に在る全ての艦隊は、これよりビクトリナ共和国・フォーチュン諸島地方の防衛の為に、敵艦隊への攻撃許可しますっ!!」
「了解っ!キリヤ公国連合国軍艦隊っ!!対艦誘導弾っ!!うちーかたー始めっ!!」
「イエッサーっ!!全艦隊と各国土防衛誘導弾発射台及び陸上誘導弾発射車両部隊に告ぐっ!!各対艦誘導弾発射スタンバイっ!!」
「対艦誘導弾発射始めっ!!」
「第一波誘導弾全弾・・・・・・・・ファイヤァァァァーーーーーーーっ!!」
五十鈴とジェシカは共同作戦を展開するに当たって、両国軍を勇治の指揮下に入るとに成り、その命令を受けた二人は、各艦隊と各部隊へと攻撃命令を下した。
特にジェシカの立場は友好国の元首の立場に在る人物だ。
そして、連合軍を組むに当たって、互いの意思疎通と方面軍を指揮する都合上、どうしてもお互いに取って上位と成る指揮官の人間が必要だった。
其処でジェシカとビクトリナ共和国は、勇治をキリヤ公国連合国・ビクトリナ共和国連合軍の総司令官とする形で落ち着いた。
これでジェシカとビクトリナ共和国軍は、ドラリュウス帝国軍を相手に戦う事だけに専念出きる体勢を整える事が出来たのであった。
この配置は空中戦とパワー自慢の龍人族を相手に戦うなら、ベテラン揃いで人型兵器の数の多いビクトリナ共和国に相手を奮戦して貰うのが一番と考えたからだった。
一方のマギウス・ギアース王国軍を相手取るなら、比較的に兵器が古いのと真新しい物が混じって居るキリヤ公国連合国軍の戦力だけで十分と五十鈴と勇治の二人は踏んでいた。
何せ、マギウス・ギアース王国軍の主戦力は、陸上兵器が大半を占めている。
竜空母にはワイバーンが搭載されて居るが、竜母艦隊の役目は、味方の制空権確保と対地支援攻撃がメインで、主役は陸軍と成って居らしい。
その情報をいち早くキャッチをしたのが、服部楓とキリヤ公国秘密工作諜報情報部局が調べて居た。
その情報筋からの分析結果で、ワイバーンの身体能力を相手取って戦う事に成っても、今のゼロ戦の機体性能でも十分に余裕で勝てるとの予想されていた。
それに多数の対空砲と対空誘導弾へと装備換装したナデシコ艦隊と最新式の軍艦で占められて居るキリヤ公国海軍艦隊も居るので、この戦線は特に大きな問題ないと言えた。
バシュッ!・・・・・ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
バシュッ!・・・・・ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
バシュッ!・・・・・ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
バシュッ!・・・・・ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
バシュッ!・・・・・ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
キリヤ・ビクトリナ連合軍艦隊の各全艦の誘導弾発射管から空高く数多のミサイル達が大空へと舞い上って行く。
マギアンティア世界統一暦・1555年・10月3日・午前8時30分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ビクトリナ共和国領海・マーリーナ海洋海域地方・マギウス・ギアース王国艦隊・旗艦戦艦マギウス艦橋にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マギウス・ギアース王国の国王シェニッアーは、先陣を切り軍勢を率いて戦う姿を敵味方に見せ付ける事を好んで居た。
その勇猛的な振る舞いを敵方や自国の将兵に見せ付ける事で、己の威厳を誇示する事を誇りとして居たからだ。
しかし、この戦いに措いて先陣を切って闘う事が、どんなに愚かなのかを彼は思い知らされる事と成るのだった。
「噂の鋼鉄で出来て居るとか言う敵艦隊は、まだ、姿を見せぬのか?」
「はっ、今の所は我が軍の艦隊は順調に進軍をして居ります。」
「予定では、後50分ほどでビクトリナ共和国・フォーチュン諸島北方の島、マダデースネ島に上陸開始予定と成ります。」
「敵の魔導騎兵と我が国の魔導騎兵、どちらが上かこの戦でハッキリとさせてくれようぞっ!!」
シェニッアーは異界の人型機動兵器との戦いを楽しみにして居た。
何せ、彼の国の魔導騎兵マギゥスナイトと同等で、尚且つ力比べが出きそうな相手が、これまで居なかったからである。
だが、彼はこの場で初めて思い知らされる事になる。
戦は力と数では無く、逸早く敵を見付けられる目と耳である情報戦術と、どれだけ組織と兵器と将兵の質を極めたかに掛かって居るかと言う事に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
「何だっ!あれ?」
「さぁ?」
とある戦艦で見張りをして居る監視兵は、見た事もない鋼鉄の柱を見付けたが、それが兵器だと言う事に気が付く事が無かった。
数秒後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
ミサイル第一派が魔導戦艦隊100隻を何の抵抗もさせない侭に、その全艦を轟沈させたのである。
「ぐぬぬぬぬっ!!どうした?何が起きている?!」
「敵襲ですっ!!敵側から何がしかの攻撃が放たれた模様ですっ!!」
真っ赤に燃え盛る船がシェニッアーの居る戦艦の艦橋から見えて居た。
大慌てで、500隻の竜空母艦隊では、ワイバーン航空隊が発艦しようとして居た。
「おのれっ!おのれっ!おのれっ!おのれっ!我が国に無い魔法攻撃だと?!」
「成り上がり小僧の癖に生意気なっ!!」
「何としてでも敵の位置を割り出せっ!!」
「はっ!」
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
ゴオオオオォォォォーーーーーーーーッ!
