第三話 家の中
ひ、広い…!
なんだこの広さは、外見よりも広く感じる・・・、いや、確実に広い。
あの外見であれだけ広いのにその1.5倍から2倍はある…
あ、そういえば、エリバ・オルスさんは33階の33号室にいるんだっけか。
エレベーターはどこだろう?
ん?あれかな?
そのエレベーターは人10人が横になってはいっても余裕に入れるほど入り口が広い。中に入ると、この建物は99階まであるらしい。ボタンが壁一面に広がっている。奥もすごくあって「100人入っても大丈夫」って言えるくらい広い。それにソファまであってずいぶんすごいエレベーターだ。
さぁてと。33階を・・・あれ?33階がない…なんでだろう???
もしかして隠しフロアだからかなぁ?
でも誰でも99階ある中で33階だけないってすぐばれそうだけどな・・・
もしかしてばれないように99階も作ったのかな?
まぁあくまで予想だけど
じゃあどうやって行けばいいんだ?
もう一回手紙見てみよう。
あれ?内容が変わってる!
「よくここまできたね。大生くん。エレベーターにはついたかな?33階ないのに気づいたよね?じゃあどうやってここまで来るか。この手紙で教えてあげるよ。そういえば内容変わったのに気づいたよね?さっきこんな内容じゃなかったもん、誰でもわかるか。この手紙は内容を変えることができるんだ。すごいだろう。前の世界ではこんなことできなかっただろう。そういえばお話口調になってるのも気づいてるかな?最初は手紙っぽく書いといて、内容が変わったらびっくりするようにしといたんだ。本当はこういう人だから緊張しなくていいよ。あ、じゃあこれから本題に入ろう。まず、エレベーターにのって72階に来るんだ。待っているよ。72階につくと私の使いがいるはずだ。合言葉を言えば動き始めるぞ。合言葉は「エリバさんってオルス?」自分の名前を使ったダジャレだ。まぁそいつについていけば面白いことがあるぞ。まぁせいぜいがんばるんだぞ。それでは!」
はぁ…
話なげぇ〜
まぁいいや。72階だよな。よし、72階っと。
「ポチ!」
「ビュゥゥゥゥゥゥン!!」
ウヒョォォォォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
早ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ソファの意味ねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・50分後…
「は!」
気絶してたのかな?どれくらい時間たったんだろう
ソファあってよかったぁ〜
72階。よし。開けるボタンを
「ポチ」
おぉ!開いた!!