表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
八本の剣を身に宿す漆黒の勇者  作者: 漆黒の勇者
1
4/23

三話


「あなたは、実力を隠して生活してください。この意味は、分かりますね?」


俺は分からなかったので素直に質問する。


「あなたは強すぎるんですよ。シャドウさん」

「え?そんな馬鹿な」


このギルドマスター、ユージといったか?弱すぎる。見る目がないようだな。殺すか。


「このギルドはもらうよ」

「…何を言って?」


俺は、椅子から立ち上がって、ユージの首筋に手を添える。


「死ねよ…」

「舐めるなや…」


ユージは、そう言った後すぐに消えた。俺が目を離したわけじゃない。まさか、瞬きしている間に…!?

気づいた時には遅かったのだろう。俺が周りを見渡した時、また首筋に添えたはずの手から目を離した時。

その手がひやりとした。


俺が勢いよく振り返ってみると、肘の先あたりから腕がなくなっていることが分かった。


「Σ(・□・;)‼︎」


冷や汗が流れる。と同時に自分の胸が突き刺されるような感じがした。俺は瞬時に後ろに飛び退く。


シュッーという音とともに、地面から、先ほどまで俺が立っていた場所に槍が飛び出た。


「クソが…殺す殺す殺す」


もう、先のユージの姿は見て取れなかった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