マギウス・ギアース王国艦隊には、更なる攻撃・・・第二派のミサイル攻撃が迫っていた。
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
キイイイィィィィンンンッ!ドッカーンッ!ドッコーンッ!
「ぬおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーっ!!」
「うわあああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!」
彼らにはレーダー装置も通信機もソナー探知装置も無いのだ。
ミサイル艦や潜水艦に航空爆撃等に備える為に必要な基礎的技術等が、全く無いので、キリヤ公国連合国軍からの攻撃への対処のしようが無かった。
「くそっ!!くそっ!!くそおおおぉぉぉーーーーーーーっ!!」
シェニッアー達は、一方的に甚振られる苦しみをこの時、初めて味わったのだった
勇治は特戦空母・出雲飛行甲板の上に、キリヤ公国の秘密決戦兵器として製造したモビィーアーマーなるロボット兵器で、勇治専用機体であるガルダムに搭乗しようしていた。
機体カラーリングは某リアルロボット風なカラーで、頭部はエックスぽいアンテナが付いていた。
右手には宇宙戦艦のビーム主砲並みの威力に匹敵して居るビームライフルを装備し、腰には戦車並みの威力を誇るスーパーバズーカ。
頭部には60ミリバルカン砲と胸部に60ミリ機関砲と拡散ビーム砲。
左手には青色の機軸にし、金色の桐のマークが付けられた盾が付けられ、内側内部には小型ミサイルが4発付けられていた。
背にはブースターバックパックが付けられ、ビームサーベルが二本付けられている。
更に腰にはダガーナイフが二本備え付けられていた。
そして、その動力炉は魔動力炉と水素エンジンの併用型機構を採用して居るのだが、ゴッドタブレッドを用いたならではの無茶苦茶なチート過ぎる造りをして居るのであった。
キリヤ公国内ではモビィーアーマーの専用工場や整備格納庫と部品加工場も稼動が始まって居た。
実はこの機体、勇治が元居た世界で遊んでいた格闘ロボットアーケードゲームを基にして作ったロボットだった。
作り上げた理由として、対SF戦を主軸として居る異世界から現れた異界物を相手取る為に備えていた兵器の一つである。
「ガルダムを出撃します。」
「勇治。」
「もう此処まで来たら、止めないけど無茶しちゃダメだからね。」
「ええ、分かってるわよっ!」
婚約者であるセレジアは、彼の事を心配して、どうしても戦争に着いて行くと言って聞かなかった。
仕方が無いので護衛として近衛騎士団とその騎士団長であるマリアナ・テレジアも連れて来ていた。
更には無茶振りも言い所な感じで、勇治がゴッドタブレッドで作り上げた汎用人型量産兵器であるモビィーアーマーの操縦訓練をさせられていた。
「申し訳ありません勇治。姫様は言い出したら聞き入れませんので・・・・・・・・・・」
「まぁ、その事は婚約を言い寄られた時から分かってるよ。」
「勇治もマリアも、二人とも酷い言い方だわ。私は只々大好きなユウジが心配なだけなのにっ!!」
「二人ともシュミレター成績はAランクだったから出撃を許可したけどさ。」
「要は大きな鎧だと思えば、問題無い無いわっ!!」
「違和感は有りますが、体術や剣術の心得を熟知して居れば、何とか・・・・・・・」
「まあ、二人とも近世時代から近代と、地球の21世紀なんかの時代を順番に経て行く過程をすっ飛ばして、未来科学時代の乗り物に乗って居るだもんな。」
「その辺は無理は無いよ。」
「まっ、おまけで量産機体のガムで、専用カラーと装備を付けて上げたけどね。」
戦場に着いて行くなら、モビィーアーマーの操縦は必須だと行って、一週間ほどみっちりと戦に参加する将兵らと共に勇治が実戦形式で鍛え上げた。
だが、その勇治に練習試合では、誰も勝てなかったと言う。
ロボット格闘ゲームを散々にやり込んで居た勇治は、この世界の人達を相手に負ける要素など殆んど無いのだ。
その中でもセレジアとマリア達の部隊は、筋か大変に良いと勇治は、高評価を出して居た。
セレジアとマリア達の部隊のガムの機体には、専用カラーと一つだけ専用武器を注文を受けていた。
ガムとはガルダムの略称から付けられた名前で、ガルダムをより簡素な作りとし、とても身軽な姿である。
ガムの標準装備は、青色を主軸とした盾の中央に金色の桐のマークが付けられ物を左手に付けている。
右手には黒色に塗られた銃口のビームガンと背中のブースターバックパックの上部にビームサーベルが取り付けられている。
頭部の額には60ミリバルカン砲と胸部に60ミリ機関砲が付けられている。おまけとして、ダガーナイフが二本腰に付けられている。
セレジアの機体には、機体全身を真っ赤に染めて上げ、勇治の機体と同じビームライフルを装備。
ブースターバックパックの上部にビームサーベルが付けられている。
頭部の額には60ミリバルカン砲と胸部に60ミリ機関砲が付けられて居るまでは一緒なのだが、盾は騎士風の物に変更されて居ていた。
その内側には小型ミサイルとビームが長身の剣へと伸びるビームソードが着いている。
セレジア機のビームサーベルは予備兵装であり、盾に付けられて居るビームソードが本命の剣装備なのである。
盾にビームソードを付けて居るのは、普段使いの剣の方が良いからとのセレジア本人からの言で装備されて居た。
一方のマリアの機体は、鈍重な騎士甲冑風の兜頭部とフルアーマーの装甲に組み上げ、機体カラー灰色に染め上げた。
後はビームガン、ブースターバックパックとビームサーベルが1本。頭部の額には60ミリバルカン砲と腹部は拡散ビーム砲。
盾は騎士風の物で、内側には小型ミサイルとビームが長身の剣へと伸びるビームソードが着いて居た。
セレジア機と違ってマリア機は、火器類が抑え目と成って居る。
これはマリアが騎士式の武術を心得て居る事を活かす為の装備だった。
特に勇治はマリアの専用機体との模擬戦闘で、思い切り良い突撃戦術を仕掛けられて来る事は、それを相手にするには少々梃子摺っていた。
流石は軍人として培って来た事は有ると誉めると、何故か頬が赤く成って居たのは何故だろうと勇治は思った。
勇治は変な所で鈍いと言わざる負えない。
「じゃ、二人とも僕は先に行くからね。」
勇治はガルダムをジェットボードと言う空中戦を補助させる飛行機に乗ると、カタパルト発射装置で出撃体勢に入る。
「僕の直営艦隊のキリヤ公国海軍艦隊の指揮権は、五十鈴さんに任せます。」
「了解っ!勇くん。しっかりねっ!」
「勇治陛下のご出陣である。ナデシコ航空隊も第一次攻撃隊っ!発艦はじめっ!」
五十鈴は勇治に対して激励をしつつ、全艦隊を敵艦隊の進行方向に合わせつつ、横向きに艦艇を展開を開始した。
「ガルダムいっきまーすっ!(何てな)」
「陛下の御出撃だ。各機陛下に続けーーーっ!」
量産機体ガムに初搭乗する兵士達は、次々に出撃を開始して行く。
「それじゃ、行くわよーっ!セレジア機出るわっ!」
ジェットボードと機体のブースターをゴオオオォォォーーーっと吹かして、セレジアは大海の大空の上へと出撃して行った。
「キリヤ公国近衛騎士団、マリアナ・テレジア。出るぞっ!」
マリア達キリヤ公国近衛騎士団も後に続いた。
粗方の人型兵器の出撃が終わると、戦闘機隊であるジェットファイター部隊も出撃し、ナデシコ軍のゼロ戦部隊と共に大空を舞いながら攻撃目標たる敵艦隊へと立ち向かって行ったのだった。